Out of Office 旅に出よう

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記

2日目:ユジノサハリンスク滞在 (2) ガガーリン公園、山の空気展望台

郷土博物館を後にしてやって来たのは、ガガーリン公園。ユジノサハリンスク最大の公園で、この日は週末だったこともあり、地元住民で大賑わいでした。入り口で出迎えてくれるのは、公園の名の由来であるソ連の宇宙飛行士ガガーリンの像です。

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入り口近くには一部日本語の看板もありましたが、詳細は不明。

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園内を進んで行くとイベント会場が。

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世界中で大人気のミニオンはサハリンにも到達済み。

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どうやら、子供達の武道の披露会のようでした。空手と似ている気もしますが、ロシアの武道でしょうか。

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最後にこうやってロシア国旗を高々と掲げるあたりには日本人との感覚の違いを感じます。日本ではまずありえない光景でしょう。

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公園内には怪しい自動販売機を発見。機材自体は日本の中古品なのでしょうが、商品のラインナップまで日本語で書かれたものばかりなのはどういうことなのでしょう。

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そして、ガガーリン公園の目玉といえばこの子供鉄道。ロシア国鉄の完全バックアップのもと、池の周りを一周する線路を子供達が列車で運転できるというアトラクションです。子供騙しではなく本格的な車体で、かなり力が入っています。

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遊園地コーナーもあります。かなり年季の入った遊具ばかりですが、ユジノサハリンスク唯一の遊園地ということでここも賑わっていました。

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ちょっと怖い気もしますが、地元の若者は気にせず大はしゃぎ。

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ガガーリン公園を南側のゲートから後にすると、北海道センターなる建物がありました。

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入居テナントをみると、日本領事館、三井物産北海道庁事務所等が入っており、日本村を形成しているかのよう。地理的・歴史的な背景から、サハリンは今までに訪れたロシアの他地域に比べて日本の存在感が格段に大きい土地です。

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北海道センターの向かいにあったレストランで昼食。立地的に外国人客もよく来るのか、若いスタッフが英語が話せたので注文も簡単で助かりました。

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続いて立ち寄ったのは栄光広場。

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ロシアの地方都市なら必ず1つある、第二次世界大戦戦没者慰霊碑です。デザインも他都市とほとんど同じ。

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ただし、建てられた銅像は独特。突撃する兵士と撃たれている兵士は、戦闘の激しさを表現したかったのでしょうか。

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栄光広場から更に南へ10分ほど歩くと、ロープウェイ乗り場に到着。このロープウェイに乗ると、市街地東側の丘の上に位置する、その名も「山の空気」展望台に向かうことができます。

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まずはチケット売り場で乗車券を購入。途中に乗り継ぎ箇所があり2区間に分かれているので、頂上まで行きたい場合はそのように伝える必要があります。

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冬はスキー場になるようです。というよりも、展望台よりもスキー場の方が本業なのでしょう。

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8人乗りのゴンドラ。週末だったにも関わらずガラガラですぐに乗車できました。

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そこまで傾斜はきつくなく、緩やかに斜面に沿って上昇。

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5分ちょっとの乗車時間で乗り継ぎ時点に到着。

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2区間目は少し傾斜も上がります。

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更に5分ほどの乗車で頂上に到着。頂上にはカフェテリアや子供向けの遊具設備などがあり、ちょっとした公園のようになっています。

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各地までの方角と距離を表した標識があったのですが、日本で唯一表示されていたのは北海道のルスツリゾートでした。スキー場繋がりでしょうか。

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展望台という名に相応しく、ユジノサハリンスクの街が一望できます。分厚い雲に覆われて青空が見えないことだけが残念。

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市街地の建物でも特に目立つのは、サッカースタジアムと大聖堂。どちらもロープウェイ乗り場から近そうなので、降りたら立ち寄ってみることにします。

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街の端には空港と滑走路も確認できました。

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頂上はそこまで広いわけでもなく、特段散策が出来そうなコースも無かったので、20分ほどの滞在で早々に下山。早速頂上から見えたスタジアムへ行ってみました。

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残念ながら敷地内へは入れませんでしたが、外からでも中の様子は丸見え。現在オフシーズンなのか、芝生の張り替え中のようでした。

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そして大聖堂。まだ建設されてそこまで年月も経っていないような、新しそうな建物です。

