Out of Office 旅に出よう

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記

2020年2月 インド旅行 まとめ

インドは2年半ぶり。今回は初めて南インドを訪問し、地域最大都市であるチェンナイを中心に、その周囲にある観光名所をいくつか訪れました。

いつもの旅行に比べるとゆったりとしたスケジュールで、チェンナイ市内観光も自力では無く現地ツアーに参加し、インターコンチネンタルに泊まってホテル滞在も楽しみ、移動も公共バスは避けて全てUberで移動と、かなり楽々な旅に。インドでバックパッカースタイルの旅をしようとすると体力・気力共にかなり消耗してしまいますから、サラリーマンの弾丸旅行にはこれくらいが丁度良いレベル感でした。

 

【フライト】

往路はアラスカ航空のマイルを使ってJALバンコクまで飛び、そこから有償のスリランカ航空で。ANAが直行便を飛ばしているチェンナイまで、4便を乗り継いで向かうという物好きルートになりました。

復路はスリランカ航空でコロンボまで戻り、そこからはコロンボ発券のシンガポール航空で。海外発券としては有名なコロンボ発券を今回初めて利用しました。一時の人気に比べると随分下火になった感はありますが、それでもSQの東京往復が12万円台というのは、今でもかなりお得です。

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旅行記

1日目:JAL JL229 羽田〜関空 エコノミー

1日目:JAL JL727 関空〜バンコク(BKK) ビジネス

2日目:スリランカ航空 UL403 バンコク(BKK)〜コロンボ ビジネス

2日目:スリランカ航空 UL403 コロンボ〜チェンナイ ビジネス

3日目:チェンナイ市内観光 マイラポール地区、マリーナビーチ

3日目:インターコンチネンタル・チェンナイ・マハーバリプラム・リゾート

4日目:マハーバリプラム観光

4日目:スリランカ航空 UL124 チェンナイ〜コロンボ ビジネス

5日目:シンガポール航空 SQ469 コロンボ〜シンガポール ビジネス

5日目:シンガポール航空 SQ12 シンガポール〜成田 ビジネス

5日目:シンガポール航空 SQ12 シンガポール〜成田 ビジネス

ターミナル3に着いたらシルバークリスラウンジへ。相変わらず、椅子がずらっと並ぶだけの平凡なラウンジです。

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深夜便に乗ってきた後なので、シャワーで汗を流してリフレッシュ。チェンナイでもコロンボでもラウンジにシャワーが無かったので、これは助かりました。

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この頃の新型コロナウイルス感染はまだ中国が中心で、シンガポールが入国禁止措置を取っていたのも中国本土のみでした。2ヶ月で世界がこうも変わってしまうとは。

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ガラガラの北京行きのゲートの横で、SQ12便のゲートは大賑わい。成田経由ロサンゼルス行きの便ということで、日本行きの便のような日本人ばかりという空気感も無く、LAXまでの通しでの乗客が半分以上を占めているような雰囲気でした。

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機材はB777-300ER。米国まで行く長距離線仕様の機材ということで、搭載されているビジネスクラスシートも最新型のものです。座席横にはスリッパ、メニューがプリセットされていました。

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シート前方は前の座席の下の方に潜り込む形になっているのですが、今回は運良く最前列を確保出来たため、前方もこの広さ。B777で1-2-1の配置ですから、他の航空会社のファーストクラスと変わらない横幅ということになります。

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ウェルカムドリンクは朝なのでノンアルでした。頼めばアルコールも出してくれるとは思いますが、今回は食事時まで我慢。

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タキシング中にターミナル4が見えました。2017年にオープンしたチャンギでは最新のターミナルですが、エアサイドで相互に移動可能なターミナル1~3と違い、このターミナルの発着便でしか利用出来ないので、まだ訪れる機会がありません。

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水平飛行に移った後は機内食のサービスが始まるので、メニューの確認から。今回はBook the Cookでロブスターを注文しているので、自然と洋食コースになります。

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まずはドリンクのオーダーを取りに来たので、シャンパンをもらいました。

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続いてまずはサテー。9:40頃に水平飛行にシートベルトサインが消え、これが出てくるのが10:00頃と、ここまでは順調でした。

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サテーの後は随分と待たされ、10:45頃になってやっと次の皿かと思いきや、ここでナッツの配布。

