最近は羽田発の便への搭乗が続いていたので、成田からの出発は8ヶ月ぶり。第2ターミナルの出国の動線は改装工事でも行なっているのか、優先保安検査場の場所もいつもと少し違っていました。
この日は成田⇒ロサンゼルス⇒ダラス⇒リマ⇒イキトスという旅程。LAXまでJAL、そこからダラス経由でリマまではAA、最後にリマからイキトスまではLATAMの国内線という乗り継ぎなのですが、今回も最終区間のLATAM便はボーディングパスが印刷できませんでした。どうやらJALとLATAMはシステムの相性が良くないようです。
また、今回もいつも通りSSSSに当選。左上のEというボールペンの文字は、米国線搭乗時に必要な追加質問について、チェックイン時にカウンターで済ませているという意味。これが書かれていないと、ゲート前で待ち構えるスタッフに捕まり、お決まりの質問(荷物は自分で梱包したものか?等)を受けることになります。
久しぶりの成田ではファーストクラスラウンジも工事中でした。9月時点では、4階のみリニューアルオープン済みとのこと。
改装後の4階のレイアウト。面積の7割程度をダイニングが占めており、もはや食堂のような雰囲気。3階がリニューアルオープンすれば、そちらがリラックススペースという区分けになるようです。今までとは3階と4階の位置付けが逆になることになります。
4階のダイニングスペース。窓はありますが眺望はほとんど無く、その点では改装前に比べると劣ります。
また、ビュッフェコーナーは大幅に縮小し、このようなオーダーメニューが登場しました。この他にラーメンや寿司もあります。
今回はサラダプレートをオーダー。ぱっと見、今までビュッフェコーナーに置いてあったサラダと内容は変わりありません。同じ具材でも、盛り付けをスタッフが行うオーダー形式にしただけでサービス向上したかのように感じさせるのが、JALの狙いでしょう。追加コストも大してかかりません。
シャワールームは変わらず3階。ただしここも改装が入ったのか、少し狭くなった(?)気がします。
ロサンゼルス行きの出発ゲートはラウンジからすぐ近くの61番。JALの数ある北米線の中でも、LAX線はJFK線と並んで需要の高い路線ということもあり、ファースト&エメラルドの優先搭乗に並んでいるのもかなりの人数でした。
搭乗開始が予定より10分ほど遅れたこともあり、ゲート前はかなり混雑しています。
SSSSの追加検査を終えて機内へ。ウェルカムドリンクは相変わらずのプラカップです。
アメニティポーチはメゾンキツネ。最近ポーチのデザインがコロコロと変わっている印象がありますが、中身は従前と変わりありません。
夕方の第2ターミナルは、JALの北米便と東南アジア便の到着・出発が重なり大盛況。第1ターミナルのANAには負けますが、それでも各ゲートにはずらっとJALの機材が並びます。
そんなわけで離陸の滑走路も混雑。5機分ほど順番待ちをした上で、やっと離陸となりました。
九十九里浜から太平洋へ。
機内食メニュー。今回は和食を選びました。
アラカルトメニュー。1食目のあとは好きなタイミングでここからオーダー出来ます。
まずはアミューズ。これは和洋共通ですが、珍しく2品とも似た系統です。
続いて小鉢類。9月の東京はまだ真夏のような暑さでしたが、栗やキノコなど秋を感じさせる内容になっていました。
メインは牛と鮭。JALの和食メインの魚料理は、最近かなりの確率で幽庵焼きな気がします。
デザートは全くロールされた気配の無いロールケーキ。
食事が終わると目的地までの残り時間は6時間ちょっと。西海岸はやはり近いのです。日本時間で20時半と寝るにはまだ早いですが、アルコールのおかげでスムーズに眠りにつけました。
目が覚めると既に北米大陸は目前。5時間弱ほど眠れました。
到着前の食事はアラカルトからアジの漬け丼とフルーツ。定食のセットも用意されていますが、前回の食事からそれほど時間が経っていないこともあり、この程度で十分でした。
サンフランシスコの上空を通過。ゴールデンゲートブリッジもしっかり見えます。
サンフランシスコ国際空港。十字にクロスした滑走路が特徴的なのですぐにわかります。
サンフランシスコを通過して1時間ほどでロサンゼルス上空。大都市であることは間違いありませんが、こうして見ると高層ビルの数は東京に比べると随分と控えめ。
縦横の道路で四角く分かれた区画と、それを突っ切る高速道路。いかにも米国らしい都市計画です。
出発は若干遅れたものの、定刻より少し早くロサンゼルスに到着。午前中の国際線ターミナルは、東アジア各地からの到着便で賑わっていました。奥に駐機しているアシアナと大韓はどちらもA380というあたりからも、LAXの太平洋路線の太さが想像できます。
星条旗がお出迎え。
APCで丸印をもらえたため、入国審査はほとんど待たずに通過。米国到着便としては奇跡的に、預け荷物がターンテーブルから出てくる前にここまでたどり着きました。