会社を7時過ぎに出て、品川での飲み会をこなした後で羽田空港へ。つい長居してしまったため、タクシーで空港まで向かいました。
ワンワールド派がペルーに行くための選択肢はJAL+AAでほぼ一択です。私も例に漏れず、JALでサンフランシスコまで行き、そこから先はAAで4レグかけてリマまで向かいます。JALのこの便は仕事後にそのまま利用出来るのでサラリーマンには使い勝手が良く、太平洋横断時にはいつもお世話になっています。
タクシーで空港に着き、事前に宅配していた荷物を受け取ってからJALのチェックインカウンターに着いた時点で出発予定時刻の45分前、結構ぎりぎりで人はほとんどいません。
ラウンジに立ち寄って10分でシャワーだけ何とか済ませ、即ゲートへ。サンフランシスコ線はいつもラウンジの目の前のゲートなので助かります。
今回初めてファーストの真後ろに1列だけある5列目の席を取ってみました。ただでさえ他の席に比べてプライベート感があるのに加え、この日の乗客は7席中私も含めて3名のみと、ほとんど寝て過ごす深夜便にはぴったりの快適な環境です。
離陸してすぐの食事は深夜便なので軽食のみです。メニューには「コーンスープ」「鴨とフォアグラとレンズ豆のパテ」「サーモンムースのカナッペ」と3種記載がありましたが、写真でわかる通りどれも本当に少しずつなので、この路線は乗ってすぐの食事には期待せずに、搭乗前にラウンジ等でしっかり夕食を取っておくのが正解でしょう。
最初の軽食以降は、アラカルトメニューから好きな時に食事の注文が可能です。軽食が本当に少しだけだったので、そのままブリの漬け丼も注文。こちらは味がしっかり染み込んでいておいしかったです。
その後は座席上に収納されているマットレスをセットし、すぐ就寝。途中、到着前の食事で一度起こされたような気がしますが、眠気が勝り食事をパスすると、気づいた時には既に北米大陸上空、サンフランシスコ到着直前です。前方キャビンだったおかげか、周りの音も気にならず快適に7時間ほど睡眠をとることが出来ました。
というわけで、ほとんど寝ていただけでサンフランシスコに到着。隣には日本から撤退してしまったVirgin Atlanticとその奥にair berlin。
実は、直近2度ほどこのフライトに乗った時はサンフランシスコ到着がBAのA380到着の直後で、イミグレの大行列にぶつかっており今回も覚悟していたのですが、ラッキーなことにBA便が遅延かスケジュール変更かで到着しておらず、イミグレの列は0でした。
そして驚いたことに、最近はアメリカの入国審査時には必ず別室送りになっていたのですが、今回からは観光ビザを取得したおかげか、型通りの質問だけで難なく通過出来ました。今までは別室送りを見越して、アメリカに国際線で到着した時の乗り継ぎには最低3時間は余裕を見ていたところ、今後も別室送りにならないのであればその必要も無くなるかもしれません。ビザの有効期間である10年間これが続くのであれば、160ドルのビザ代も安いものです。