Out of Office 旅に出よう

とあるサラリーマンの週末旅行記録

10日目:エミレーツ航空 EK318 ドバイ(DXB)〜成田 ビジネス

乗り継ぎ用のセキュリティチェックを通過して出発フロアへ。そのままラウンジへ直行します。

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実はエミレーツのドバイのホームラウンジを利用するのは初めてです。噂に違わず、とてつもない規模のラウンジでした。あれだけA380を運用しているのだからラウンジ利用者も多いはずで、大規模な施設が必要になるのは当然ですが、今まで訪れた世界各地の空港ラウンジでもここの広さは桁違い。

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フードコーナーも1カ所ではなく、ラウンジ中に何カ所も設置されています。

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ただ、置いてあるフード類の内容はどこも基本的に同じ。

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しかし、広いからといって設備が充実しているかというと、必ずしもそうではなく、シャワーなどは非常に簡素。ドライヤーは個室内には設置されておらず、トイレの洗面台横に設置されているものを使うしかありません。

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奥の方にはシャンパンバーもありました。この辺りまで来ると静か。

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なんと、COSTA COFEEまで入っています。コーヒーもパンも当然無料。

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ラウンジの外は、深夜でも免税店が大賑わい。これぞドバイといった光景です。

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余裕を持ってラウンジを出たつもりでしたが、空港が広すぎ、ゲートに着いた時にはもうファイナルコール。

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搭乗。今回の機材はA380ですが、直接2階部分へ接続されているボーディングブリッジはありませんでした。

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そのため、1階で搭乗してから階段を上がって2階へ。深夜2:40発のフライトですが、クルーの挨拶がGood morningなのには若干の違和感があります。

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ANAと似たスタッガード型のシートです。一見豪華ですが、もう既にA380が導入されて10年近く経つこともあり、読書灯が壊れて点灯しなかったりと、シートの細かい部分では年季が感じられるところも。

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座席脇には飲み物のストックがあるのですが、常温のため水を除いては余り実用性はありません。

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私の座っていたエリアの担当はブルゾンちえみにそっくりの日本人だったのですが、斜め前に座っていた日本人の中年女性客が座席を窓側に変えてくれないか?と頼んでいたものの、「満席なので無理です。どうしても窓側が良ければ、自分で窓側に座っている乗客と交渉して下さい。」とあしらっていたのはさすが外航のクルー。JALANAのサービスに慣れている人からすると耐えられないでしょう。

離陸。A380の2階席は外が見えにくいのが難点。

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食事メニュー。このページを読むと、随分と格式高い懐石料理がサーブされるのかと思いきや、実際はそんなことはありません。

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離陸後にサーブされるのは簡単な軽食。

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到着前の食事はドバイ時間に合わせて朝食のようです。

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離陸後の食事は寿司。ドバイ発なので想定できたことですが、機内食の寿司はあまり美味しいものはありません。

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デザートのエッグタルト。

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食事が終わってもまだ東京までは8時間あります。

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窓のシェードはボタン式。

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食後は眠さもピークなのですぐに横になり、北京上空近辺でクルーに朝食だと起こされるまで眠ることが出来ました。

起こされたはいいのですが、なかなか食事は出て来ず、やっと持ってこられた時にはもうソウル上空。A380はただでさえビジネスの座席が多く、この日は満席だったので準備に時間がかかるのは理解できるのですが、それならもう少し遅くまで寝かせてほしかったというのが正直なところ。

朝食は和食の懐石弁当を選択しました。ドバイ搭載の和食ということでそこまで期待をしていなかったせいか、10日間和食から離れていたせいか、満足できる内容でした。

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食事が終わる頃にはもう朝鮮半島も通り過ぎて、日本が近づいてきています。

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到着前に斜め前の例の日本人中年女性客のところにクルーが寄ってきたので何かと思いきや、ツアー添乗員からの伝言を伝えに来ていたようでした。以前JALに乗った時は、エコノミー客であるツアー添乗員が堂々とビジネス区画に入り込んでツアー客に挨拶していたことに違和感を覚えたのですが、エミレーツはその辺りはしっかりしているようです。

田園風景が見えてきたら成田への着陸も間近。

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成田に到着。降機した瞬間に感じる蒸し暑い空気で、日本に戻ってきたことを実感します。これで夏休みの旅行も無事終了です。

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9日目:エミレーツ航空 EK924 カイロ〜ドバイ(DXB) ビジネス

