アシアナ航空はエコノミーを含めても初めての搭乗です。一応SKYTRAXの5スターエアラインということで、近距離線ですが結構期待しながら出発階に向かいます。
チェックインカウンターに向かおうとすると、スタッフに自動チェックイン機に誘導されます。パスポートを渡すと、画面操作は全てスタッフがやってくれました。機械を使い慣れていない乗客も多いでしょうから、操作をしてもらえること自体は良いサービスだと思うのですが、座席希望を伝える隙も無く通路側で確定されてしまいます。「窓側が良かったんですが・・・」と伝えると、あからさまに面倒くさそうな顔。結局交換してもらえましたが、第一印象はあまり良くありませんでした。
預け荷物がある乗客以外は自動チェックイン機で完結するので、チェックインカウンターは空いています。
出発階全景。右端に写っているのが自動チェックイン機です。
出発階から1階上に上がると大韓航空のラウンジと隣り合ってアシアナ航空のラウンジがあります。事前のリサーチ通り、出国審査前にありました。
日系の国内線ラウンジのような雰囲気。食事類は大連のCZラウンジと同じようなレベルでした。長距離線がたくさんある仁川ならもっと豪華なのでしょうが、東アジア内路線しかないような金浦ではこのレベルで良いのでしょう。最初は空いていましたが、羽田行きの30分後に上海行きもあったせいか、出る頃にはほとんど席が埋まっていました。
出国審査があるため時間に余裕を持ってゲートへ向かいましたが、セキュリティチェックが混雑しており、ゲートへ着くと既にエコノミークラスのボーディングが始まっていました。CZと違い優先搭乗レーンが用意されていたので、ありがたく利用させて頂き機内へ。
行きのKEと違いほぼ満席でした。日本語を話せるクルーの割合がKEより多いことに加え、日本人クルーも1名乗っています。1便だけで判断はできませんが、英語・韓国語のわからない日本人にはKEよりも優しそうです。
席に着くとすぐにメニューが配られます。行きのKEは2種類からの選択でしたが、こちらは3種類。
メニューを読んだ限り韓国料理と思われるチキンを選択。離陸してすぐにサーブされましたが、これが大外れ。見た目からしてあまり美味しくなさそうだなと思ってしまっていたのですが、案の定チキンはほとんど味が付いておらず、米もパサパサです。サラダだけ頂き、メインはほとんど残してしまいました。
食後は揺れがおさまらず、ホットドリンクのサービスも中止に。シートはKEのそれと似ており問題ありませんでしたが、初のアシアナフライトはなんとなく消化不良のまま羽田に着いてしまいました。