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前菜がサーブされたのは、サテーが出てから1時間も経過した11:00頃でした。ホットミールでもないのに、なぜこれを準備するのに1時間も必要なのか、理解に苦しみます。

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その後にパンも到着。SQのガーリックブレッドはいつも美味しいので気に入っています。

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そこから20分ほど待って、やっとメインが到着。Book the Cookをオーダーしていることを事前に確認され、ちゃんとオーダー通りのロブスターがやって来ました。

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ちなみに、昨年A380のスイートに搭乗した時にもBook the Cookでロブスターをオーダーしていました。やはりビジネスとスイートの差は大きく、アスパラガス、トマト、サフランライスという添え物のラインナップは同じですが、ロブスターのサイズ感は段違いです。

食後のデザートは抹茶アイス。JALシンガポール便で出されるSATSアイスと違い、こちらはまともに食べられる甘さで一安心。

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その後はチーズが待っていますが、これはガッカリな内容でした。SQとはいえ、やはりアジア系のエアラインにチーズは期待出来ないのでしょうか。

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最後はチョコレートと緑茶で終了。既に12時過ぎと、2時間以上に亘る長いランチコースでした。

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食事が終わると既にフィリピン沖。

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ここから先は、シートをフルフラットにしてゆったり。このタイプのシートは背もたれを手前に倒してフルフラットにするので、クルーにお願いして準備してもらいました。

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足元はこの広さ。前の便が深夜便にも関わらず3時間も眠れなかったため、ここで食後の昼寝です。

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2時間ほど眠ることができ、着陸前に寝起きのアップルジュース。

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南国だったインドからスリランカシンガポール経由で真冬の日本に帰還。冬の関東平野らしく、空は晴れ渡っていました。

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成田ではANAA380の隣りに駐機。マジマジとこの機材を見るのは初めてですが、尾翼が白地に青文字という通常機材と逆の配色なのが少し違和感。コロナ騒ぎの現在では、固定費だけが嵩んでしまう無用の長物と化していることでしょう。

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5日目:シンガポール航空 SQ469 コロンボ〜シンガポール ビジネス

往路に続いてコロンボ空港の仏像と再会。この裏に見える乗り継ぎカウンターで、シンガポール航空のボーディングパスを受け取ります。カウンターの表示はスリランカ航空しかありませんでしたが、問題なく手続きしてもらえました。途上国らしからぬスムーズさに感心。

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シンガポール航空指定はAraliya Loungeなのですが、この日は閉鎖されていたのか、それとは別のExecutive Loungeに案内されました。

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内部はびっしりと椅子が詰められ、かなり窮屈な雰囲気。フード類も大したものは無く、あまり長居をしたくなるような場所ではありません。

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深夜0時過ぎのコロンボ空港は出発便ラッシュ。スリランカ航空便が中心ですが、それ以外でもSQに加えMH、CXと日本人利用客が多そうなフライトが続きます。

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コロンボ空港は各搭乗ゲートの手前で保安検査が行われるチャンギと同様の方式。タイトな乗り継ぎの時には直ぐにゲート前にたどり着けるので便利なのですが、一つの便に搭乗する乗客が同じタイミングに集まってしまい混雑しがちなのがデメリット。特段優先レーンも用意されておらず、この日もこのようになっていました。

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今回の機材はA350-900。SQの同機種では北米線向けの超長距離用、欧州・豪州線向けの長距離用、アジア域内線向けの短中距離用の3仕様が導入されていますが、今回は短中距離用です。

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ビジネスクラスのシート。短中距離用とはいえスタッガードのシートを導入してくるあたりはさすがSQです。

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座席周りの詳細は、以前搭乗したB787-10と全く同じなので今回は割愛。少々狭いですが、フルフラットになるので寝るだけと割り切ってしまえば問題ありません。

座席に着くと、機内食メニューを渡しがてらクルーからの挨拶。SQに乗ると必ずこちらの苗字を呼んで挨拶してくれますが、手元にメモも無いのに暗記しているのでしょうか。いつも感心させられます。

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コロンボ0:45発、シンガポール7:15着、所要時間4時間というフライトなので、機内食はパスしてすぐ寝るのが定石。一応メニューをチェックしたところ、そんなスケジュールのフライトでもしっかりメインは3種類準備されているようでした。どれもこの時間帯に食べるには重め。

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離陸後にスクリーンを見ると、この日の飛行時間は3時間半。すぐに眠りに落ちました。