オーストリア航空が到着したのは、エジプト航空をはじめとするスターアライアンス系の航空会社が集中しているターミナル3。エミレーツの発着はターミナル2なので、ターミナル移動をする必要があります。

一度エジプトへ入国して自力でターミナル2へ移動をするという手もあるのですが、ビザ代ももったいないので、手続きが複雑という評判のあるエアサイドのターミナル間移動を試してみることに。幸い乗り継ぎ時間は4時間半ほどあるので、少しのトラブルがあったとしても問題はありません。

まずはターミナル3のトランスファーデスクへ。スターアライアンスのカウンターしかありませんが、乗り継ぎエアラインに関係なく対応をしてもらえました。

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ここでは乗り継ぎフライトの便名、預け荷物の有無を確認されます。私はオスロでロストバゲッジの憂き目にあっているため預け荷物はありませんでしたが、ある場合にはタグを渡すと空港スタッフがターンテーブルまで取りにいってくれる様子。最近は別冊航空券の場合バゲッジスルーが出来ないケースが増えているので、これは助かります。

ここのスタッフは仕事ぶりがひどいという評判もあったのですが、この日の責任者はアラブ人らしからぬきっちりとした対応のできる人で好印象。

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ターミナル2への移動の車を呼ぶから10分ほど待つように指示され、カウンター脇で待機。実際には10分では車は来なかったのですが、スタッフは逐一車の運転手に電話連絡をして最新の状況を教えてくれるので、忘れられているのではないかという心配をすることもなく安心出来ます。

結局20分ほど待ってから、スタッフに連れられて車の乗り場へ向けて移動。

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外に出ると、バンが待っていました。バンに乗ったところでターミナル3の優秀なスタッフとはお別れし、乗客はドライバーに引き渡されます。

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バンでの移動は3分ほどで、すぐにターミナル2に到着。

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建物に入るとすぐ正面にはイミグレーションがあるのですが、そこには進まず、脇のエレベーターに乗って上の階へ。

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上の階には、乗り継ぎカウンターがありました。ここにいるスタッフにパスポートを預け、その後はひたすら待機です。カウンターのスタッフもパスポートを集めると姿を消してしまい、完全に放置されるので不安になります。

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結局カウンター前で1時間半放置され、16:30頃になってやっとボーディングパスとパスポートを受け取ることができました。どうやら空港スタッフがエミレーツのチェックインカウンターまで行って手続きをしてくれた様子。預け荷物もこのタイミングでスタッフに渡せば再チェックイン可能のようでした。チェックインカウンターがオープンするまでは手続きをすることが出来ないため、早く着きすぎると乗り継ぎカウンターで放置される羽目になるようです。

やっとのことで出発エリアへ。

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自社ラウンジを設置していたのはサウディアのみで、エミレーツは各エアライン共用ラウンジを利用していました。ここはプライオリティパスでも入室可能です。

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フード類はそんなに食指が動くものはありません。

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やっと搭乗時刻が近づいてきました。ターミナル2は昨年に改装してばかりということもあり、まだ綺麗。

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ゲートに到着すると既に一般搭乗が始まりエコノミーの長蛇の列が出来ていたので優先搭乗を逃したかと思いきや、ファースト&ビジネスクラスは少し離れた場所からの搭乗でした。

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搭乗。エミレーツといえば保有機材がB777A380しかないという恐ろしいエアラインですが、この路線はB777です。

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窓側に座った場合、他人を跨がないと通路に出られない点はマイナスポイントですが、シートピッチやスクリーンの大きさは十分。当然シートはフルフラットになります。

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左上の便名表示が間違っているのはご愛嬌。

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各シートにタブレットも装備されています。

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離陸前にウェルカムドリンクを配って周っていたのは日本人のクルーでした。ドバイで生活しているなんてご苦労様なことです。

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夕暮れの中を離陸。カイロ空港は約5時間の滞在でした。

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機内食メニュー。メインはラム、ビーフ、チキンの3種類。選択肢に魚や野菜料理が一切無いあたりが、肉料理が好まれるイスラム文化圏のフライトであるということを感じさせます。

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せっかくなので名前からアラブ料理であることが想像できるラム料理をチョイス。ナスの肉詰めといったところでしょうか。美味しく頂きました。

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食後はフルーツ。盛り付けはもう少し改善の余地がありそうです。