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正面に描かれるのは特大サイズのキリスト像。内部は写真撮影禁止だったのですが、お祈りをしている現地住民の方も多く、荘厳な雰囲気で思わず背筋がピンと伸びるような場所でした。内装も煌びやかで一見の価値ありです。

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最後は大聖堂の隣りの勝利広場。ここでも戦車が中央に鎮座しているなど、日本の街並みに比べて"戦争"を意識させるモニュメントの数が格段に多いのはロシアの街の特徴でしょう。

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これでこの日の散策は終了。ここまで歩いて来ると市内中心部まで少し遠いので、帰りはバスで帰ります。バス停には、ここに停車する路線番号と各路線の時間帯別の運行間隔が記載されているので参考になりました。

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それに加えて、スマートフォンがあれば市バスのウェブサイトから、各路線で今バスの車両がどの辺りを走行しているのかリアルタイムで確認することも出来、非常に便利。こんなロシアの片田舎の街で先進国顔負けのサービスが提供されていることには驚きです。

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この日の夕食は、極東とはいえせっかくロシアまで来たので、ロシア料理店に行ってみました。まずはボルシチサワークリームも欠かせません。

 

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そしてペリメニ。ロシア風水餃子のようなものです。

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翌日は郊外の街へ足を伸ばします。

2日目:ユジノサハリンスク滞在 (1) ベルカホテル、市内散策、郷土博物館

今回宿泊したのはBelka Hotel。鉄道駅から徒歩10分ほどの場所に位置しており、立地は良好。

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ログハウスを模したような造りになっており、全体的に清潔で悪くありません。天然ガス産出で景気が良いというサハリン固有の事情を考えれば、1泊約8,000円という値段はまあ妥当といったところでしょうか。

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日本人客が多いのか、エレベーターの上には正月飾り。既に8月なのですが。

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到着した日はもう遅かったので、夕食はホテル併設のレストランで。

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記念すべき1食目はロシアらしくビーフストロガノフにしてみました。機内食で少し腹を満たしていたので、これくらいでちょうど良い量。

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翌朝の朝食も同じレストランで。ビュッフェ形式でしたが、卵料理にハムといっただけではなく、肉料理や魚料理も置いてあり満足。もちろんロシア定番の黒パンも欠かせません。

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朝食を摂ったら、早速町歩きを開始します。初日はユジノサハリンスクの市内をぶらぶらすることに。

まずホテルを出て中心部に向かって歩いて行く途中に通りがかったのが、サハリンエナジー社のオフィス。日本の三井物産三菱商事も出資をしている、LNG生産プロジェクト"サハリン2"の運営企業です。現在のサハリン経済の牽引役となっていることもあり、ユジノサハリンスク市内でも立派なビルを構えています。

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中心部に向かうと、1945年までの期間の日本領で豊原と呼ばれていた時代の建築もちらほら。こちらは北海道拓殖銀行の豊原支店だった建物です。

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現在はサハリン州立美術館となっており、入口も裏側になっています。

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せっかくなので入場。確かに、内部の造りは銀行だった頃を彷彿とさせます。展示品の解説はロシア語のみで解読不能ですが、それでも建物見学の観点から入場してみる価値はあります。

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展示物自体は日本や朝鮮由来の展示物もいくつかありましたが、一番目を引くのはロシア正教のイコン。偏見が入っているとは思いますが、この一見不気味なところが、いかにもロシア・東欧の宗教という印象。

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こちらがユジノサハリンスクのメインストリート、レーニン通り。8月にも関わらずこの日は曇っていたせいかかなり寒く、昼間でも体感は15度くらい。とても半袖で過ごせるような陽気ではありません。

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続いてやって来たのはレーニン広場。もうソ連崩壊から30年近くが経過していますが、それでもここのレーニン像は健在です。

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広場の向かいにもソ連らしいモザイク画。なんとCCCPの表記がまだ残っていました。

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レーニンさんはこちらにも。

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広場の奥には、ネフチェゴルスク地震の追悼モニュメントがあります。ソ連崩壊の傷も癒えきっていない1995年に発生したこの地震では、サハリン北部のネフチェゴルスクという街が再建不可能なほどの壊滅状態になり、今でも街は打ち捨てられたままになっているそうです。

