ヒースローでの乗り継ぎは至ってスムーズ。ラウンジに立ち寄る時間はなかったものの、75分で何事もなく乗り継ぎはできました。
この時の成田線に充てがわれていたのは最新機材のB787-9。とはいえ、クラブワールドの座席自体は羽田線に入っているB777と全く同じものです。
座席は隣りを気にせず通路に出られる7Aを確保。ビジネスクラス6~7列目はミニキャビンのようになっているので静かですが、クルーもあまり通らないため、ウェルカムドリンクや安全ビデオ放映時の画面開きなど、色々と忘れられがちな席でした。
セーフティーデモも終わって機体が完全にタキシングを始めた後で、ようやく忘れられていたことに気づかれたのか、ウェルカムドリンクが回ってきました。わざわざ持ってきてもらったのでシャンパンを受け取りましたが、3分ほどですぐに回収です。
離陸。この日はいつもと違い東に向かって離陸するパターン。
そのおかげで、ウェンブリースタジアムなどロンドンのランドマークを見下ろすことができました。
機内食メニューチェック。夕食メインの和風カレーは数カ月前に搭乗した羽田行きにもありましたが、日本路線の定番なのでしょうか。
朝食のイングリッシュブレックファストも前回と同じ。これはやはりBAの定番ということなのでしょう。
まずはBAお決まりのout of Africaナッツから。程よい塩味でいつも気に入っています。
前菜は和食。BAはいつも洋食の選択肢があまり魅力的に思えず、乗るたびに和食を選択してしまいます。まあ、イギリスの航空会社ですから。
メインは"牛すき煮"を選んだのですが、完全に想定と違うものが出てきました。ただメニューの英語表示を見ると"Grilled fillet of beef with suki ni sauce"と書いてあったので納得。外国での日本語は迂闊に信用できません。
デザートまでしっかり完食。
前回搭乗した時も食事のペースはかなりゆっくりだったのですが、今回はさらに時間がかかり、食事が終了した時には既にロシア上空でした。ヒースローを離陸してから3時間以上が経過しています。
このタイミングでちょうど日の入り。この時期なら白夜かとも思っていたのですが、そこまで高緯度には行きませんでした。
満腹になったところで就寝し、ハバロフスクあたりで目覚めました。その後、日本海上空に出たあたりで朝食タイム。
まずはフルーツとパンから。熱帯地域で採れる印象のドラゴンフルーツが入っていたのですが、イギリスではポピュラーな果物なのでしょうか。
メインは前回イングリッシュブレックファストを選択したので、今回は別のものを。これは当たりでした。
今回の私の列の担当クルーは日本人の方だったのですが、外航の日本人クルーによくありがちな横柄な感じは全くなく、丁寧かつ適度にフランクな良い印象の方でした。BAの日本人クルーは基本東京ベースらしいので、そのおかげかもしれません。
成田に到着。西アフリカ旅行も無事終わり、トラブルなく帰国することができました。