ゴールデンウィーク前の最後の勤務日は、定時より1時間ほど前に会社を後にしてそのまま成田へ直行。
チェックインカウンターで最終目的地を聞かれたので、シドニーから先は別手配のニュージーランド航空便でトンガまで行くと伝えたところ、なんと乗り継ぎ便のボーディングパスまで発券してもらえました。アライアンスも違うのにここまでしてくれるとは。
荷物のスルーチェックインも可能だとのことでしたが、往路ということで乗り継ぎ時の紛失リスクが恐いのでそのオファーは辞退。そもそもスルーができない前提で、シドニーの乗り継ぎ時間は3時間半と余裕を持った設定にしているので問題ありません。
出国後は、いつも通りJALのファーストクラスラウンジでシャワーを浴びて旅行仕様の服装に着替えようとしたのですが、本館側はシャワールームが1時間待ちとのこと。そのため、仕方なくサテライト側へ。
サテライト側では待ち時間無くシャワーが利用できました。設備は本館側と同じだと思われます。
本館側と違い、サテライト側はいつも空いている印象です。静かな環境でゆっくりしたいなら断然こちら側。
ダイニングにも人っ子一人いません。
ラインナップは寿司バーを除けば本館側と変わりないのですが。
搭乗時刻が近づき、本館側に戻ってゲートへ。シドニー線は優先順位が低いのか端の方だったので、サテライト側からだとかなり歩く羽目に。
すでにエコノミークラスの搭乗が始まっていました。それでも優先レーンはきちんと確保されているので、並ばずにすんなり搭乗。この辺りはさすが日系キャリア。
いつものスカイスイート。今回は1A指定。
ゴールデンウィークということで当然満席。エコノミーも満席だったようです。
この便ではウェルカムドリンクが配られました。
アメニティはゼロハリバートンが終了し新しいETROのものに変わっていました。それにしても年寄りくさい色使いで、全く持ち帰ろうと思わせないデザインです。
定刻でドアクローズ後に機長からアナウンスがあり、シドニー空港の早朝の運用制限のために30分ほど成田で待機するとのこと。地上で待っている間にオーストラリアの入国カードが配布されました。しっかり日本語版。
20:00前にゲート発。この時間帯は成田を発つ便も多くなく、待ち時間なしですぐに離陸しました。
離陸後は早速夕食タイムです。
最前列だったおかげか、待ち時間も短くすぐにサーブが始まりました。まずは前菜。
和食をオーダーしたところ、このような弁当箱スタイルで出てきました。
機内食にしては珍しい刺身が入っています。今回担当のクルーはつい最近まで機内食部門で地上勤務をしていたとのことで、生物の殺菌処理方法など詳しいことまで解説してもらえました。
メインは牛と鮭。いつも通り、肉と魚の組み合わせ。
デザートは自分で作るタイプの最中。
グアムの手前あたりで食事終了。オーストラリアは時差がほとんど無く到着が朝となるので、食後はすぐに就寝。
目が覚めたのはこのあたり。
朝食は和食や洋食のセットメニュー等もあったのですが、そこまで空腹でもなかったのでフルーツとアイスクリームだけ。先日の北京線ではハーゲンダッツでしたが、長距離線になるとDEAN&DELUCAになるようです。
到着直前にExpressカードが配布。これで入国審査・税関でも優先レーンが利用可能。
成田で出発時刻の調整をしたおかげで、上空待機になることもなく定刻でシドニーに到着。
オーストラリアでの入国時は、日本国籍者は機械での無人入国審査の利用が可能。物は試しと挑戦しようと思ったのですが、機械の前はご覧の通り長蛇の列。朝の時間帯はアジア各地や米国西海岸からのフライトが続々と到着するので、混雑しがちなようです。
利用は諦め、従来の有人審査を通過して入国。多くの人が手前に設置された機械利用に流れるので、混雑時はむしろ奥に進んだ有人ブースの方がスムーズかもしれません。