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しっかり3時間寝て、目が覚めたらもうここ。エアラインによっては45分前くらいで起こしてくるところもありますが、SQは比較的ギリギリまで寝かせてくれる会社です。

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チャンギはT2に到着。乗り継ぎの成田行きはT3なので、Skytrainを使って移動です。

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4日目:スリランカ航空 UL124 チェンナイ〜コロンボ ビジネス

マハーバリプラムのインターコンチネンタルをチェックアウトして空港へ。途中、チェンナイ市内でお土産を物色するためにPhoenix Mallというショッピングモールに立ち寄りました。

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さすがインド第3の都市なだけあり、期待以上に先進的なモールでした。地下には大きなスーパーマーケットもあり、そこで職場用の土産も調達完了。

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モールから空港へUberで向かう道中、前のトラックの荷台をよく見ると、暗がりの中でインド人が寝こけています。先進的なモールとこうした風景が見事に並立しているのが、今のインドということでしょう。

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チェンナイの空港は最近新しくなったのか、現代的な建物でした。

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昨年就航したばかりのANAもきちんとカウンターを構えています。

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時間に余裕を持って2時間半ほど前に到着したおかげか、スリランカ航空のチェックインカウンターはエコノミーも含めて余裕があります。きちんとビジネス優先レーンの用意もありました。

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ラウンジインビテーションによると、指定されているのはTFSラウンジ。3階にあるということしか書いておらず、少し情報不足です。

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イミグレと保安検査を通過した先に、このような看板があります。TRAVEL CLUB LOUNGEというのが正式名称で、TFSというのは運営会社の略称だったようです。

ラウンジはビジネスクラス乗客用が2ヶ所、クレジットカード会員用が1ヶ所の合計3ヶ所。インビテーションの指定通り、3階に位置する方へ向かいます。

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エレベーターで3階に上がり、薄暗い通路を100mほど進んだ先にラウンジを発見。

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ANAキャセイ、SQ、TG、MHなどもここが指定されています。どうやら、チェンナイに就航している外航は全てこのラウンジを利用することになっている様子。

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この時間帯は出発便が少ないのか、ラウンジ内部も随分余裕がありました。

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フードコーナー。インド系の食事がメインで、特筆すべき内容ではなかったような記憶があります。

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ライブカウンターなるものも一応ありましたが、この日は稼働していない様子。

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英語新聞に並んで、ちゃっかり日本語の雑誌も置かれていました。ANAが準備したものでしょう。

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この日のゲートは16番。11番から16番は少し離れたところにあり、数分ほど歩かなければいけません。

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着いた先は天井も低く少し古い造りのエリア。もしかしたらここが元々の国際線エリアで、チェックインカウンターがある方の新しい建物は最近増築したということなのかもしれません。

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16番ゲートは大行列。優先レーンが無かったのでスタッフに尋ねると、ビジネスクラスの乗客は後から搭乗なので座って待っているように、とのこと。

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結局その通りで、エコノミー客が全て捌けた後にビジネス客の搭乗が始まりました。しかし、単通路機なので結局ボーディングブリッジで前が詰まって待たされることになるわけで、なぜビジネス客を後から搭乗させるのか意図はわからないまま。

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機材はA320、シートは往路とほぼ同様です。

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最後の搭乗ですが、きちんとウェルカムドリンクのサービスはありました。

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短距離区間のため、食事のオーダーも離陸前に確認。往路と同じくメインは4択です。

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離陸。

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通常は離陸後にギャレーのカーテンは閉められるのですが、この日は閉めが甘くギャレーの様子が丸見えでした。2人のクルーで食事を準備するのはかなり忙しそう。

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幸い1列目の私は1番にサーブしてもらうことが出来ました。選んだのはチキンビリヤニ、見た目以上の辛さにかなり苦戦しましたが、水を頼むことすら憚られるクルーのバタバタ感です。

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ナイトフライトで外の景色も楽しめないので、食後はうつらうつらとしていたら、すぐにコロンボに到着です。

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4日目:マハーバリプラム観光

インターコンチネンタルからUberに乗ってやって来たのはマハーバリプラム。世界遺産に登録された寺院等のある遺跡の町です。

街の中心にあるバスターミナルのようなところでまずは下ろしてもらいました

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海岸寺院へと続く道の脇にあった溜め池では行水をしているインド人を観察。流れもなくどう見ても澱んだ水ですが、彼らにとっては立派な水浴び場のようです。

