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とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記

4日目:テヘラン散策 (2) グランドバザール、イラン伝統料理ディジ

イラン滞在最終日。前日にマシュハドまでの日帰りをこなしたため、今日はテヘラン市内の行きたい場所を巡ってゆっくり過ごすことに。

この日は日曜日でしたが、イランでは普通の平日。朝は道路に通勤者の車・バイクが溢れます。この大量の車が行き交う道を渡るのは勇気がいるのですが、現地人はこの通り、こちらでは信じられないような隙間を見つけて渡っていきます。テヘランで生活するには必須の能力なのでしょう。

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ホテルからグランドバザールに向かう途中に立ち寄ったのは、マシュハドホステル。11年前に初めて途上国1人旅をした先がイランだったのですが、その際のテヘラン到着初日に泊まった思い出の宿です。今でこそ毎月旅行に行っていますが、ここが原点と言っても過言ありません。

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当時と変わった様子の無いマシュハドホステルを眺めて安心したのち、グランドバザールへ。大通りは喧騒に包まれていますが、一歩裏通りに入ればこの通りの静けさです。

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グランドバザールに到着。Lonely Planetには、まだ人の少ない午前中が訪れるにはベストと書いてあったのですが、いざ着いてみると午前中にも関わらずこの混雑ぶりです。

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ここに来れば何でも揃うと言っても過言では無いほどの大規模なグランドバザール。こうした金ピカの装飾品店などは、いかにも中東のバザールらしい店でしょう。

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大きなグランドバザールですが、ここも中東の他のバザールと同様、取り扱っている商品毎にある程度コーナーが分かれています。例えば、ここは時計のコーナー。

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模造品のコーナーも充実しており、ここはここでツッコミどころ満載ですが見ている分には楽しめます。例えば、世界の一流ブランドのベルトバックルだけを売る店。

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ロゴのプリントを売る店など。個人向けの商売では無く、模造品製造業者向けの卸売がメインなのだと思われます。

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ドライフルーツのコーナー。ここはお目当ての一つだったのですが、かなり奥の方にあり見つけるのが大変でした。

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イランといえばピスタチオ。1kgで約1,000円程度とかなりお手頃です。この店のオーナーは英語こそ通じませんでしたが、味見をさせてくれたりと親切だったので、Google Translateを駆使して会話をしながら、2kgほど大人買いしてしまいました。

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食堂はあまり多くはないですが、このようにケバブなどの軽食を売っている店はいくつか見かけます。

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バザールの中にはこんなモスクも。銀行も消防署もあり、もはやグランドバザール自体が1つの町としての機能を兼ね備えているといっても過言ではありません。

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また、頭上にはこんなプロパガンダも。

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やはり米国とイスラエルは不倶戴天の敵なのです。

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続いてグランドバザールを後にして、その近くにあるLonely Planetおすすめの"Timcheh Akbariyan"というチャイハーネへ。イラン最古の銀行となった建物を利用したチャイハーネとのことで、その建物自体にも文化遺産的な価値があるらしく、観光客向けの標識も出ていました。

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標識に沿って入り込んだ小道もまた良い雰囲気。

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そしてお目当てのチャイハーネTimcheh Akbarianに到着。ロンプラに載っている割には観光客も全くおらず、穴場的な良い場所です。

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建物自体は1774年に建設され、1792年からユダヤ系の銀行として営業していたようです。ユダヤ系というとイスラエルを連想しがちですが、こうした過去の歴史自体はイラン的にも問題無しということなのでしょうか。

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このチャイハーネは1階と2階にそれぞれカーペットが敷かれた小部屋がいくつもあり、靴を脱いでここに上がって寛ぐ形式です。

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ランチメニューとして置いてあるのはイランの伝統料理である"ディジ"(Dizi)1種類のみ。シチューのようなものなのですが、これがかなり日本人の舌に合う料理でした。

このディジですが、食べるまでには少し作業が必要。まずはポットに入れたシチューとナンを店員が持ってきてくれるので、その中からスープも半分ほど器に取り出します。

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そして、ポットに残ったヒヨコ豆、トマト、ラム肉とスープをひたすら押し潰します。

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これで完成。ナンはスープに浸して食べ、ポットの中身がマッシュされた混ざったものはそのまま食べます。

スープ自体に肉と野菜のコクが出ていてこれを浸して食べるナンも美味しいですし、ポットの中身はマッシュドポテトのような食感ですがこれも日本人にウケること間違い無しの味でした。これで200,000リアル(=約170円)と価格も激安です。

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お腹も満たしたところで、午後は旧アメリカ大使館を訪れます。