宿に着いたのは15時前。まだ暗くなるまで時間があるので、フェリーの中から見えたサイクリングロードを少し走ってみることにしました。
宿では無料の自転車貸し出しサービスがあるのですが、ちょうど最後の1台だけ残っており、それを借りてサイクリングスタート。ママチャリですが、遠出をするわけではないので問題ないでしょう。
宿の真裏がもうサイクリングロード。所々で右前方に利尻岳が見えたりと、晴れている中で気持ちの良いサイクリングです。
宿から15分ほどで、フェリーから見えた橋に到着しました。
橋から望む鴛泊の街並み。岬のようになっている部分の先端の丘も眺めが良さそうなので、帰りに寄ってみることにします。
反対側には聳える利尻岳。明日登山予定なので、今日と同じように晴れてくれることを願います。
更に15分ほど走ってやって来たのは姫沼園地。ここに着くには、サイクリングロードから離れて5分ほど車道を進む必要があるのですが、その車道が自転車にはなかなかの急勾配。良いエキササイズになります。
姫沼。湧水を堰き止めて造った人造湖だそうです。
沼の周りを30分ほどで周回できる遊歩道が整備されているので、ふらっと一周。
途中、ポン山という名前の山への登山道への分岐があります。もう少し時間があればこちらにも行ってみたかったのですが、またの機会に。
一周している間に急に雲が出て来てしまい、歩き終わる頃には利尻岳は雲の裏に隠れてしまいました。山の天気は変わりやすいのです。
姫沼の売店。ポストカード等のちょっとしたお土産が置いてありますが、食べ物はほとんどありません。
姫沼を後にしてサイクリングロードを更に進み、ゴール地点の野塚展望台に到着。不思議なモニュメントが目印です。
展望台からの景色。帰りは海岸沿いの車道経由で鴛泊へと戻ります。
帰りに立ち寄ったのが、サイクリングロードから見えた岬。ペシ岬という名前でした。
上までは歩いて5分ほど。すぐに着きます。
ペシ岬展望台。
予想通り、鴛泊の町が一望出来ました。ただ、午後は逆光になってしまったので、訪れるのであれば午前中の方が良いかもしれません。
奥の方には礼文島も見えました。利尻と比べるとやはり平らなシルエットの島です。
先の方に灯台もありますが、そちらは立ち入り禁止エリア。
利尻岳は雲がかかっていますが、山頂部分のみ何とか見えました。雲の形も刻一刻と変わります。
宿に戻る途中、セイコーマートに立ち寄り明日の登山の行動食等を調達。北海道で展開するローカルコンビニチェーンですが、セブンやローソンと比べても安いし旨いしで、北海道旅行中はお世話になりました。
夕食は宿で。豪華というわけではありませんが、地元の食材を使った手作り料理で美味しく頂きました。