城山から112番のバスに乗って空港まで直行。バス内にWi-Fiが完備されており、さすがIT大国の韓国でした。
空港から見えるのは漢拏山。昨日登頂した時は雲の中でしたが、今日は山頂まではっきりと見えます。山の天気は運次第ですが、今回は運が無かったということでしょう。
済州空港はヤシの木を生やして南国の雰囲気。さすが、韓国のハワイと言われるだけあります。
大韓航空のチェックインカウンター。帰りはビジネスクラスなので、優先カウンターが使えます。金浦から先の羽田行きのボーディングパスまでここで発券してもらえました。
それにしても圧巻のカウンター数。さすが世界一の乗客数を誇る路線である金浦線を抱えるだけあります。
ちなみに、搭乗便のKE1220便とその後に続く金浦行きの便の一覧。1時間ほどの間にこれだけの便が出発する訳ですが、12:15発のチェジュ航空に1席空きがある以外は全て満席。本当に韓国人の済州好きは相当のものです。
大韓航空のラウンジは保安検査の前。少し奥まった目立たない場所にあるので、意識しなければ気づかず保安検査に進んでしまいそうな感じです。
中は椅子が並ぶだけ。国内線ラウンジならこんなものでしょうか。
スナックは数種類。
保安検査に向かうと、その前に外国人の場合パスポートチェックがあります。済州島はビザ無しプログラムでほぼ全ての国のパスポート保持者が入国可能なので、そうした人達がビザ無しのまま韓国本土に行くのを防止するための措置とのこと。日本人には関係ありませんので、パスポートを提示すれば問題なく通過出来ます。
制限エリア内の免税店も、デパートと見間違うほどの広さ。国内線なのに免税というシステムは少々謎ですが、済州島はそうした税制優遇地域に指定されているのかもしれません。
行きに続き、帰りもバスゲートでした。特にビジネス乗客用の専用バスがあるわけでもなく、エコノミー客と一緒に搭乗。機材はこの路線にしては小さめのB737-900です。
搭乗すると、往路と同様にワゴンに載った新聞の配布。太っ腹な大韓航空です。
座席に着くと、搭乗客名簿で私が日本人であることを把握していたのか、ビジネスクラス担当のクルーが最初から日本語でジャケットを預かるか尋ねて来ました。さすが韓国のエアラインは日本語スピーカーが多いです。
サービス自体は簡素で、国内線だからか特にウェルカムドリンクも無くそのまま離陸。
離陸後も、国内線だとビジネスクラスでも食事のサーブは無く、ドリンクサービスのみ。基本的に座席以外はエコノミーと変わりません。
済州島離陸後はそのまま北上し、朝鮮半島の南西端へ。入り組んだ海岸線で、日本の瀬戸内海辺りに似た雰囲気でしょうか。
そして到着前には朝鮮人参茶。以前大韓航空に搭乗した時にも到着前に出てきて、その独特な味に苦しんだのですが、今回も受け取ってからそのことを思い出しました。決して飲めない味では無いのですが、やはり慣れません。
ソウル上空。こうして見ると、屋根が緑色の建物が大半を占めることに気づきます。これは何か特別な意図があるのでしょうか。
金浦空港に到着。イミグレも無いのでそのまま到着ロビーに出たら、国際線ターミナルへ移動です。