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とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記

9日目:エールフランス AF596 コナクリ〜パリ(CDG) ビジネス

到着時と同様に、宿の送迎車にお願いして再び空港へ。夕方から夜にかけての時間帯は交通渋滞がひどいという話を聞いていたので早めに空港へと向かったのですが、思ったほどでもなく30分ほどで空港まで着きました。

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コナクリの空港は、駐車場と空港ターミナルが少し離れていて歩道橋で結ばれており、車で送ってもらえるのは、駐車場にあるMeeting Pointまで。

ここからターミナルへと向かう歩道橋が少し厄介で、100mもないような一本道にも関わらず警官のチェックポイントが3ヶ所もあります。賄賂要求が酷いとの評判なので出来れば通りたくないところですが、出国したければ覚悟を決めるしかありません。

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各チェックポイントにいた警官とのやり取りは以下の通り。

1人目:「ボーディングパス?」⇒何を指しているのか不明。チェックイン前でボーディングパスなど持っていないので、印刷したe-ticketコピーを見せたらOK。

2人目:「ギニアフラン?」⇒ギニアフランは国外持出禁止なので、もし持っていれば巻き上げようという魂胆なのでしょう。きっぱりNoと言えばOK。

3人目:「コーヒー?」⇒コーヒーを飲む金が欲しいという要求のよう。少し粘られましたが、ここもきっぱりNoと言えばOK。

毎回パスポートを渡さなければならず、あまりこちらも強気には出られない(パスポートを返してもらえないと困る)のが難しかったですが、それでも前評判ほどの悪質なものではなく、賄賂支払いは無しで済みました。

歩道橋を無事突破してターミナル内に入れば、チェックイン自体はスムーズ。エールフランスは乗り継ぎ便まで含め1枚のボーディングパスに印刷される形式でした。スカイチームメンバーではないJALのエメラルドステータスまできちんと認識されているのは驚きです。

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チェックイン後も更に2ヶ所のチェックポイントがありましたが、これも無難に通過します。

それを通過したら、最後のラスボスは出国審査のイミグレオフィサー。今までの雑魚キャラとは違いストレートに「l'argent?」(フランス語で「お金」)と要求してくるあたり、やはり格が違います。しかも、フランス語がわからないフリをすると「モネ?」(多分moneyと言いたい)と、そこだけは英語。

こいつは難敵で、他に出国者がいないタイミングだったせいもあって、こちらがいくらとぼけてもなかなかスタンプを押してくれませんでしたが、最後までフランス語がわからない+モネ?が聞き取れないフリで押し問答をしていたら、何とか通過出来ました。

イミグレ後の保安検査は特段賄賂要求も無く、それを通過したらやっとラウンジに到着。ここまで来ればもう安心で、これ以降は賄賂要求はありませんでした。

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年が明けてもまだクリスマス気分のラウンジ。外に面した窓も無く狭苦しい雰囲気はありますが、利用者が少なくソファーも快適なので搭乗までの1時間ほどを過ごす分には問題ありません。

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飲み物は席に着くとスタッフがオーダーを取ってくれ一方で、食べ物はビュッフェ制。まあ、食指が動くようなものはほとんどありませんが。

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予想に反して、トイレはきちんと清掃が行き届いていて綺麗な状態。トイレのクリーンさは場所によって千差万別なので、意外と重要なポイントです。

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ラウンジ内にエールフランスの搭乗が始まったというアナウンスが流れたタイミングでゲートへ。アフリカから欧州へ向かう路線だからか、ボーディングブリッジの前では乗客全員に対して追加での手荷物検査がありました。

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今回搭乗するのは、2日前にフリータウンからコナクリまで乗った路線の続きの区間。当然機材も同じA340-300で、JOON塗装のままです。

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搭乗。JOONに一度払い下げられたような機材ということで、シートも古めでフルフラットにはなりません。JALのシェルフラットネオと似たような仕様です。

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座席に置いてあったアメニティポーチ。中身は歯ブラシ、アイマスクなど標準的なものがほとんどでしたが、メガネ拭きが入っていたのが特徴的でした。

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ウェルカムドリンク。フランスの航空会社ですから当然シャンパンでしょう。

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エールフランス機内では、フランス語の英語に対する優先が徹底されています。クルーの乗客への呼びかけが必ずMadameかMonsieurなのはまだしも、離陸時に機内食メニューを配る時に、明らかな英語話者に対してもわざわざフランス語のページを開いて渡してくるのは何かの嫌がらせかと思ってしまうほどです。

気を取り直して自分で英語のページを開き直すと、こんな内容。出発後に夕食、そして到着前には軽い朝食がサーブされます。

この便はコナクリ23:10発、パリ6:30着、フライト距離約2,800マイルと、日系のバンコク〜羽田の夜行便あたりとほぼ似た運航形態なんですが、日系は離陸後の食事はほぼ無しで、到着前に朝食をサーブするのとは対照的。

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無事にドアクローズされ、ゲートを離れます。なんだかんだとアフリカ旅行は緊張感があるので、これでやっとリラックス。

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離陸後は、フライト時間が約6時間と夜行便にしては短いこともあって、テキパキと食事サービスが始まります。まずは食事の準備がなされている間に、ドリンクとスナックの配布。このチーズ入りビスケットのようなスナックは日本では見かけませんが、なかなか美味しかったです。

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まずはスターター。左側はスモークサーモンですが、右側はフォアグラ。近年では動物愛護団体の標的になっているフォアグラですが、エールフランスではそんな事は何処吹く風ということでしょうか。

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続いてメイン。選択肢は4つあり、その中からホロホロ鳥(Guinea Fowl)を選びました。食事についてはさすがエールフランスというレベル。

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最後は緑茶で終了。高級食材であるフォアグラをスターターとしたり、ワンプレートではなく順番にサーブしたりと、エールフランスのプライドが垣間見える機内食でした。

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サーブが終わったのはモーリタニア上空あたり。昨年GWに旅行したアタールやシンゲッティといった地名が見えます。残り4時間半を切っているので、この後は座席を倒して就寝。

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クルーに起こされたのはもう着陸30分前。事前に朝食で起こすかどうかの確認はありませんでしたが、寝ている乗客は起こさないスタンスのようでした。まあ、この時間帯はなるべく長く寝ていたい乗客が大半でしょうから、良い判断かもしれません。

定刻でシャルルドゴール空港に到着。ボーディングブリッジの外気に、冬の欧州に着いたことを実感しました。

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