往路に続いてコロンボ空港の仏像と再会。この裏に見える乗り継ぎカウンターで、シンガポール航空のボーディングパスを受け取ります。カウンターの表示はスリランカ航空しかありませんでしたが、問題なく手続きしてもらえました。途上国らしからぬスムーズさに感心。
シンガポール航空指定はAraliya Loungeなのですが、この日は閉鎖されていたのか、それとは別のExecutive Loungeに案内されました。
内部はびっしりと椅子が詰められ、かなり窮屈な雰囲気。フード類も大したものは無く、あまり長居をしたくなるような場所ではありません。
深夜0時過ぎのコロンボ空港は出発便ラッシュ。スリランカ航空便が中心ですが、それ以外でもSQに加えMH、CXと日本人利用客が多そうなフライトが続きます。
コロンボ空港は各搭乗ゲートの手前で保安検査が行われるチャンギと同様の方式。タイトな乗り継ぎの時には直ぐにゲート前にたどり着けるので便利なのですが、一つの便に搭乗する乗客が同じタイミングに集まってしまい混雑しがちなのがデメリット。特段優先レーンも用意されておらず、この日もこのようになっていました。
今回の機材はA350-900。SQの同機種では北米線向けの超長距離用、欧州・豪州線向けの長距離用、アジア域内線向けの短中距離用の3仕様が導入されていますが、今回は短中距離用です。
ビジネスクラスのシート。短中距離用とはいえスタッガードのシートを導入してくるあたりはさすがSQです。
座席周りの詳細は、以前搭乗したB787-10と全く同じなので今回は割愛。少々狭いですが、フルフラットになるので寝るだけと割り切ってしまえば問題ありません。
座席に着くと、機内食メニューを渡しがてらクルーからの挨拶。SQに乗ると必ずこちらの苗字を呼んで挨拶してくれますが、手元にメモも無いのに暗記しているのでしょうか。いつも感心させられます。
コロンボ0:45発、シンガポール7:15着、所要時間4時間というフライトなので、機内食はパスしてすぐ寝るのが定石。一応メニューをチェックしたところ、そんなスケジュールのフライトでもしっかりメインは3種類準備されているようでした。どれもこの時間帯に食べるには重め。
離陸後にスクリーンを見ると、この日の飛行時間は3時間半。すぐに眠りに落ちました。
しっかり3時間寝て、目が覚めたらもうここ。エアラインによっては45分前くらいで起こしてくるところもありますが、SQは比較的ギリギリまで寝かせてくれる会社です。
チャンギはT2に到着。乗り継ぎの成田行きはT3なので、Skytrainを使って移動です。