空港までは宿のオーナーの車で。通常であれば空港送迎は有料なのですが、ちょうどオーナーが空港方面に用事があるということで、タダで乗せていってもらえました。
出発ロビーは屋根こそあるものの吹き抜けで開放的な雰囲気の建物です。
ニュージーランド航空のチェックインカウンターには行列が出来ています。今回はWorks Deluxe運賃を利用しているので、チェックインは優先カウンターが利用可能だったので助かりました。
小さな空港なので、国内線と国際線は隣同士。国内線のゲートはガラス扉1枚でした。
駐機していたのはラロトンガ航空のサーブ340。レジ番で調べたところ、2年前までの20年以上の期間、日本エアコミューターが保有・運航していた機材でした。日本の国内線からクック諸島の国内線に活躍の場を移して余生を過ごしているようです。
出国審査を受けて国際線側の出発フロアへ。ここでは驚いたことにニュージーランド航空がラウンジを構えていました。とはいえ、Works Deluxe運賃にはラウンジ利用権は含まれていないために使えず。
ゲート前には免税店やカフェ等もあり、それなりのテナントは整っています。ただし、ベンチの数が少なく搭乗開始前にはほぼ座る場所も無いほどの混雑でした。B777等の大型機の場合は、確実にベンチから溢れる乗客が出ることは間違いなさそうです。
搭乗開始。Works Deluxe運賃で優先搭乗は可能です。今日の機材はA321neoですが、真っ黒な塗装のため漆黒の闇にうまく溶け込んでしまっています。
座席は最前列を確保。足元のスペースは十分です。Works Deluxe運賃なので隣りは空席が保証されています。前回搭乗した時は1人1本ペットボトルの水が貰えたのですが、どうやらいつの間にかそのサービスは無くなっているようでした。
最前列なのでモニターは収納式。言語選択には日本語もあります。
エンタメも日本のものがたくさん入っていました。日本市場を重視している姿勢が見て取れます。
真っ暗な中を離陸。その後、どういうわけか機内照明はずっと暗い状態のまま、機内食のサービスが始まりました。
クルーから口頭でメニューの説明があり、ベジタリアンパスタ、レモングラスチキン、ビーフキャセロールの3択とのこと。ビーフキャセロールは前回搭乗した時に同じものを選んでいたので、今回はチキンを選択。寂しい見た目ですが、味は日本人好みなものでした。
フライトコース。ラロトンガからオークランドは東京から香港と同程度の距離があり、4時間以上かかる意外と長い路線です。
オークランドに着いたのは24時直前。この時間帯は国際線乗り継ぎ用の保安検査場へと繋がる扉は何故か閉ざされていました。
私は翌朝の乗り継ぎ便なのでそんなに急いでいる訳では無いのですが、0:55発のニュージーランド航空のシンガポール行きに乗り継ぎ予定の人達は大慌て。彼らの様子をしばらく見守っていると、誰かがどこからかスタッフを連れてきて無事に開けてもらえました。