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レーニン広場の裏にあるのが鉄道駅。ВОКЗАЛは"駅"という普通名詞なので、少々違和感がありますが、ユジノサハリンスクには1つの鉄道駅しか存在しないので区別する必要が無いのでしょう。日本ではどんなに田舎の駅でも、駅名を掲示していない駅舎は無いと思いますが、この辺りはロシア人と日本人の感覚の違いでしょうか。

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時刻表。サハリン州の州都であるユジノサハリンスクですが、発着する本数は数える程しかありません。しかも、当初の計画では鉄道に乗ってサハリン北部にも足を伸ばす予定だったのですが、ちょうど旅行のタイミングでサハリン鉄道の改軌工事が行われており、北部方面への列車は大幅減便で諦めざるを得なくなりました。

運休になった便は駅の時刻表でもしっかり出発時刻の表示が外されています。

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こちらが路線図。サハリン島を横に倒して描いているのでわかりづらいですが、右の方に赤色の文字で記載されているのがユジノサハリンスク、そこから左方向に真っ直ぐ伸びるのが、改軌工事中の北部方面路線です。

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乗車券はどうやら窓口で直接買う方式のよう。あまり行列を形成しているような様子はなく無秩序になっているように見えますが、中国やアフリカほどの騒々しさはありません。

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駅に1台ぽつんと置いてある、どう見ても怪しいミッキーマウス型のゲーム機。中国からの輸入品でしょうか。

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鉄道駅のすぐ横にあるのがバスターミナル。ユジノサハリンスク市内の路線バスではなく、サハリン島内の別の街とユジノサハリンスクを結ぶ中長距離路線がここから発着します。

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時刻表は窓に掲示されている通り。

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切符は建物の中で買うのですが、パッと見た限りではここが切符売り場なのか疑ってしまうほどの重厚な扉。表記はロシア語しか無く入りづらい空気を醸し出していますが、ここで間違いありません。

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そのまま駅から西へ。近代的な映画館がありました。

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映画館の前にはモダンアートのモニュメント。レーニン広場周辺のソ連らしさ全開のモニュメント群との落差が新鮮。

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次に向かったのはサハリン州郷土博物館です。日本領時代にも樺太庁博物館として使われていた建物で、いかにも日本風といった門構え。

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ちょうど結婚記念写真の撮影も行われていました。地元の住民にも地域の名所として馴染みのある建物になっているようです。

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建物内部だけではなく、敷地全体が"MUSEUM UNDER THE OPEN SKY"と称する青空博物館になっているのが特徴です。

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これは戦時中に日本全国の小中学校に設置された、天皇・皇后の写真を飾るための"御真影奉安殿"と呼ばれる建物だそう。恥ずかしながら、このような設備の存在を今まで聞いたことが無く、サハリンに来て日本史を勉強することとなりました。

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こちらは日本軍が使用していた戦車。せっかくの歴史的価値のある戦車であるにも関わらず、塗装しなおされたせいでかなり安っぽくなってしまっているのが残念。

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当時の豊原にあった並木道"中川並木"の標識。こちらは良い保存状態です。

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砲台も。

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明治三十七八年戦役と書いてあるので、日露戦争時代のものでしょう。

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日本関連のもの以外にも展示物はあります。これは鯨の顎骨。

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この部分。顎骨でこの長さですから、相当な大きさです。

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サハリン2プロジェクトが動き出すよりずっと前の1940年代からサハリン北部で稼働していたという石油採掘設備。ちょうど2018年8月10日に寄贈されたばかりとのことで、今でも定期的に展示物は増えていっているようです。

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タグにはしっかりとCCCPの文字入り。

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これだけでも見応え十分でしたが、もちろん博物館内にも入館。屋内展示の見学には入場券の購入が必要ですが、100ルーブル(=約160円)と財布に優しい値段設定です。

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館内は、フロアごとに恐竜の時代から現代までサハリンの歴史を振り返る展示内容になっています。

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このサイズのヒグマがサハリンには現在でも生息しています。当初はサハリンでもトレッキングをしようかと思っていたのですが、ヒグマの存在を思い出してたので今回は断念。安全第一です。

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そんなヒグマも、アイヌの人たちにとっては大切な生き物。神聖な儀式には欠かせなかったようです。

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ソ連の頃は日本統治時代に関する情報はほとんど隠されていたようなのですが、今では随分とオープンになっている様子。解説がロシア語しか無いので推測ですが、伊能忠敬の測量に関する記述もありました。

