チェンナイで宿泊していたHoliday Innから、Uberで45分ほどかけてやって来たインターコンチネンタル。
正式名称はInterContinental Chennai Mahabalipuram Resortと、一応チェンナイを名乗ってはいますが、正確にはチェンナイの中心部から30kmほど南に向かった海岸沿いにあるリゾートホテルです。
まずはリゾートらしからぬコンテンポラリーな雰囲気のロビーでチェックイン。パスポートだけ渡したら、後はソファーに座って待つだけです。
数分ほどでスタッフがやって来て、今日から3日間かけてホテル内で結婚式が行われ少し騒々しいので、会場から最も離れたスイートルームにアップグレードしたい、とのこと。断る理由は無いのでありがたく受諾します。
そのままスタッフの案内で部屋へ。中庭に架かった橋を渡ってスイートのある棟へと向かいます。
中庭は完全に結婚式仕様。スタッフに尋ねたところ、このホテルの部屋数105のうち90室以上が結婚式出席者で抑えられているとのこと。私のようなそれ以外の客は、今夜はかなりマイノリティになりそうです。
プールもこの調子。ほとんどの人が着衣でプールに入っていましたが、インドではそれが普通なのでしょうか。
騒がしい中庭を抜けて、私の部屋に到着。入り口はまだ屋外です。
その先に室内へのエントランス。
室内に入った最初のスペースがリビングになっています。
その奥はテラス。このテラスがあるのはスイートだけのようでした。結婚式会場の中庭ではなく、海側を向いているのであちらの喧騒も全く聞こえて来ず、静かな環境が確保されており安心です。
テラスからの眺め。海を向いているとは言え、海岸までは少し距離があり直接は見えません。
リビングから、テラスと反対側はこんな感じ。
まずベッドルーム。
そしてその先に浴槽とトイレ、シャワールームが並ぶ配置でした。一人で使うには十分すぎる広さです。
部屋に置いてあったのはフルーツとチョコレート。これはアンバサダー特典でしょうか。
夕方は少し海の方へ散策。
海側でも結婚式の会場のセッティングが行われていました。ここで騒がしくされると部屋にダイレクトに聞こえてきそうで困るのですが、ここが使われるのは明後日とのことで、1泊しかしない私は一安心。
海岸線。ビーチチェアが置いてあるのでゆっくりすることはできますが、ここもチェンナイのマリーナビーチと同様に波は高めで、泳ぐのは危険そう。
また、東向きなので夕日を見ることはできません。
部屋に戻るとケーキの差し入れ。
夜は木々がライトアップされ雰囲気が少し変わります。敷地内にはレストランが3ヶ所ありますが、結婚式の団体は中庭に面したMelting Potを貸し切っているらしく、私は再びビーチ側に向かうことにしました。
やって来たのは海岸沿いにあるKoKoMMoというバー兼レストラン。夕方は結構賑わっていたのですが大半は日帰り客だったらしく、夜はかなり静かで良い感じ。
グリルがおすすめとのことなので、レッドスナッパーを一尾。デリー出身でサラーラのクラウンプラザから異動して来たというF&B担当マネージャーがかなり世話を焼いてくれ、結局ビールを数本飲みながら2時間ほど滞在してしまいました。
翌朝。日本との時差の関係か自然と早く目が覚めてしまい、部屋のテラスから日の出を鑑賞。
そのまま朝の海岸にも来てみました。人っ子一人おらず静かな空間。
その後朝食会場であるMelting Potへ。
今回の滞在で唯一の残念ポイントだったのが朝食。ビュッフェ形式なのですが、なんとクセの強そうなインドベジタリアンしかラインナップがありません。スタッフに訊くと、宿泊客の大半を占める結婚式参加者が全員ベジタリアンのため、今日は特別メニューとのこと。
個別にノンベジも用意できるとのことだったのでお願いしたのですが、出て来たのはこのクオリティ。
結局、ベジメニューから唯一まともそうだったパンケーキで何とかお茶を濁しました。
食後のコーヒーはスタッフがインドスタイルで淹れてくれました。泡立てるのがポイントとのこと。
かなりがっかりの朝食でしたが、結婚式のおかげでスイートにアップグレードされたことを考えれば、これでプラマイゼロと思うことにします。