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食後、トイレに立ち寄ると、全て南アジア系の言語で書かれた水洗ボタンの注意書きが目にとまりました。インドやパキスタン便では出稼ぎ労働者が多く乗っているのでしょうが、まだ水洗トイレの文化に触れたことが無い人もそれなりにいるということでしょう。

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食後は少し眠ります。グリーンランドを出てから5便目にしてやっとフルフラットの機材にあたったのでゆっくり休息。しかし、このシートは隣の席に座っている乗客がスクリーンで映画などを見ている場合、明かりがかなり漏れてきて眩しいのが難点。逆に言えば、こちらがスクリーンを使って何か見ている時は、その画面が隣の席の乗客から丸見えということになります。

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ドバイの到着はバスゲートでした。グラウンドスタッフも慣れたもので、ビジネスクラスの乗客は専用のバスに誘導されるのですが、全員がバスに乗り終えるまでエコノミーの乗客を降機させないため、決してエコノミーの客がビジネスのバスに紛れ込んでくることはありません。

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9日目:オーストリア航空 OS863 ウィーン〜カイロ ビジネス

出国審査を済ませたらラウンジへ。 

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あまり広くはありませんが、利用客も少ないのでそんなに狭苦しい印象は受けません。

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食事類のラインナップは以前に利用したシェンゲン域内線ラウンジとほとんど変わらず、ホットミールはスクランブルエッグのみという寂しい状況でしたが、違いといえばこの掲示があったことでしょうか。わざわざレセプションへ出向いてまでカップヌードルを欲しいとは思いませんが、中国語で記載がされているあたりが示唆に富んでいます。

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雑誌は韓国語、中国語、ロシア語の用意がある一方で日本語が全く無いのは少し残念。2018年から成田への直行便が再開されれば日本語雑誌も戻ってくることでしょう。

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眺めはいいラウンジです。奥にオーストリア航空の機材が並ぶ一方で、手前に駐機しているのはイスラエルのエルアル。

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搭乗時刻が近づきゲートへ。ちょうどチャイナエアライン台北行きも出発が間近だったようで、カイロ行きのゲートへ向かおうとすると台北行きのゲートを指差した係員にあなたはこっち!と誤誘導されそうになりました。

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係員に台北行きの乗客ではないことを告げ、カイロ行きのゲートへ。このターミナルは各ゲート前でセキュリティチェックを受ける方式でした。前回はそうではなかったので、シェンゲン域内/域外で違いがあるのかもしれません。

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セキュリティチェック後は大混雑で、座る場所もありません。搭乗時刻ギリギリまでラウンジにいて正解でした。ちょうど優先搭乗が始まったタイミングだったので、ゲートに殺到するエジプト人をすり抜けて搭乗。

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機材はA321。ビジネスクラスは前方2列のみでしたが満席。エコノミークラスもかなりの搭乗率でした。エジプト人が大半でしたがクルーとはドイツ語で話す人も多かったので、移民の里帰りという感じでしょう。

着席後、エジプト人の乗客が「機内に蜂がいる!」と騒ぎ始めたのですが、経験の長そうな女性クルーがティッシュペーパーを片手に落ち着いて捕獲。ベテランクルーはやはり頼りになります。

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隣に駐機していたのが例のチャイナエアライン台北行き。最新鋭のA350です。

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台湾の機材なのになぜ"mikado"?と不思議に思っていたのですが、調べてみたところSyrmaticus mikado = ミカドキジという台湾固有のキジの名前だそうです。

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離陸。

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この路線ではメニューが配布されました。メインはインドカレーかパスタの2択です。

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最初はナッツがサーブされました。

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続いて前菜とメインが一緒に。なぜかメニューには載っていなかったチーズも出てきます。メインはインドカレーにしましたが、パイナップルが入っているのが斬新。インド人にしてみれば失笑ものかもしれません。

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こういう座席の場合、真ん中の座席のテーブルがドリンク置き場になります。

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食後はデザート。ここまで三角形の食器が使われており、統一感は完璧です。

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外を見るとバルカン半島上空を飛行中。よく晴れ渡っています。

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そのままエーゲ海へ。こちらはリムノス島。

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キオス島。すぐ向こう側の陸地は島ではなく、トルコの本土から飛び出している半島です。これだけトルコとギリシャが近ければ、難民がボートで渡ろうという気になるのもわかります。

