今回ホーチミンで滞在したのは、Icon 56というコンドミニアム。ベトナム人富裕層や外国人向けと思われる高級マンションですが、その一部が短期滞在用に貸し出されています。
中心部の1区からベンニャ川を挟んだ向かい側の4区に位置しており、中心部まではUberが便利ですが頑張れば歩いても行ける距離。1階にはコンビニも入っているのでちょっとした買い物も楽々でした。
コンドミニアム内部。電飾が少し派手なのは予想外でしたが、全体的に清潔ですし広さも十分。
キッチンや冷蔵庫に加えて洗濯機も設置されているので、旅行だけでなく業務出張でも快適に使えそうです。
この日の昼に訪れたのは、ベトナム戦争証跡博物館。
内部はひたすらこのような写真の展示です。ベトナム一般市民の戦争被害に重点を置いており、写真の一部には見るに耐えないようなものも含まれますが、かなり充実した内容。ゆっくり見れば半日はかかってしまう程の規模でした。
そして夜に参加したのは、ベトナム料理のグルメツアー。ガイドが運転するバイクに乗ってホーチミンに点在する屋台を巡る、食と観光が合わさったようなツアーです。
1軒目で出てきたのは麺料理のブンティットヌン。フォーに似た米麺ベースですがスープはなく、タレをかけて混ぜて食べる汁無し麺でした。
店内にバイクも駐めるのがベトナム流?
続いて2軒目。ガイド無しでは来られないような裏路地の中にあるディープなローカル屋台街です。
名前は不明ですが、シーフードや豚肉が入った具沢山オムレツのようなものを香草で巻いて食べる料理。ベトナム料理は全般的にヘルシーなので、胃にも優しくどんどん食が進みます。
続いて食休みがてら訪れたのはベトナムで最も古いと言われているアパート街。ベトナム戦争以前に、米兵向けの宿舎として建設されたものだそうです。
このツアーは、英語を勉強したいベトナム人大学生がガイドをしており、安い値段が設定されています。そのため、参加前は十分なコミュニケーションが取れるか不安だったのですが、この日の19歳のガイド君の英語は流暢で全く問題無し。食事だけでなくベトナム文化の説明や大学生活の話など、ユーモアたっぷりで飽きずに楽しめました。
むしろ笑ってしまったのは、あちらから「日本人だから英語が出来ないかと思っていました」と言われたこと。日本人の英語力はベトナムの大学生にも舐められる始末なのでした。
3軒目はネギの豚肉巻き。
4軒目はバインミー。ここまで来ればさすがにもう満腹になりました。
最後の5軒目はシメのデザート。一見何だかよくわからない代物ですが、バナナをもち米で包んで焼いたものです。
それをカットして、ココナッツソースと混ぜたら完成。これももちろん美味しいのですが、もち米ベースということで、想像通りかなり腹にたまる内容。申し訳ないと思いながらも半分ほどでギブアップとなりました。
これにてツアー終了。弾丸旅行なので翌日はもう帰国です。