今回はサンパウロのグアルーリョス空港でLATAM便同士の乗り継ぎ。到着便と出発便は別冊で購入した航空券だったのですが、預け荷物も無く、オンラインチェックインを済ませて搭乗券もWalletに入れておいたので、特段カウンターに寄ることもなくそのまま乗り継ぎ導線を通って出発ゲートのフロアへ。
LATAM便でJFKから到着したのが5:30AMで、アスンシオン行きの乗り継ぎ便の出発は10:05。別冊ということで乗り継ぎ保証がされないこともあってスケジュールにはかなり余裕を持たせていたので、4時間以上も空き時間が出来てしまいました。
ということでラウンジホッピングへ。グアルーリョスのターミナル3はラウンジが全て同じエリアにあります。今回入れるのはLATAMラウンジとThe Centurion Loungeの2つ。
まずはLATAM。ここはプライオリティパス対応はしていませんが、自社運行便であればプレミアムエコノミーでも入室が可能という珍しい運用のラウンジです。
朝6時ということもあり、内部はまだガラガラ。以前に夜の時間帯に使ったことがありますが、北半球行きの大型機の出発が集中する夜はかなり混み合っていました。
朝食時間帯ということでホットミールが数種類。それ以外にはフルーツやブラジルらしいポンデケージョなども置いてありました。更にはオレンジジュースの生搾りマシンもあり、なかなか良いラインナップ。
LATAMラウンジでとりあえず朝食を済ませたら、次はセンチュリオンラウンジを偵察。こちらはAmexのプラチナカードで入室できます。
こちらはLATAMより狭いですが、利用者はほとんどおらずLATAM以上に空いていました。
ホットミールの種類は同じくらい。他にもポンデケージョやフルーツ等もあり、全体的に食事のレベルはLATAMとほぼ同等です。生搾りオレンジジュースはこちらにはありませんでしたが。
そして、こちらのラウンジにはビーチエリアと呼ばれるゾーンがあり、何かと思えばこのようなビーチを模した雰囲気の区画でした。リクライニングチェアがあったので、ここで時間を潰すことに。横になるとあっという間に寝落ちしてしまい、2時間ほどここで過ごしました。
出発1時間前というかなり早い搭乗時刻が設定されていましたが、一応その時間にゲートへ。指定の311番へ向かってみると、がっかりなことにバスゲートでした。
優先搭乗でゲートを通過しますが、結局一般客もその後同じバスに乗り込んで来て、最後に乗った人からバスを降りることになります。こうなると本質的に優先搭乗の意味が無いので、搭乗時のバスゲートはあまり好きではありません。専用バスを用意してくれていれば良いのですが、そこまでやってくれるエアラインは一握り。
LATAMのプレエコは、エコノミーと同じシートで真ん中だけ空席にしているタイプ。欧州域内便のビジネスと同じですが、これをビジネスと呼ばずにプレエコで販売していることには好感を持てます。
1時間前に搭乗を開始したこともあって、定刻の20分前にはタキシング開始。たまたま乗客が全員早めに揃ったということなのでしょうが、ここまで早く出発するパターンはあまり経験したことがありません。
離陸。南半球の空港らしく、空港の隅の方には北半球からやって来た夜行便の昼寝機材がゴロゴロと駐機していました。
離陸後30分ほどで機内食のサーブ。サンドイッチとカットフルーツというかなりシンプルな内容ですが、一応ホットミールが出て来ます。
航路上から運が良ければイグアスの滝が見えるかと思ったのですが、残念ながらイグアス近辺は雲に覆われていました。
ちなみに、JFKからの大型機はWi-Fiが無かったのですが、こちらの小型機はWi-Fi有り。メッセージ10レアル(=約260円)、ブラウジング25レアル(=約640円)、ストリーミング45レアル(=約1,200円)となかなか安価です。本当にストリーミングに対応出来る速度なのかは怪しいですが。
アスンシオン上空。少し高層ビルもありますが、まだまだ首都にしてはのどかな雰囲気です。
早発のおかげで、定刻より45分早い着陸。アメリカン航空のマイアミ路線が撤退した今、アスンシオンに乗り入れる唯一の大陸間路線であるエアヨーロッパの機材が停まっていました。
かなり年季の入ったアスンシオン空港に到着。先ほど見えたエアヨーロッパの到着便と被ると入国審査が混みそうだなと思ったのですが、随分前に到着していたのか入国審査はガラガラでスムーズに入国完了しました。