Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

3日目:コルコバード国立公園 ジャングルトレッキング1日目

今回参加するツアーは、プエルトヒメネスで最も評判の良いツアー会社であるOsa Wildの"Intense Jungle Trekking"というもの。3日間かけてコルコバード国立公園を横断するコースで、スケジュールは以下の通りです。

1日目

赤線

昼過ぎに出発。プエルトヒメネスから車に乗り、ラタルデ(La Tarde)のロッジへ。午後はラタルデ周辺のジャングルを探検し、夜はナイトハイク。歩く距離はトータルでも数km程度。

2日目

緑線

ラタルデからコルコバード国立公園の入り口であるロスパトス(Los Patos)まで4km、さらにそこからシレーナ(Sirena)まで23kmの計27kmを歩く、全3日の中では最長のコース。最初の7~8kmはアップダウンがありますが、それ以降は平坦な道のり。

3日目

青線

シレーナから国立公園の出口であるラレオナ(La Leona)まで16km、そこから更にカラテ(Carate)まで3kmの計19km。基本的に海岸沿いを歩くルート。

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12時50分にOsa Wildのオフィスに集合し、一緒に3日間を過ごすツアーメンバーと顔合わせ。ドイツ人女性2人、ハンガリー人男性1人、ローカルガイド1人が一緒の計5名のグループです。ヨーロッパ人の3人はスペイン語が話せないようでしたが、ガイドが流暢な英語を操るので問題無し。基本的にはツアー中のコミュニケーションは全て英語でした。

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 車に揺られること1時間でラタルデのロッジに到着。

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今晩泊まるのはこの小屋です。2人1部屋なのでハンガリー人と同室に。

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一応トイレ、シャワー付きですが、なんとシャワーが設置されているのは屋外。ここまで開放的なシャワールームは初めてです。

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部屋に荷物を置いたら早速ジャングルトレッキングへ。初日のこの日はまだ国立公園の中には入らず、ロッジ周辺を探索します。荷物もロッジに置いていけるので、翌日以降に比べるとコースの難易度はかなり低め。

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この日に見られた生物、まずはオオハシ。最初は盛り上がりますが、ジャングルの中ではメジャーな鳥の1種なのですぐに見慣れてしまい、2日目以降は目もくれなくなります。

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トカゲ。このような素早い生き物も、ガイドが慣れた手つきで捕まえてくれるので、じっくり観察することが出来ます。

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トカゲ2。各種類の生態や特徴をガイドが都度説明してくれるのでその場では「へぇ〜」となるのですが、あまりに種類が多すぎて覚えていられないのが残念。

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色違いのオオハシ。この色の種類はレアだったのか、3日間でも数えるほどしか見られませんでした。

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木の葉に擬態するバッタのような虫。

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地面と同化しているカエル。ガイドのこうした動物を見つける能力にはこの3日間を通して驚かされ続けました。

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そしてこの日の一番の収穫は、このナマケモノ

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よく見ると親子で2頭います。

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ただし、写真だと近くに見えますが実際はこの距離。赤丸の中にいるのがナマケモノです。ガイドが望遠鏡を持ってきてくれるのでその場での観察は問題ありませんが、写真に残したければ高倍率ズームのカメラは必須です。

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途中、気になっている果物を発見。現地ではagua de manzana (=water apple)と呼ばれるフルーツだそうです。 

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ガイドが取ってくれたので1つ食べてみました。確かにその名の通り、水分の多いリンゴというのがしっくりくる食感と味。

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一旦ロッジに戻って、夕食はバーベキュー。

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食後は再びジャングルのナイトハイクへ。ヘッドライトで照らしている周囲だけは明るくなりますが、この写真の通りそれ以外の場所は漆黒の暗闇に覆われています。1人で取り残されたら絶対に帰れません。

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夜は爬虫類・両生類の活動が活発。暗闇にも関わらずガイドが次々と生き物を見つけてくれます。まずはイグアナのような見た目のトカゲ。

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羽化寸前のセミ。日本では見慣れたセミですが、ドイツやハンガリーにはあまりいないのか、彼らがセミの抜け殻に興味津々だったのは意外でした。

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カエル。色から想像が付く通り毒ガエルです。

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カエルその2。

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カエルその3。赤い目が特徴のその名もRed-eyed tree frogというこのカエルは、コスタリカを代表する生き物の一つだそう。ロンリープラネット最新版の表紙もこのカエルです。

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この他に、素早すぎて写真は取れなかったのですがオポッサムも見ることが出来ました。ガイド曰くオポッサムはかなりレアなようなのでラッキーだったようです。