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地中海を越えてエジプトへ。

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カイロが近づいてきました。1,000万人近くの人口を擁する、アラブ世界最大の都市です。

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アラブの春の重要な舞台になったタハリール広場もよく見えます。

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カイロ上空を大きく旋回しながら降下。

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カイロ空港に到着。この後はエミレーツに乗り継ぎです。

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9日目:オーストリア航空 OS332 オスロ(OSL)〜ウィーン ビジネス

結局ホテルで寝られたのは3時間ほど。朝5時過ぎにはシャトルバスに乗って空港に戻ります。

大空港らしく大きな掲示板に行き先がずらっと並んでいます。ほぼ全てヨーロッパの域内線ですが、ドブロブニクサントリーニ、イラクリオン、スプリト、ロードス、アリカンテといった地中海沿いのリゾート都市への直行便が目立つあたりが北欧の空港らしいところでしょうか。

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ボーディングパスは既に手元にあり、預け荷物もロストされてしまったので、チェックインカウンターに立ち寄る必要はありません。そのまま制限エリアへと向かいます。その際、SAS用のファストトラックがあったので当然使えるものと思いましたが、バーコードをかざすと弾かれてしまいました。どうやらスターアライアンス他社の利用客はファストトラックの対象外のよう。

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制限エリアに入ったら、そのままスカンジナビア航空のラウンジへ。

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朝から賑わっています。

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奥にはスターアライアンスゴールド専用エリアもあります。以前にフランクフルト空港でも思ったことですが、上級クラス利用者よりも上級会員を優遇するのは不思議な感じです。ワンワールドではBAのヒースロー、QRのドーハなど逆パターンはあるものの、このパターンは無いはず。

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北欧らしいスタイリッシュなデザインの空港です。

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ウィーン行きのゲートはこちら。

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どうやらバスゲートのようです。

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雨が降っている中を急いで搭乗。

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機材はエンブラエルのE195。2-2の座席配置で、ビジネスクラスの場合は2席を独占できるため通常の3-3の座席配置の機材よりも広々としています。

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機内食。朝食としては十分でした。三角形の食器類がオーストリア航空の特徴です。

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離陸時は雨でしたが、ウィーンが近づくと晴れてきました。いかにもヨーロッパという風景の中を下降。

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到着もバスゲート。ウィーンでの乗り継ぎは70分しかありませんが、ヒースローやCDGのような大空港ではないので、特に乗り継ぎの心配はありません。

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8日目:スカンジナビア航空 SK4786 レイキャビク(KEF)〜オスロ(OSL) SAS Plus

到着ロビーから出発ロビーに移動し、再チェックイン。スカンジナビア航空はチェックインカウンター35-36と表示されています。

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しかし、カウンター35-36に向かうと未だに前便のグリーンランド航空(私が乗ってきた便の折り返し便)の表示。列に並んでいる先客にスカンジナビア航空ですか?と確認をして私も並びます。

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2時間半前になってチェックイン開始。チェックインカウンターは2つで、特に優先レーンはありません。

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チェックインカウンターで荷物を預けようとしたところ、「あなたの荷物はあっちに持って行って」と言われて向かった先がこちら。到着に続いてまたODD SIZE扱いです。今までに何度も旅行に持って行っている65Lのバックパックですが、カウンターでチェックインできなかったのは初めてのこと。ここのスタッフが適当な対応だったのが少し気になったのですが、多分それが原因で、後々残念なことになります。

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ボーディングパスは明日の乗り継ぎも含めて3便分が1つにまとまっている仕様。2便目以降はSASではなくオーストリア航空なのでこれで大丈夫かなと思いましたが、問題なくカイロまで使えました。

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SASはなんとレイキャビク空港にはラウンジを用意していないとのことで、ラウンジが使える予約にも関わらず一般エリアで待つことに。夏の観光シーズンということもあり、制限区域は大混雑です。

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定刻通りにオスロからのSAS便が到着。

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搭乗時刻に合わせてゲートへ向かうと既に長蛇の列でしたが、これは優先搭乗でパス。観光路線だからか、優先搭乗の対象者はほとんどいないようでした。

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今回利用したのはSAS Plusというクラス。スカンジナビア航空は、欧州域内路線ではビジネスクラスの設定が無く、その代替としてSAS Plusが設定されています。他社の欧州域内ビジネスとの違いといえば、真ん中の座席がブロックされないこと。つまり、座席自体は通常のエコノミークラスと全く変わりが無いことになります。エコノミーとの違いは優先搭乗、ラウンジ、機内食の有無といったところでしょうか。