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海岸寺院の入場料はインド人40ルピーに対して外国人600ルピー(=約900円)。外国人料金は驚きの15倍設定ですが、このチケットを買えばマハーバリプラムの遺跡群全てに入場可能です。

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世界遺産にも登録されている海岸寺院がこちら。ガイドブックを片手に見て回りますが、やはり昨日のチェンナイ市内ツアーと比べても、ガイドを付けないとあまり理解が深まらないことを実感。

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マハーバリプラムにある遺跡は海岸寺院だけではなく、市内のあちこちに様々な遺跡が散らばっています。こちらは"アルジュナの苦行"と呼ばれる壁面彫刻。宗教的な意味はわかりませんでしたが、それがわからずともこの迫力は圧倒されます。

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そしてマハーバリプラムで個人的に一番見たかったのは、この見事なバランスの岩。"クリシュナのバターボール"と呼ばれ、どういう訳か見事に斜面で静止しています。

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横から見ると意外に接地面は広いことがわかりますが、とは言えこの岩がどうやってこの場所に来たのかを考えると、やはり不思議な現象であることに変わりはありません。

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裏はナイフで切り落としたかのようにザクっと切れているのも特徴。実際この岩がなぜこのような形をしているのか、どういう経緯でここに鎮座しているのかは全く解っていないそうです。

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 他にあるのは数々の寺院群。こちらはヒンドゥー教の三大神であるブラフマー(創造神)、シヴァ(破壊神)、ヴィシュヌ(維持神)が彫られています。リンガが置いてある真ん中がもちろんシヴァ。

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こういう建物も見かけましたが、解説が無いので何だかわからず。

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岩の下をくり抜いて造る建築は、数年前に訪れたエローラ・アジャンタの遺跡と似ています。

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左が現在の灯台、右がかつて灯台として使われていた建物。どちらも上に登ることが出来ます。

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現在の灯台の方は共通チケットでは入れず、25ルピー(=約35円)の支払いが必要。

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チェンナイの灯台のようにエレベーターは付いておらず、螺旋階段を自力で登っていくしかありません。

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上からの景色。このような岩がちの地形の中に、遺跡がポツポツと点在しているわけです。

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反対側にはかつての灯台。これも一つの岩から出来ているのかと思うと、古代インドの技術力が偲ばれます。

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こうした遺跡群から南へ10分ほど歩いたところにあるのが、ファイブ・ラタと呼ばれる別の遺跡群。こちらも世界遺産には含まれています。

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名前の"ファイブ"の通り、5つの石彫り寺院が並びます。これも圧巻の出来なのですが、ここに辿り着くまでにもう3時間以上炎天下の中を歩き回っており、ゆっくり鑑賞するだけの集中力もあまり残っていない状態。

やはり基本的に自然豊かな旅先が好きな私としては、こうした遺跡群とは相性が合わないことを再認識しました。

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3日目:インターコンチネンタル・チェンナイ・マハーバリプラム・リゾート

チェンナイで宿泊していたHoliday Innから、Uberで45分ほどかけてやって来たインターコンチネンタル。

正式名称はInterContinental Chennai Mahabalipuram Resortと、一応チェンナイを名乗ってはいますが、正確にはチェンナイの中心部から30kmほど南に向かった海岸沿いにあるリゾートホテルです。

まずはリゾートらしからぬコンテンポラリーな雰囲気のロビーでチェックイン。パスポートだけ渡したら、後はソファーに座って待つだけです。

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 数分ほどでスタッフがやって来て、今日から3日間かけてホテル内で結婚式が行われ少し騒々しいので、会場から最も離れたスイートルームにアップグレードしたい、とのこと。断る理由は無いのでありがたく受諾します。

そのままスタッフの案内で部屋へ。中庭に架かった橋を渡ってスイートのある棟へと向かいます。

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中庭は完全に結婚式仕様。スタッフに尋ねたところ、このホテルの部屋数105のうち90室以上が結婚式出席者で抑えられているとのこと。私のようなそれ以外の客は、今夜はかなりマイノリティになりそうです。

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プールもこの調子。ほとんどの人が着衣でプールに入っていましたが、インドではそれが普通なのでしょうか。

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騒がしい中庭を抜けて、私の部屋に到着。入り口はまだ屋外です。