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日本統治時代の豊原の地図。札幌などの北海道の大都市と同様、更地を開拓して建設された都市のため道路は碁盤の目状に広がっていおり、これは現在のユジノサハリンスクにも受け継がれています。

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建物の内部はやはり日本風。

 

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午後も市内散策は続きますが、長くなったので続きは別記事で。

 

1日目:ヤクーツク航空 R3550 成田〜ユジノサハリンスク エコノミー

今回の出国便で利用するのは、初めて搭乗するヤクーツク航空。どのアライアンスにも入っていない極東ロシアの地域航空会社なので、どこのターミナルを使うのかと思いきや、スカイチームがメインで陣取る第1ターミナルの北ウイングでした。ロシアの航空会社の親玉、アエロフロートとの関係によるものでしょうか。

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小さい機材での運航ということもあって、お盆休みにも関わらずチェックインカウンターはがらがらです。ここのエアラインは予約時の事前座席指定が出来なかったのですが、チェックイン時に申し出ることでしっかり窓側席を確保できました。

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随分とキリル文字が目立つボーディングパス。この時点から既にロシアを感じさせてくれます。

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北ウイングの出発便一覧の中でも特に異国感が漂う行き先であることは間違いありません。

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今回はエコノミー利用なので、プライオリティパスで入れるという大韓航空ラウンジに初めて行ってみることに。

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内部は、やはり制限エリア内では唯一のPPラウンジということもあってかなりの混雑。フード類も大したものはなく、成田で最も貧弱な設備のラウンジといっても過言ではありません。PPユーザーはここしか選択肢が無いので仕方ありませんが、大韓航空スカイチーム他社のビジネスクラス便利用時は、ここではなくデルタのラウンジを使うのが正解でしょう。

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PPユーザーが増えすぎてしまったせいか、退室時にはこんな掲示が。夕方の出発ラッシュ時には入場制限がかかるようです。

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ヤクツーク航空の出発ゲートは28A。向かってみると、バスゲートでした。小型機材で週2便しか就航していないマイナー航空会社なのである程度予想できるとはいえ、ANA便もいくつもバスゲートになっているのには驚き。

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しっかりと定刻で搭乗開始。搭乗開始のアナウンスは英語、日本語のみでロシア語はありませんでした。

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考えてみれば成田でバス搭乗は初めて。5分ほどバスに乗り、ターミナルからは随分と離れたリモートの駐機場にて搭乗です。

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隣に見えたのは貨物便専門のPolar。どうやら貨物ターミナルの近くのよう。

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機種はなかなか目にする機会の無い、ロシア製のスホイスーパージェット。この機種に乗るのはメキシコのLCCであるインテルジェット以来2度目です。内部は2-3の座席配置になっています。

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座席前のポケットには機内誌が入っていましたが、残念ながらロシア語オンリー。

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日本を紹介するような記事もあったのですが、全く解読不能です。

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辛うじて想像がつくのは保有機種紹介くらい。旅客用では最大の機種でもB737と、地域航空会社らしい控えめなラインナップ。

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乗客は日本人が7割、LNG関係のビジネス渡航と思われる欧米人が2割、ロシア人が1割といったところでした。驚いたのは、クラブツーリズムの中高年団体客が搭乗していたこと。欧米やアジアには止まらず、サハリンにまで中高年団体が進出していたとは。

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厳しい午後の日差しの中を離陸。

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水平飛行になったら、サービス開始。まずは今時珍しくエコノミーの乗客に対しても新聞のサービスがあったのですが、どういうわけか積んでいるのはサンスポのみ。個性が感じられるチョイスです。

新聞に続いては、ロシアの入国カードも配られました。モスクワでは、空港の入国審査ブースでビザ申請時の情報が印字されたものが手渡されますが、ユジノサハリンスクにはその設備が無いのか、未だに手書き版です。

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外に目をやると、東北の方へと進むにつれて夏らしい入道雲が目立ってきました。

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新聞と入国カードの配布の後はドリンクサービスが1度あっただけで、もしかして短距離なので機内食は出ないのかと思い始めたのですが、離陸から1時間ほどしてミールボックスも配布されました。ルヴァンのクラッカーが無ければ、ロシア搭載と言われても疑わないほどの内容。

