JAL便で到着した後は、乗り継ぎの保安検査を越えて出発フロアへ。そのままカンタス航空のファーストクラスラウンジへ直行です。
ここのファーストクラスラウンジはオーダー式のアラカルトメニューがあるのですが、JAL便で朝食を摂ったばかりで、この後のカンタス便もあるのでここでの食事はパス。ソファーに座ってゆっくり過ごしました。自然光をふんだんに取り入れる明るい雰囲気のラウンジです。
ラウンジの真っ正面にはさっきまで乗っていたJAL機。
この日のカンタス機のゲートは35番。ラウンジからは結構遠い位置にあり、シドニーはホームとは言え、常にカンタスに優先してラウンジ近くのゲートがアサインされるわけでは無さそうです。
この便の機材はA330-200。以前はB737等の単通路機で飛ばしており、もっぱらこの区間は当時の提携先のエミレーツ航空のA380に任せていましたが、エミレーツとの提携解消を機に機材を大型化させました。同区間でもA320主体でモノクラス機運航のニュージーランド航空とは全く違った方向性です。
大型機なので座席のシートも長距離線仕様。フルフラットになるスタッガード型です。
座席操作のパネルはよく見るタイプ。言葉での表記はほとんどありませんが、直感的に操作しやすいようになっています。
ウェルカムドリンクのサービスもしっかりありました。
カンタス航空の安全ビデオは、世界各地のカンタス就航都市を順番に巡っていくもの。ロンドンやヨハネスブルク、サンティアゴに混じってしっかり東京も出てきました。
南向きに離陸。シドニーの南側は工業地帯のようです。
離陸後は機内食。タスマン路線はカンタス航空にとっては短距離線の部類に入るはずですが、きちんとメニューも配られました。
オムレツを選択。一見プレーンに見えますが、中にハムが入っています。
ドリンクはクルーおすすめの"グリーンジュース"なるものをもらいました。ケール、ビーツ、セロリなどの健康そうな野菜を搾った、いわば青汁のようなものです。
食後はフルフラットにしてゆっくり。正面の個人モニターが角度を調整できるので、寝転がっても見やすくなっているのはグッドポイントでした。
到着前にはマカロンのサービス。この便ではフライトを通してクルーが明るくフレンドリーで、会話がよく弾みました。カンタス便に乗るのは7~8年ぶりですが、以前に比べて良い印象です。
エミレーツのA380が沖留めで駐機していました。直行便でドバイまで17時間以上かかるので、ファーストクラスを満喫するには最高の路線かもしれません。
到着後は再び国際線乗り継ぎ。保安検査も混んでおらずサクッと通過できました。