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その先に室内へのエントランス。

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室内に入った最初のスペースがリビングになっています。

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その奥はテラス。このテラスがあるのはスイートだけのようでした。結婚式会場の中庭ではなく、海側を向いているのであちらの喧騒も全く聞こえて来ず、静かな環境が確保されており安心です。

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テラスからの眺め。海を向いているとは言え、海岸までは少し距離があり直接は見えません。

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リビングから、テラスと反対側はこんな感じ。

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まずベッドルーム。

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そしてその先に浴槽とトイレ、シャワールームが並ぶ配置でした。一人で使うには十分すぎる広さです。

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部屋に置いてあったのはフルーツとチョコレート。これはアンバサダー特典でしょうか。

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夕方は少し海の方へ散策。

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海側でも結婚式の会場のセッティングが行われていました。ここで騒がしくされると部屋にダイレクトに聞こえてきそうで困るのですが、ここが使われるのは明後日とのことで、1泊しかしない私は一安心。

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海岸線。ビーチチェアが置いてあるのでゆっくりすることはできますが、ここもチェンナイのマリーナビーチと同様に波は高めで、泳ぐのは危険そう。

また、東向きなので夕日を見ることはできません。

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部屋に戻るとケーキの差し入れ。

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夜は木々がライトアップされ雰囲気が少し変わります。敷地内にはレストランが3ヶ所ありますが、結婚式の団体は中庭に面したMelting Potを貸し切っているらしく、私は再びビーチ側に向かうことにしました。

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やって来たのは海岸沿いにあるKoKoMMoというバー兼レストラン。夕方は結構賑わっていたのですが大半は日帰り客だったらしく、夜はかなり静かで良い感じ。

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グリルがおすすめとのことなので、レッドスナッパーを一尾。デリー出身でサラーラのクラウンプラザから異動して来たというF&B担当マネージャーがかなり世話を焼いてくれ、結局ビールを数本飲みながら2時間ほど滞在してしまいました。

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翌朝。日本との時差の関係か自然と早く目が覚めてしまい、部屋のテラスから日の出を鑑賞。

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そのまま朝の海岸にも来てみました。人っ子一人おらず静かな空間。

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その後朝食会場であるMelting Potへ。

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今回の滞在で唯一の残念ポイントだったのが朝食。ビュッフェ形式なのですが、なんとクセの強そうなインドベジタリアンしかラインナップがありません。スタッフに訊くと、宿泊客の大半を占める結婚式参加者が全員ベジタリアンのため、今日は特別メニューとのこと。

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個別にノンベジも用意できるとのことだったのでお願いしたのですが、出て来たのはこのクオリティ。

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結局、ベジメニューから唯一まともそうだったパンケーキで何とかお茶を濁しました。

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食後のコーヒーはスタッフがインドスタイルで淹れてくれました。泡立てるのがポイントとのこと。

かなりがっかりの朝食でしたが、結婚式のおかげでスイートにアップグレードされたことを考えれば、これでプラマイゼロと思うことにします。

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3日目:チェンナイ市内観光 マイラポール地区、マリーナビーチ

到着日に1泊したのはHoliday Inn OMR IT Expressway。チェンナイ中心部から少し南に離れたエリアに位置しますが、インドはUberが利用可能なので特段不便はありませんでした。

チェンナイはホテルが全般的に安く、このホリデイインも朝食込みで1泊5,000円ほど。

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 バスタブも付いており、文句ありません。

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部屋からの眺望はこんな感じ。高層ビルのため視界は広いですが、下に目を落とすとインドらしい街並みが広がっています。

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翌日は、TripAdvisorでも評判の良さそうだった、チェンナイの旧市街エリアであるマイラポール地区のウォーキングツアーに参加。

カーパレーシュワラ寺院の入り口前に8:30集合。朝のまだ涼しいうちに3時間でマイレポールを巡るツアーです。参加者は欧米人が他に数人のみ、クセの強いインド人もおらず一安心。

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インドの寺院ならではのこの無数の彫像。それぞれにきちんと宗教的な意味があるというのですから、どれだけ複雑な宗教なんだと思ってしまいます。

