Out of Office 旅に出よう

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記

2日目:テヘラン散策 (1) ホテル、国内線航空券購入、電器街

イマームホメイニ空港からはホテルの送迎車で市内へ。空港はテヘラン中心部から50kmほど離れた荒野の中にポツンとありますが、そこから市内への道はガラガラ。ドライバーは時速120kmで爆走して行きました。

f:id:Pablo21:20191213174032j:plain

空港から市街地への道すがらに通り過ぎるのが、ホメイニ廟。イラン革命の指導者であるホメイニ師の聖廟であり、今回は訪れませんでしたがLonely Planetによると観光地としても人気なようです。

f:id:Pablo21:20191213174036j:plain

ホテルに到着。グランドバザールからほど近いところにある、Ferdowsi International Grand Hotel。米国制裁によるイランリアル暴落のおかげで、1泊40ドル(空港ピックアップ、朝食込み)という破格の値段で泊まることが出来ました。

f:id:Pablo21:20191213174247j:plain

ホテルの外観は、(夜ですが)こんな感じ。テヘランの高級ホテルは北部の山沿いの地区に集中しているため、グランドバザール近辺のダウンタウンでは、唯一と言っていいほどの大型ホテルです。

f:id:Pablo21:20191213174811j:plain

ちなみにここの朝食はビュッフェ形式。パンやシリアル類に加え、ホットミールや野菜も豊富で充実した内容でした。

f:id:Pablo21:20191213175240j:plain

イランは、これもまた制裁のせいなのですが、国際金融システムからシャットアウトされており、国際クレジットカードやキャッシュカードの利用は一切不可。そのため、十分なキャッシュを持ち込むことが必須になります。

前回イランを訪れた時(2008年)は米ドルは両替レートが悪くユーロを持ち込むのが基本だったのですが、今回(2019年)は米ドルでもユーロでも特段レートに有利不利はありませんでした。

公表レートと実勢レートに違いがあるのは前回も今回も同じ。今回訪れた時は実勢レートで言うと1ドル=125,000リアルでした。ホテルでも実勢レートで両替をしてくれるとのことなので、ここで現金をある程度入手してから街歩き開始です。

f:id:Pablo21:20191213175122j:plain

この日の一番のミッションは、翌日にマシュハドを訪れるための航空券を買うこと。

これもまた制裁のせいで、イランの航空会社の航空券はExpedia等からのオンライン購入は一切不可。イランの旅行会社にメールをすればPayPal払い等で購入することも出来るのですが、手数料がかなり嵩みます。そういうわけで、一か八かテヘラン到着後に現地で買うことにしてみました。

テヘランで旅行会社が集中するのは、メトロのFerdowsi駅近くにあるNejatollahi Street。早速その通りへ向かいましたが、この日はイランの週末である金曜日。ほとんどの旅行会社が閉まっています。

Nejatollahi Streetで懐かしいJALのロゴを発見。

f:id:Pablo21:20191213175125j:plain

通りを進むと、唯一オープンしていた旅行会社を発見。応対してくれたスタッフは全く英語が通じなかったのですが、英語の話せる人に電話をかけてくれ、その人を通訳替わりにして、受話器を交互に渡し合いながらなんとか意思疎通が出来ました。

イランのカレンダーは右から始まるのに加え、土曜日スタートの金曜日終わりで、暦も西暦と違うのでわかりにくいことこの上ありません。

f:id:Pablo21:20191213175129j:plain

そして購入したのがこの航空券。翌日の朝10:40にテヘラン発に乗り、夜21:05マシュハド発で帰って来る日帰り往復です。イラン航空のビジネスクラスで、運賃は諸税込みで16,272,000リアル(=約15,000円)と前日購入にしてはかなりお買い得でした。これも制裁による物価安のおかげです。

f:id:Pablo21:20191213224233j:plain

そんな制裁下のイランですが、国民は困窮しているかというと傍目には全くそんな様子は無く、通常通りの生活を行なっています。スーパーに入ればこの通りの品揃えで、日常生活には支障がなさそうでした。

f:id:Pablo21:20191213175218j:plain

ただし、置いてある商品はよく見ると模造品ばかり。逆を言えば、制裁下でも輸入品を国内製品で代替できるだけの底力がある国とも言えます。

f:id:Pablo21:20191213232601j:plain

また、スーパーよりも役に立つのが、道端にオープンしているこのようなキオスク。テヘラン市内には数多く存在し、水やスナック類等の簡単な買い物であればここで完結します。

f:id:Pablo21:20191215130026j:plain

雑誌コーナーにモウリーニョ監督を発見。本人の許可が取れているかは怪しいですが。

f:id:Pablo21:20191215130021j:plain

テヘランの道端にはこうしたジューススタンドも多く存在します。訪れた11月はザクロのシーズンらしく、ザクロジュースが格安で楽しむことが出来ました。絞りたてでフレッシュな酸味が楽しめるので、テヘラン滞在中には何度もお世話になることに。

f:id:Pablo21:20191215133527j:plain

この日の夜に訪れたのは"テヘラン秋葉原"とでも言うような電器街。その中心にあるのはCharsou Mallというショッピングモールです。

f:id:Pablo21:20191213181941j:plain

ショッピングモールと言っても、テナントはほとんど電化製品関連。夜でも店内はかなりの賑わいを見せています。

f:id:Pablo21:20191213181938j:plain

一番人気そうだったのはSAMSUNGの店舗。この経済制裁下、どこから仕入れたのかわかりませんがGalaxyの最新機種が展示されていました。

f:id:Pablo21:20191213181919j:plain

Appleを取り扱っている店舗もありました。当然Appleの正規店では無いのでしょうが、店内の展示方法まで、かなり本物に寄せてきています。iPhone Xが1億1,500万リアル(=約10万円)と日本と遜色無い値段でしたが、この物価水準でこうした価格設定でも販売出来るというのが衝撃的。

f:id:Pablo21:20191213181931j:plain

その他HUAWEI、LGなど、世界で流行っているスマートフォンや家電類は何でも手に入りそうな場所でした。経済制裁など何処吹く風、といった感じです。

f:id:Pablo21:20191213181923j:plain

Charsou Mall以外にもこの周辺には電器店が数多く並び、夜でもかなり明るい界隈でした。そもそもテヘランはかなり治安が良さそうで、夜道を一人で歩いても危険は全く感じません。

f:id:Pablo21:20191213181912j:plain

夕食はホテルの向かいにあるLonely PlanetおすすめのMalek Cafeへ。英語メニューがあり、店員も英語が通じました。

f:id:Pablo21:20191213175233j:plain

ここは現地人向けにパスタやバーガー等のファストフードと、観光客向けにペルシャ料理の両方をサーブしています。もちろんペルシャ料理を選択し、盛り合わせのようなものをもらいました。1人で食べるには少し量が多かったですが、味はまあアリ。

f:id:Pablo21:20191213175226j:plain

イランは禁酒国家なので、強制的にアルコール断ちが出来ます。代わりに欠かせないのが食後のチャイ。このカフェでは食事をした客にはサービスでチャイが1杯振舞っているようで、ありがたくもらいました。

f:id:Pablo21:20191213175230j:plain