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搭乗は時間通りに終了したものの、荷物の搭載に時間がかかっているとのアナウンスがコックピットから入ります。結局、定刻より約30分遅れで出発。

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機内食はボックス型の包装で出されました。今までに経験したことのない形です。

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開けてみると中にはチキンサラダが。選択肢はこの1択のみでした。

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食後、免税販売の冊子に目を通していると気になったのが、ズラタン・イブラヒモビッチの香水。まさかこんなところで彼がサイドビジネスを行っているとは。

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オスロに到着したのは23時。ここまで南下すると流石に夜は真っ暗になります。

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この日は荷物を引き取って空港近くのホテルに向かうだけだったのですが、荷物がいつまで待てども出てきません。今度こそロスバゲのようです。

オスロSASのホーム空港ということもあって対応体制はしっかりしており、銀行でよくあるような番号札を受け取って自分の順番が呼ばれるのを待つ形式でした。

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調べてもらうと、そもそも私の預け荷物がシステム上に登録された形跡がないので追跡しようがないとのこと。きっとケプラヴィーク空港のODD SIZE受付に放置されたままなのでしょう。とりあえず、見つかり次第日本の住所まで送ってほしい旨を伝え、保険金請求に必要な証明書を発行してもらいます。

空港から外に出たのは0:30を過ぎていました。ホテル行きの最終のシャトルバスが0:40なので、ギリギリセーフ。

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今夜は空港近くのGardermoen Airport Hotelで1泊。

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SASのロストバゲッジ受付カウンターでもらった生活必需品パックはこちら。シャツがXXLなのは北欧ならではのご愛嬌ということにしておきましょう。

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8日目:グリーンランド航空 GL710 ヌーク〜レイキャビク(KEF) エコノミー

グリーンランド最終日にしてやっと雲の間から少し日差しが出ています。ずっと雲に隠れていたUkkusissatもようやく姿を見ることが出来ました。

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レイキャビク行きのフライトは9:55発。宿のレセプションに頼んで8時にタクシーを呼んでもらい、空港へ向かいます。

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来るときはエアアイスランド・コネクトでしたが、帰りはグリーンランド航空です。レイキャビクから先はスカンジナビア航空に乗り継ぐのですが、別航空券ということもあり、荷物のスルーチェックインは出来ませんでした。

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グリーンランドの首都空港ですが、1日の便数は数えるほどしかありません。それもほとんどがカンゲルルススアーク行き。ヌークの地形では長い滑走路を建設できないという事情もあり、グリーンランド航空はカンゲルルススアークをハブ空港としています。

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出発時刻である9:55になってやっと搭乗開始。

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なぜか機材はグリーンランド航空ではなく、DAT (ダニッシュ・エア・トランスポート)のものでした。どうやらウェットリース機の模様。

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なんと座席は自由席でした。搭乗率は50%程度。

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小型機なので搭乗もあっと言う間に終了し、待ち時間もなくすぐに離陸。

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ヌーク市街地の上空を旋回しながら上昇していきました。

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あっという間にグリーンランドの大地は雲の下に。雲の上はこんなに晴れ渡っているのでした。

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この機材、各座席に灰皿が取り付けられています。当然今は禁煙ですが、昔の名残でしょう。後から調べてみると、1987年にサービスインした既に機齢30年の機体でした。まさかこの年齢になって自分より年上の機体に搭乗することになるとは。

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グリーンランド航空は往路のエアアイスランド・コネクトと違い、機内食は無料でサーブされます。まずはクッキー。

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その後、特に選択肢はなくこのハムチーズサンドイッチを渡されました。まあ何も無いよりはマシといった程度。

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機内誌はグリーンランド航空のものが用意されています。

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どうしても気になってしまうこの岡山の小島秀夫さんTシャツ。

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他にも、グリーンランドのバンドが日本で公演をしたという記事もありました。

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路線図。グリーンランドの主要都市はほとんど島の西岸に寄っていることがわかります。

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食後、アンケートが配られました。アンケート回答者から抽選で3名に5,000クローネ分のグリーンランド航空バウチャーをプレゼントとのことですが、当選しても使い道に困りそうです。

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内容はアイスランド路線に特化したもの。グリーンランド航空の飛ばす路線では唯一、他社と競合する路線となるので、顧客の声にしっかりと耳を傾けようということでしょうか。