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離陸から2時間弱で、ユジノサハリンスクに向けて降下開始。北海道からサハリンにかけては分厚い雲が地表を覆っており、残念ながら宗谷海峡を目視することは出来ませんでした。

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着陸。フライト時間は2時間10分ですが、日本とは時差が2時間あるのでこちらは既に夜9時。

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ユジノサハリンスクの空港もどうやら新ターミナルを建設している最中のようでした。

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こちらが現在運用中のターミナル。ボーディングブリッジは1つもなく、かなり簡素な建物です。

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入国審査はブースが3つ。ロシアの入国審査は1人1人にかける時間が長いので、降機後はバスに乗ってターミナル前で降ろされたら、急いでブースへ向かい前の方に並ぶのが重要です。幸い私は5分ほどで通り抜けられました。

まずはATMでキャッシング。以前にとあるロシアの地方空港で、海外発行カードに対応したATMが無かったため現金を引き出せずに困った経験があったのですが、ここでは問題無く引き出し可能でした。

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ターミナルの外に出るともう夕暮れ。

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ターミナルを出たら左に向かって歩いて行くと、バス停があります。わかりやすいバス停のサインがあるので見つけるのは簡単。

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ここからバスに乗って市街地まで、3番・63番どちらも中心部に行きますが、本数が多いのは3番の方。

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5分ほど待つとすぐにバスがやってきました。電気が半分消えていたりと、うらぶれた感じがいかにもロシアにやってきたという気分にさせてくれます。

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ロシアビザ取得プロセス(2018年現在)

今回のお盆休みの旅先はサハリン。一昔前は日本領だったので国内旅行で行けたところですが、当然現在ではロシアビザの取得が必要です。

2年前にヴォルゴグラードに旅行に行った際は時間が無かったために代行業者に頼んでビザを取得したのですが、今回は久しぶりに自ら申請をしてみることにしました。

ロシアビザの取得手続きプロセス自体は色々なウェブサイトに情報がありますが、大まかに言うと以下の手続きを踏むことになります。

①バウチャーを入手。

②ロシア外務省のウェブサイトにて、ビザ申請書をオンライン提出。

ロシア大使館にて、印刷したビザ申請書及びパスポートを提出。

ロシア大使館にて、ビザが貼られたパスポートを受け取り。

以前(2010年頃)にロシアビザを自力で申請した際はオンライン申請がなく、バウチャーを直接大使館に持ち込んで申請するのみだったので、それに比べると1つフローが増えたことになります。ただし、実際にはこの8年の間に、全体を通して想像以上に難易度が上がっていたのでした。

詳細は以下の通り。

①バウチャーを入手。

8年前と同じくTravelRussiaという旅行代理店のウェブサイトで入手。当時は8.05ユーロでしたが、ルーブル安の影響か今は10.74ユーロと少し値上がりしています。日本時間の深夜1時頃に手続きすると、一晩経った同日の16時頃にはメールで届きました。

②ロシア外務省のウェブサイトにて、ビザ申請書をオンライン提出。

これは8年前には無かったプロセス。ロシア外務省のビザ申請専用ページにアクセスし、必要情報を入力して申請します。以前は紙で書いていたものがそのままオンライン入力形式に変わっただけという印象で、特段入力に困るような項目はありません。申請を終えたら申請書を忘れずにプリントアウト。

ロシア大使館にて、印刷したビザ申請書及びパスポートを提出。

これが一番の難関でした。ロシア大使館のウェブサイト上では9:30~12:30の間に申請受付となっていますが、実際に9:30に行ってみると、既に申請者で大混雑。番号札を取って自分の順番を待たなければいけないですが、番号札発行機も停止中です。

後からわかることなのですが、番号札は70番までしか出ないように設定されているようで、既に9:30の開館すぐの時点で受付が終わってしまっていたのでした。

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番号札を取れなかった人は、70番が終わるまでひたすら待つことになります。この日は70番の人が終わったのが12時過ぎで、2時間半ほど待ちました。

番号札を持っている人の手続きが終わったので遂に私たちの順番なるかと思いきや、ここで無情にも大使館職員からの宣告があり、「番号札の無い人は、緊急申請のみ受け付けます。」とのこと。以下の表の通り、通常は2週間待てば無料で取得できるロシアビザですが、それは番号札が無いと受け付けないとのことのよう。

