コロンボの空港と言えばこの仏像。仏像に背中を向けての写真撮影は禁止であることを案内する看板も立っています。
そして、新型コロナウイルス騒動ではこんなサインボードも。この当時はまだ中国のみが問題になっていたので、英語よりも中国語で大きく記載されていました。
コロンボでのスリランカ航空の指定ラウンジはSerendib Lounge。ワンワールドのエリートステータスでは入室出来ず、ビジネスクラス利用客のみを対象としているラウンジです。
ラウンジ内部は撮影禁止ということが明示されていたので、窓側から撮影した外の景色のみ。ラウンジ自体は狭くかなり混雑していたのですが、大きい窓で外に面しているため、あまり圧迫感はありませんでした。
13:40出発のフライトで、13:00頃にゲート前に着くと既に表示はFinal Call。ただし、実際はまだ搭乗開始にすらなっていません。早く乗客をゲートに集めたいのでしょうが、これを続けていると逆に狼少年になってしまう気もします。
ゲート通過時に、インド政府からの要請ということでこのようなペーパーを渡されました。過去14日以内に中国を訪れた乗客は、空港到着時に申告するようにという内容です。
また、裏面は到着客全員が提出しなければならない申告書になっています。あまり体裁が整っておらず、感染の拡大を受けて急遽準備したような雰囲気。
機材はA320。ビジネスクラスは4列16席が設定されており、8割ほどは埋まっていそうな様子でした。
ウェルカムドリンクの配布もあり。
飛行時間が1時間ほどしかない短距離路線のため、機内食のオーダーも離陸前に取られます。こんな短距離路線でも4種類から選べるとは、スリランカ航空さすがです。
その後、詳細は不明ながらチェンナイ空港の滑走路が閉鎖されたとのことで、しばらく離陸せずに待機。今回はこの先の乗り継ぎも無いので、気長に待つことが出来ます。
結局定刻より45分ほど遅れて離陸。
離陸するとすぐに、事前にオーダーを確認された機内食がサーブされます。今回はラムコフタを選びました。ワンプレートで簡易的ですが、この距離を考えればホットミールがサーブされるだけでも十分優秀。
ジャフナ半島上空。スリランカ内戦時には反政府勢力の拠点になっていた地域です。
食後はインド人の乗客が、自分のスマホで見ている動画の音声を大音量で流し出したりと、インド行きらしいフライトを堪能。ビジネスクラスだったおかげかある程度はまともなインド人もおり、しっかりと注意をしていたのは流石でしたが。
ほとんど遅れを取り戻せないまま、40分遅れでチェンナイ空港に到着。昨年倒産したジェットエアウェイズの機体が1機ポツンと放置されていました。
シンガポールからやって来たIndiGo便の隣りに駐機。降機すると、あちらの便での到着客は1人ずつ健康状態のインタビューを受けているようで、かなりの行列が出来ていました。
こちらの便は、ボーディングブリッジでスタッフに申告書を渡して両手のアルコール消毒を受けたらOK。
イミグレーションまでの通路はかなり長い距離。5分以上歩いた気がします。
スリランカ航空の機内では入国カードが配られなかったので、入国審査場で入手して記入。今回はe-Visaを事前申請していたので、入国はスムーズでした。
預け荷物受取場に両替所やATMがあるのでここで現金を入手。ここをスルーして外に出てしまうと、もう両替所やATMは無さそうだったので要注意です。
外に出ると、インドの空港にしては随分想像よりもマイルドな雰囲気。南インドと北インドの違いかもしれません。
チェンナイはUberが使えるので、それでサクッと市内へ向かいました。