空港にはきっかり2時間前に到着。イベリア航空のチェックインカウンターは優先と一般が1つずつ用意されているのですが、一般側で揉めている客がおり、その対応にスタッフ総出で当たっているため少々混乱した状況でした。チェックイン待ちの行列の長さに気づいたスタッフの1人が優先カウンターを再オープンさせてくれたので、なんとか10分ほどでチェックイン完了。一般側は相当待たされたかもしれません。
チェックイン後は、テラスのあるラウンジでゆっくり。
ラウンジの内部については、往路のフライトの時にもう少し詳しく書きました。
搭乗ゲートでは、乗客が優先搭乗の対象か否かに関わらず周囲を取り囲んでいます。スタッフも整列させる気は全くないようで、優先搭乗が始まると彼らを押しのけてゲートへたどり着くのに一苦労でした。
ちなみに、1年半前にも同じ便に搭乗しているのですが、全く同じことを経験しています。イベリア航空もマドリードではきちんと搭乗時の整列は出来ているのですが、ラスパルマスでは通常運転のよう。
しかも今回はさらに驚いたことに、搭乗開始とアナウンスされたにも関わらず、ゲートを通過するとボーディングブリッジへの入り口のところで詰まってしまい進みません。何かと思いきや、ちょうど到着便の乗客を降機させているところでした。
つまり、まだ機内の準備が全く整っていないにも関わらずゲートを通過させていたということになります。イベリア航空は定時運航率に定評がありますが、このような斬新な運用のおかげなのでしょう。
結局乗客の降機と機内清掃で15分ほど立ったまま待たされ、ようやく機内へ。この便は前方3列がビジネスクラス設定になっていました。
離陸後、すぐに機内食かと思いきや、まずはオレンジジュースが配られました。ウェルカムドリンクが無かった代わりなのかもしれませんが、新しいパターンです。
その後30分ほどしてミールサービス。チーズのパスタか牛肉のハンバーグの2択で後者を選びました。
実はハンバーグはスペイン語でHamburguesaと言いますが、この単語は通常はハンバーガーを意味します。てっきりハンバーガーがサーブされるとは珍しいと思っていたら、普通のハンバーグで拍子抜け。味は問題無く美味しかったので良いのですが。
食事が終わる頃に日没。既にマドリード時間では21:30頃なので、サマータイムの効果は抜群です。
食後は緑茶。
定刻の23:00からほぼ遅れることも無くバラハス空港に到着。さすがにこの時間になると真っ暗です。
今回も前回と同じくクラウンプラザで1泊。HOTEL BUSの表示に従って送迎バス乗り場へ向かいます。
バラハス空港の周辺にはホテルがこれだけあるようです。成田や羽田とはかなりの差。
乗り場は各ホテルへの送迎を待つ客でいっぱい。なかなか来ずにイライラ気味の客もいましたが、幸いクラウンプラザの送迎は5分ほどで到着してくれました。
チェックインすると、部屋をアップグレードしましたとのこと。最安値の予約だったのですが、このホテルでは最も高価な部屋であるスイートにアップグレードしてもらえました。アンバサダー会員に付与されるIHGプラチナステータスのおかげです。
バスルームはなんとジャグジー付き。
そして、シャワーブースはベッドルームから丸見えという謎仕様。友人などと泊まる場合は避けたほうがよさそうです。