11労働日以上 4~10労働日

3労働日以内

(緊急申請)

無料 4,000円 10,000円

大使館のホームページにもそのような記載は一切無いのですが、ここは東京とはいえロシア大使館。文句を言っている人も一部いましたが、そんなことはするだけ無駄です。また翌日も会社の休暇を取得できるほど暇では無いので、私は泣く泣く1万円を支払い、なんとか申請を済ませました。

8年前は時間内であれば、いつ行っても大した待ち時間も無く申請出来ていたのに、ロシアがこの8年で随分ポピュラーな旅先になったということの証左かもしれません。

ロシア大使館にて、ビザが貼られたパスポートを受け取り。

ビザ申請時に控えとして渡される黄色い紙にピックアップの日付が書かれているので、その日以降であれば受領可能。

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申請時と違い、受け取りは番号札を取る必要もないのでスムーズに終わります。所要時間5分ほどであっという間に受領完了。

 

結論

ロシアビザの申請は、番号札制度により随分と面倒になりました。無料のはずが結局10,000円かかってしまい、これなら代行業者の方が安かったことになります。今後はロシアビザを自力申請することはないでしょう。

 

2018年7月 アンドラ旅行 まとめ

残り少ないヨーロッパの未踏国の1つであるアンドラ。昨年より増便されたJALのロンドン行き深夜便のスケジュールをフル活用して、3連休+有給1日で行ってきました。

バルセロナ空港からはバスで3時間というアクセスの悪さにより、アンドラ国内での実質的な滞在時間は48時間程度でしたが、それでもアンドラ最高峰であるComa Pedrosaの登頂も達成。ピレネー山脈でのトレッキングは初めての経験でしたが、なだらかな山が多く初心者向けのトレッキングコースが多そうな印象でした。

アンドラ自体はバルセロナからの日帰りで済ます旅行者も多いようですが、アンドラの最大の見所は豊かなピレネーの自然。数時間の滞在で首都だけ見物してお茶を濁すのではなく、ぜひ泊りがけでの訪問をおススメします。

 

【フライト】

ロンドン経由でバルセロナまでの単純往復。もちろん日本発券は高すぎるので、欧州発券の残りの復路+新たに購入した往路の組み合わせです。羽田〜ロンドンはJAL、ロンドン〜バルセロナはBA運航でした。

往復共に、JALが昨年より増便したJL41/JL42を利用。往路は仕事終わりに羽田に向かって翌日昼にはバルセロナ着、復路はギリギリまで遊んで出勤日の早朝に羽田着というエクストリーム気味な旅程でしたが、現地滞在時間を最大限確保できました。この便にはこれからもお世話になりそうです。

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旅行記

1日目:JAL JL41 羽田〜ロンドン(LHR) ビジネス

2日目:ブリティッシュエアウェイズ BA478 ロンドン(LHR)〜バルセロナ ビジネス

2日目:アンドラ滞在 (1) アンドラまでのバス移動、市内観光

3日目:アンドラ滞在 (2) アンドラ最高峰Coma Pedrosa登頂

4日目:アンドラ滞在 (3) 市内散策、バルセロナへのバス

4日目:ブリティッシュエアウェイズ BA487 バルセロナ〜ロンドン(LHR) ビジネス

5日目:JAL JL42 ロンドン(LHR)〜羽田 ビジネス

 

5日目:JAL JL42 ロンドン(LHR)〜羽田 ビジネス

翌朝、ホテルをチェックアウトして、再びバスに乗って空港へ。2月にJALの同じ便を利用した時と時間帯は一緒なのですが、7月だと既に太陽は高く昇っています。

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この日はどういうわけか空港へ向かう道が大混雑。バスもやって来ないし、やっとのことで乗ったバスも渋滞のせいでなかなか進みません。

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結局、ホテルを出てから40分ほどかかって空港のバスターミナルに到着しました。

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ボーディングパスは昨日バルセロナで受け取り済みなので、チェックインカウンターには寄らずにそのまま保安検査場へ直行。ファストトラックがあるので行列とも無縁です。 

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空港到着が遅れてしまったのであまり時間がありませんでしたが、キャセイのラウンジに立ち寄って朝食だけ頂くことに。

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まずはお馴染みのキャセイディライト。

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そして朝飯は定番のEastern Setです。2月に食べた時と全く一緒ですが、十分満足できる内容。