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アイスランドが見えてきました。

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最初にアイスランドに着いた時には荒野にしか見えなかったのですが、グリーンランドを訪れた後だと緑豊かな大地に見えるのは不思議なもの。

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到着。ミニチュア模型のようなカラフルな色の機体です。

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小型機なので当然バスゲート。

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預けた荷物がターンテーブルでいつまでも出てこないなと思いながら待っていると、ついに全て荷物が出て来たのか止まってしまいました。これはロスバゲか?と思い周囲を見渡すと、バックパックだけが無造作に積み重ねられたエリアが。私のバックパックもここに埋まっていました。1週間前にフィンエアーで到着した時は普通に出てきたのですが、空港職員の気まぐれでしょうか。

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ヌークで荷物のスルーチェックインが出来なかったので、一度制限エリアから外に出て、再度チェックインし直しです。

7日目:ヌーク町歩き (2)

朝起きると、残念ながらこの日も曇り。登る予定だったUkkusissatの山頂は分厚い雲の中です。

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半日あれば登れる程度の簡単な山らしいので、午後から晴れてくることを期待して、まずは町歩きへ出かけることに。

ヌーク港の全景。ヌークは空港が小さく大型輸送機の離発着が出来ないため、コンテナ船も接岸可能なこの港が町の生命線です。

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港の奥を見ると雲はますます分厚くなり、マンションまで靄に包まれている様子。これは今日も登山は厳しいかもしれません。

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気を取り直してまた中心部へ。このカテドラルは数少ないヌークの観光名所の一つのはずですが、残念ながら鍵がかかっていて入れず。

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カテドラルの脇の丘に建っているのはハンス・エゲデの像。18世紀にグリーンランドキリスト教を布教したノルウェーデンマーク人の宣教師です。言ってみれば、彼の到来がデンマークによるグリーンランドの植民地化の始まりなわけですが、その人物の彫像がこうして残っているのは皮肉なものです。

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海沿いを歩いていると、何か不思議なものを見つけました。

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人魚姫の像でしょうか。デンマークの首都コペンハーゲンにあるものと比べるとずいぶんワイルドな雰囲気です。後で通りがかりの現地人に聞いてみたところ、先住民が信仰している海の女神とのことでした。

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続いてグリーンランドのナショナルミュージアムへ。

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案内図を見るとわかる通り、複数の建物が敷地内に点在しています。

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イヌイットの伝統的な正装。色使いが鮮やかです。

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こちらは普段着。イメージですが、日本の戦時中の服のような?

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100年ちょっと前までこうした生活をしていたと思うと、時の流れは早いものです。

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グリーンランドでは農耕を発展させるのは難しく、もっぱら狩猟によって生計を立てていた先住民。肉だけでなく、牙や骨も加工して活用していたようです。

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もちろん毛皮も。イラストがあるおかげでわかりやすい展示です。

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他にもグリーンランドの歴史が先住民時代からデンマーク人到来後まで細かく展示されており、なかなか興味深い博物館でした。展示内容も多く、結局3時間ほど滞在。

博物館を出るともう正午を回っていたので、ランチを済ませたら、天気は回復していませんが路線バスに乗って山の麓へ。ヌークは路線バス網がしっかり整備されており、足のない旅行者にとっては助かります。運賃はどこまで乗っても1回15クローネ。

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町の中心部からは1番のバスで15分ほど。

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ヌークの地図でいうところの、右下の緑色の部分にやってきました。

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この辺りは、ヌークの人口が増えすぎたために新たに開発された新興住宅地という様相。

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岩肌にまだ新しそうな住宅が立ち並びます。

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学校もおしゃれな建築。

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しかし、目指す山はまだ雲の中でした。

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残念ですが山頂に登るのは諦め、コース途中にあるというQallussuaqという湖まで歩いてみることにします。ここでもmaps.meが大活躍。

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意外と近く、麓の町から15分ほどで到着しました。風もないので音が全くなく、静寂に支配された不思議な空間。

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本来登る予定だった山はこっち。

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少し青空は見えてきてはいるのですが。。。

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雲が不思議な形になりました。どうしても山側からは退いてくれなさそうです。

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もはやここまで。下山します。

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最後の最後で少し残念でしたが、これでアイスランドグリーンランド旅行も終わり。明日から2日間・6フライトを乗り継いで東京まで帰国の途につきます。