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正門から中に入ると、まず祀られているのはガネーシャ

TripAdvisorの評判が高いだけあり、今回のガイド女性の解説も、ガネーシャの頭部がなぜ象になっているのか、なぜ正門の正面にガネーシャが祀られているのか等、ヒンドゥー教徒では無い観光客にもわかりやすい内容でした。個人で訪れるとなんとなく寺院内を歩き回り建物を眺めるだけで終わってしまいますが、このツアーは参加する価値ありです、

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続いてツアーは寺院の外へ。民家の前に描かれる模様の解説をしてくれている、右側の女性が今回のガイドです。

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寺院の聖職者たちが住んでいるという、伝統的な様式の住宅も訪問。中庭を囲む形で部屋が並ぶのが特徴だそうです。

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路上でやっているインコ占い。香港やシンガポールで中華系がやっているイメージがありますが、インドでもインコを使った占いはメジャーなようです。

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その後は用意されたトゥクトゥクに分乗して次の場所へ移動。

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やって来たのはサントメ大聖堂。こちらは16世紀にポルトガル人によって建造された教会です。真っ白な壁が印象的。

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日曜日ということで、内部はミサの真っ最中でした。

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そしてここはキリスト教の12使徒の1人でもある聖トマスの墓があることで有名。

私はキリスト教徒ではないのでピンと来ませんが、12使徒の墓があるのは世界でもバチカンのサンピエトロ大聖堂、スペインのサンティアゴデコンポステラ大聖堂とここの3ヶ所しかなく、宗教的にはかなり重要な場所だとのこと。その割には知名度が他の2つにかなり劣る気はしますが。

墓のある建物の内部は撮影禁止。宗教施設らしく、かなり厳かな雰囲気ではありました。

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ツアーの最後は、食堂での簡単なインド料理で締めくくり。

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南インドの定番料理と言えばドーサ。クリスピーなクレープ生地のような感じで、クセもなく食べやすい味です。

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そしてミルクコーヒー。激甘かと思いきや、砂糖は全く入っていませんでした。南インドはあまり砂糖を入れない文化なのでしょうか。それともただ外国人向けに砂糖を抜いてくれただけかもしれません。

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ツアー終了後は、再びトゥクトゥクに乗ってマリーナビーチへ。灯台の近くで下ろしてもらいます。

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この灯台は観光客にも開放されており、1人50ルピー(=約80円)を払えばエレベーターで展望台へ昇ることが可能。カメラで写真を撮る場合は追加で25ルピーが必要なようですが、スマートフォンであればこの追加料金は不要でした。また、13時から15時まで2時間の昼休憩があるので注意が必要です。

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灯台から臨むマリーナビーチ。この通り、大都市であるにも関わらず海岸沿いには幅広い砂浜が確保されています。ただし、波が高いので海で泳いでいる人は皆無です。

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反対側を見ると波打ち際には漁船がずらっと並び、道沿いには即席の魚市場が形成されていました。

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展望台はこんな様子。灯台自体が古いこともあり、展望台もかなり手狭です。

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灯台の下には一応ミュージアムもありますが、5分で見終わるほどの大したことない内容。過去のライト等が展示されていました。

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下に降りたら、上から見えた魚市場の方へ。おこぼれ目当てか、上空には鳥が数多く舞っています。

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炎天下の中放置される魚や蟹。衛生状態が気になるところですが・・・。

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その場で魚を捌く女性。南インドでも漁に出るのは男性、市場で売るのは女性という棲み分けが為されているようでした。

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砂浜にも牛。さすがインド。

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マリーナビーチにはガンジー像もあります。杖を片手に歩くお決まりのポーズ。

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そのまま周囲を少し散策。なぜそこに?という場所で横になっている人がいましたが、インドでは日常茶飯事の風景です。

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ゴミを漁る牛もいつもの光景。聖なる動物のはずですが、こんな風にゴミ漁りをしているのは気にならないのでしょうか。

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帰りは近郊電車に乗ってホテルの方へ戻ります。近郊電車はチェンナイ市内を高架線で走っており、駅もかなり厳つい見た目。

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ただし、駅の中はテナントも入っておらずもぬけの殻で、いるのは牛だけですが。

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列車は20分に1本程度の頻度で運行。特に1等・2等といった等級分けはなさそうでした。

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ラッシュアワーではなかったため、車内は大した混雑もしておらず快適。

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この通り扉は開閉せず、常に開けたまま走行するのがインド流。少し危ない気もしますが、これはこれで涼しい風が車内を流れるので快適でした。

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