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この時間帯の利用はここ1年で3度目ですが、出発便が少ないのか基本的に空いています。特に日本人はほとんど見かけないのですが、JAL便の利用客はBAラウンジにでも行っているのでしょうか。個人的にはターミナル3のBAラウンジは苦手なので、こちらが空いているのは大歓迎。

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食事が終わったら足早にラウンジは立ち去りゲートへ。今回は26番から出発です。

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搭乗すると、既に窓ガラスが遮光状態になっていました。日光で機内温度が上がらないような工夫だと思われます。

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座席はいつものスカイスイート。これでこのシートは今年9回目と、もう慣れたものです。

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路線によってサーブされたりされなかったりするウェルカムドリンク。ロンドン線はきっちりサービスがありました。

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朝のヒースローは混雑しているので、離陸も順番待ち。隣りで待機しているのはSQのA380でした。言わずもがな、世界最大の民間旅客機です。

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SQの離陸後に隣りに現れたのはBAのB747A380搭乗前の世界最大機材ですが、フォルムの美しさではこちらに分があります。

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離陸。

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ちなみに、タキシングから離陸の間は隣席とのディバイダーを下げておかなければならないのですが、どうしても気になるのは隣人の足。人のふり見て我がふり直せと言いますが、こうならないように気をつけたいものです。いくら快適な環境でも、機内は我が家ではありません。

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気を取り直して機内食メニューの確認。

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アラカルトでは、ロンドン出発便限定の「ロン丼」が気になるところ。

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往路の深夜便と違い、こちらは離陸後すぐにミールサービスが始まります。まずは和洋共通の1品目。

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帰りも和食を選択。少量とはいえロブスターが入っているのは初めて見た気がします。

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メインはチキンとサーモン。それ自体は可もなく不可もなくという程度で、付け合わせのトマトの漬物が面白い味だったのが印象に残ったくらい。

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デザートは抹茶ケーキ。外れようがありません。

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食事終了はこのあたり。いつもはオランダからバルト海サンクトペテルブルク方面に抜けていくルートなのですが、この日はそれよりも北に逸れる進路でした。

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進路が違ったおかげで、外の風景もいつもと違います。ノルウェーの氷河群が眼下に広がっており、絶景を楽しめました。

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食後は到着後に備えて早々と就寝。朝食のために目を覚ますともう日本海上空でした。たっぷり6時間以上は寝られた計算です。

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朝食は、気になっていたロン丼がなんと終了とのこと。残念ですが致し方ないので、和定食をもらいました。内容的にはビジホの朝食といったところ。

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食後はハーゲンダッツでシメ。

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定刻より少し早い朝5時に羽田に到着。この時間帯はまだ早朝の到着ラッシュが始まるより少し早いので、到着便も少なくすぐに到着ロビーにたどり着くことが出来ました。

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4日目:ブリティッシュエアウェイズ BA487 バルセロナ〜ロンドン(LHR) ビジネス

アンドラからのバスが遅れることを見込んで余裕のあるスケジュールを組んでいたので、出発時刻の3時間前にはチェックインカウンターに到着。おかげでまだカウンターはガラガラで、あっという間にチェックイン完了。ヒースローで1泊を挟みますが、荷物は東京までスルーで預けられます。

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ガラガラなBAのカウンターとは対照的だったのが、ここバルセロナをハブとしているブエリングのチェックインカウンター。見事なまでに人で埋め尽くされており、怒号も聞こえてきます。出発便ボードを見る限り欠航便が生じているわけではなかったので、ただ単にカウンターのキャパが追いついていないということでしょうか。

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ちなみに、ブエリングの行列はカウンター前に留まらず、ターミナルの一番端の方まで続いていました。LCCなので預け荷物が無い限りはオンラインチェックインを済ませればカウンターに寄る必要はないはずなので、もしバルセロナからブエリングに搭乗する際は要注意です。

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ブエリングの悲惨な光景を横目に、ファストトラックから制限エリアへ向かいます。

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保安検査と出国審査を済ませて制限エリアに入ったら早速ラウンジへ。

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シェンゲン圏外便の出発エリアにあるラウンジはこの1つしかなく、全エアラインがこのラウンジを共有している様子でした。

