Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

5日目:セレクンダ町歩き

ガンビア滞在2日目はセレクンダの町をぐるっと周ってみます。

まずは観光客向けのリゾート施設や飲食店が集まるセネガンビア地区へ。宿のあるファジャラ地区からは乗り合いタクシーでセネガンビア地区の入り口まで10分ほどです。

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ガンビアは、表向きはビーチリゾートとして観光客を集めていますが、ヨーロッパ(特にイギリス)では、言わずと知れた中年女性にとってのセックスツーリズムのメッカとして有名な旅行先。その本拠地がこのセネガンビア地区です。ここを歩いていると、一人で歩いている白人の中年女性や、グループでタムロする若い現地人男性が目に付き、確かに通常の観光地とは違う雰囲気。まだ朝の静かな状態でこれですから、夕方以降のこのエリアがどんな感じかは想像に難くありません。

セネガンビア地区を歩いて通り抜けると、その奥にあるのがビジロ森林公園(Bijilo Forest Park)。野生動物が気軽に見られると評判なので、入場料150ダラシ(約360円)を払って入園します。チケット売り場付近には例によってガイドが待機しており、1人で歩くと危険だとか言ってきますが、ガイドは不要だときっぱり伝えるとしつこく寄ってくることはありませんでした。

朝早くに行ったのが奏功したのか他に人はほとんどおらず、貸切状態。

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2~3分歩くと、早速猿に遭遇。

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最初は興奮しましたが、少し歩くとこの公園は猿だらけなことがわかります。

ここにも。

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そこにも。

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あちらには群れが。

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人間には慣れているのか、ここまで近づいても逃げません。

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鳥もいろいろいましたが、猿と違い遠くて小さいのでなかなか写真には写せません。唯一まともに撮れたのはこれくらい。

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30分くらい歩き、どんどん出てくる猿や鳥にも段々飽きてきた頃に海に出ました。ここで公園は終わりです。

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公園をそのまま引き返しても面白くないので、海岸を歩いてセネガンビアの中心まで戻ることに。

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しばらく歩き続けると、前方にいくつもの黒い影が。

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何かと思って近づくと、ハゲワシです。波で打ち上げられた魚の死骸を貪っているのでした。

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彼らは水が苦手なのか、波が打ち寄せる度にいちいち避難し、波が退くと次の波が打ち寄せる前に急いで魚をついばんでおり、その動きは意外と愛嬌があります。

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5月はオフシーズンなのか、ビーチにも人はまばらで海の家も開店休業状態。西向きの海岸なので、夕暮れ時は賑わうのかもしれません。

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続いては隣町のバカウにあるワニ園へ。入場料100ダラシ(約240円)。

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ここは先ほどの森林公園と違い、観光客向けの完全に人工的な施設。池にはかなりの数のワニがいます。

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そして、池だけでなく通路にも。

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ワニとの間には柵も何もありません。チケット売り場のスタッフはワニに自由に触ってもいいと言っていましたが、私の肝っ玉ではこの距離が限界。

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途中の単なる通路も、木陰にワニがいるのではないかと思うと安心して歩けません。

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ワニがいるだけで特に何か面白いことがあるわけではありませんが、暇つぶしにはちょうど良い感じでした。

ワニ園の周辺は民家が立ち並ぶ住宅街。セネガンビア地区とは打って変わって現地人の日常生活を垣間見ることができるエリアです。

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子供たちが外国人に興味津々なのはここも同じ。このくらいの年齢のアフリカの子は男なんだか女なんだかよくわかりません。

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もうこれでガンビアの名だたる観光地は行き尽くしてしまいました。あとは適当に町をふらふら。

これは偶然見つけたスウェーデン領事館とノルウェー領事館。今までに目にした中で最も質素な作りの領事館です。きっと本国から派遣された領事はおらず、ガンビア現地人が名誉領事が1人いるだけとかなのでしょう。

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ガンビアは人口の95%をイスラム教徒が占めるムスリム国家。この看板は町中でよく見かけます。

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観光客が集まるエリアから少し離れれば、交差点の真ん中を牛が横切っていくようなのどかな場所でした。

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ガンビアはこれで終わり。翌日はセネガルの首都ダカールへ向かいます。