到着ロビーから出発ロビーに移動し、再チェックイン。スカンジナビア航空はチェックインカウンター35-36と表示されています。
しかし、カウンター35-36に向かうと未だに前便のグリーンランド航空(私が乗ってきた便の折り返し便)の表示。列に並んでいる先客にスカンジナビア航空ですか?と確認をして私も並びます。
2時間半前になってチェックイン開始。チェックインカウンターは2つで、特に優先レーンはありません。
チェックインカウンターで荷物を預けようとしたところ、「あなたの荷物はあっちに持って行って」と言われて向かった先がこちら。到着に続いてまたODD SIZE扱いです。今までに何度も旅行に持って行っている65Lのバックパックですが、カウンターでチェックインできなかったのは初めてのこと。ここのスタッフが適当な対応だったのが少し気になったのですが、多分それが原因で、後々残念なことになります。
ボーディングパスは明日の乗り継ぎも含めて3便分が1つにまとまっている仕様。2便目以降はSASではなくオーストリア航空なのでこれで大丈夫かなと思いましたが、問題なくカイロまで使えました。
SASはなんとレイキャビク空港にはラウンジを用意していないとのことで、ラウンジが使える予約にも関わらず一般エリアで待つことに。夏の観光シーズンということもあり、制限区域は大混雑です。
搭乗時刻に合わせてゲートへ向かうと既に長蛇の列でしたが、これは優先搭乗でパス。観光路線だからか、優先搭乗の対象者はほとんどいないようでした。
今回利用したのはSAS Plusというクラス。スカンジナビア航空は、欧州域内路線ではビジネスクラスの設定が無く、その代替としてSAS Plusが設定されています。他社の欧州域内ビジネスとの違いといえば、真ん中の座席がブロックされないこと。つまり、座席自体は通常のエコノミークラスと全く変わりが無いことになります。エコノミーとの違いは優先搭乗、ラウンジ、機内食の有無といったところでしょうか。
搭乗は時間通りに終了したものの、荷物の搭載に時間がかかっているとのアナウンスがコックピットから入ります。結局、定刻より約30分遅れで出発。
機内食はボックス型の包装で出されました。今までに経験したことのない形です。
開けてみると中にはチキンサラダが。選択肢はこの1択のみでした。
食後、免税販売の冊子に目を通していると気になったのが、ズラタン・イブラヒモビッチの香水。まさかこんなところで彼がサイドビジネスを行っているとは。
オスロに到着したのは23時。ここまで南下すると流石に夜は真っ暗になります。
この日は荷物を引き取って空港近くのホテルに向かうだけだったのですが、荷物がいつまで待てども出てきません。今度こそロスバゲのようです。
オスロはSASのホーム空港ということもあって対応体制はしっかりしており、銀行でよくあるような番号札を受け取って自分の順番が呼ばれるのを待つ形式でした。
調べてもらうと、そもそも私の預け荷物がシステム上に登録された形跡がないので追跡しようがないとのこと。きっとケプラヴィーク空港のODD SIZE受付に放置されたままなのでしょう。とりあえず、見つかり次第日本の住所まで送ってほしい旨を伝え、保険金請求に必要な証明書を発行してもらいます。
空港から外に出たのは0:30を過ぎていました。ホテル行きの最終のシャトルバスが0:40なので、ギリギリセーフ。
今夜は空港近くのGardermoen Airport Hotelで1泊。
SASのロストバゲッジ受付カウンターでもらった生活必需品パックはこちら。シャツがXXLなのは北欧ならではのご愛嬌ということにしておきましょう。