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ラウンジ内部は結構な混雑具合。1人なら問題ありませんが、グループ客だと席を見つけるのに苦労しそうです。

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基本的には長距離フライト乗客を想定したラウンジなので、ホットミールもしっかり用意されています。ヨーロッパ各地の空港で、シェンゲン圏内ではなく圏外便用のラウンジを使えるのがBAのいいところ。

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スペインの空港らしく生ハムも置いてありました。

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仮眠スペースもあるので、長時間の乗り継ぎでも耐えられそう。

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ラウンジからはショップ街が見下ろせます。ただし、これらは全てシェンゲン圏内便エリアのショップで、シェンゲン圏外便エリアにはほとんど免税店が無いので、空港で最後の買い物をしようとしている人は要注意です。

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搭乗時刻に合わせてゲートに着くと、既に搭乗を待つ人たちでごった返していました。

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ただし、窓際から搭乗予定の機材を見てみると、ちょうど清掃員が機内に入っていくところ。どうやら搭乗開始まではもう少し時間がかかりそうなので、適当なベンチに座って待機することにします。ちなみに、搭乗開始時刻に関するアナウンスは一切なく、せっかちな英国人達はずっとゲート前に立って待っているのでした。

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結局、20分くらい経って搭乗開始となりました。座席は1Aを確保。ビジネスクラスは7列あり、2列目以降はほぼ満席でしたが、1列目の乗客は私だけでした。1列目は上級会員用という運用はしっかりしているようです。

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真ん中の列を潰しただけの"なんちゃってビジネス"なのはいつもと同じ。

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1列目前の壁にはBAのロゴが。こういう形でインテリアにロゴを取り入れるのは日系キャリアではあまり見ない気がします。

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隣に駐機するのは、長距離線LCCであるLEVELの機体。大西洋横断路線もLCCが飛ぶ時代になった今、太平洋横断路線にLCCが登場するのも時間の問題かもしれません。

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20:40発のフライトなので、夏のこの時期であれば出発時刻にちょうど夕暮れ時になるくらいです。

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海側を眺めながら離陸。ターミナルビルと反対側なのであまり意識していませんでしたが、バルセロナ空港は海に面しているのでした。

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離陸して高度を上げると、沈みかけたはずの太陽が少し戻ってくるという一見不思議な現象が見られます。少し考えてみれば当然の理屈なのですが、実際目にすると面白いものです。

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食事はチキンサラダかチーズパニーニとのことで、チキンサラダを選択。今になって見返すと、与えられた選択肢も選んだものも半年前の搭乗時とほぼ同じ。違いといえばサラダの野菜が夏らしいラインナップになったことくらいでしょうか。

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食後はお茶。

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食事が終わることには、一度戻ってきた(ように見えた)太陽も、今度こそ日の入りとなりました。

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ちょうどサウサンプトン付近から英国に進入してきたあたり。

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到着前に入国審査用のファストトラックカードが配られました。なぜか配られたのは私だけでしたが、対象はEU外パスポート保持者のみとのことなので、他のビジネスクラス乗客は全員EU市民ということだったようです。

ちなみに、バルセロナ便の到着するターミナル3でのファストトラックの運用時間は22時までとのこと。この便のスケジュール上の到着予定時刻が21:55のため、少し早着してくれないと間に合わなさそうです。

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ロンドン上空に差し掛かる頃には、そろそろ暗くなり始めました。

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ヒースローに到着。ゲートに着いたのが21:50過ぎなので、22:00のファストトラック門限に間に合うかどうか微妙なところです。

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降機後は早歩き気味に進んだのですが、入国審査場に着いたのは22:02。非情にもちょうど係員がファストトラックの看板を片付けているところでした。そんなわけで、大混雑の一般レーンに並ぶ羽目に。結局45分ほどかかって入国審査を通過。

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入国したら、ホテルへと向かう路線バスに乗るためCentral Bus Stationへ。

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ホテルの最寄りバス停はHarlington Corner。緑枠に囲まれた部分が、ヒースロー周辺の路線バス無料ゾーンなので、ぎりぎりその範囲内です。

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ロンドン名物の2階建てバス

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乗ったはいいのですが、空港周辺が大混雑。なかなか進みません。

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やっとのことで予約してあったHoliday Inn Arielの部屋に着いたのは23:45。降機から2時間以上が経過しており、なかなか骨の折れる移動となりました。

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