この日は朝一番の高鉄に乗って桃園空港へ向かう必要があるため、それに間に合うように早めに出発。朝食もパスして5時半過ぎにはホテルをチェックアウトし、6:00台中駅発の在来線に乗車します。
10分ほどで高鉄の台中駅に到着。まだ店も開店前で、朝の静けさに包まれています。
唯一開店していたセブンイレブンで朝食用の弁当を購入してプラットホームへ。
朝一番の高鉄は台中始発。指定席を購入していましたが、これなら自由席でもよかったかもしれません。
乗車後、セブンイレブンの弁当で朝食。日本のコンビニ弁当と比べるとずいぶん質素です。
車窓。日本と何となく似た風景ですが、生えている木々が南国にいることを感じさせます。
40分で桃園駅に到着し、ここで空港行きのMRTへ乗り換え。
高鉄の桃園駅は地下、MRTの桃園駅は高架ですが、専用通路で繋がっているので大きな荷物があっても難なく移動可能です。当然のことながら空港アクセスのことがしっかり考えられている造りでした。
9:30発の那覇行きのフライトに合わせ、7:40頃にはピーチのチェックインカウンターに到着しましたが、待っていたのは長蛇の列。どうやら9:15発の関空行きのフライトもあるのがその理由のようです。那覇空港と違い、自動チェックイン機はありません。
那覇行きと関空行きで列は別々。関空行きの方はさらに奥まで行列が続いていました。
30分並んでようやくチェックインの順番が回ってきます。パスポートを渡すと、一人客だったためか非常口席のオファーを受けたのでもちろん承諾。窓側と通路側のどちらがいいかという希望まで聞いてもらえました。事前に指定すると結構な料金がかかるので、これはラッキー。
ピーチは桃園空港ではターミナル1を利用しており、プライオリティパスを所有していればラウンジが利用可能です。しかし、今回は持ってくるのを忘れてしまったため、出発エリア内をぶらぶらして時間つぶし。
とはいえ、特に買いたい物があるわけでもないので、早々に出発ゲートへ。ゲート前にはペットボトルの自動販売機があり、多くの人が購入していました。LCCならではの光景です。
定刻で搭乗開始。思いがけず非常口座席を確保できたおかげで、LCCでも快適なこの座席ピッチ。
機内は往路と違い中国語対応のクルーはいないようで、中国語の案内は録音の音声でした。往路のフライトがたまたまだっただけかもしれません。
離陸。
機内誌をチェックしていると、スカイライナーの割引券を発見。成田利用時にはよく使うので気になったのですが、当然ピーチ利用客しか使えず個人的にはメリットなし。そもそもピーチの乗客はほとんどが東京駅への格安バスか京成線の普通列車を利用して、スカイライナーには流れないようなイメージですが、この割引券の効果はどの程度でしょうか。
有料機内食のメニューも確認。そこまで法外な値段設定ではありませんが、この距離ならわざわざ機内で食べるほどではありません。注文している乗客もほとんどいませんでした。
窓のシェードは下から上に引っ張り上げるタイプ。あまり見かけない方式だなと思って後で調べたら、非常口座席のみこの仕様になっているようです。
先島諸島の上空を飛んでいきますが、残念ながら翼の上のため景色はイマイチ。
あっという間に那覇まで戻ってきました。
駐機場の奥には香港航空のA330でしょうか。那覇空港の国際線ターミナルはボーディングブリッジがあるはずなのに、なぜわざわざ沖止めになっているのかは不明です。
ピーチはLCCターミナルなので当然沖止め。
降機後は歩いてターミナルへ。どう見ても倉庫にしか見えません。
このフライトは行きと違い乗客のほとんどが台湾の方でした。そのため、入国審査場では日本人用ブースが1カ所、外国人用ブースが2カ所の運用だったのですが、日本人の列は数名しか並んでいないのに対して外国人の方は大行列。
おかげで、メインターミナルへ向かうバスも混み合う前に乗車することができました。