マイアミで入国後、まずは預け荷物を一度ピックアップして再度預け直し。いつもはそのまま乗り継ぎ用の保安検査場を通過して制限エリアへ向かうのですが、その保安検査場がかなりの行列だったので、一度マイアミ到着客用の通路から一般エリアに出てみました。
これが大正解。こちら側の保安検査場は全く人もおらず、サクッとスムーズに通過です。
制限エリアに戻ったら、アメリカン航空のフラッグシップラウンジへ。
南米各地へ向かう深夜便の出発を控えているためか、この時間帯はそれなりに混雑していましたが、狭苦しさを感じるほどではありません。
その場で作ってくれるBao Buns(中華風のバンズに肉を挟んだもの)もありました。ヒスパニックのおばちゃんがスペイン語で具材の注文を確認しながら中華料理を作るという不思議な光景が見られます。
せっかくなので私ももらいました。シンプルですが普通に食べられます。
搭乗予定便の出発時刻を確認すると、9:43pmが10:15pmに遅延。
その後出発時刻が近くなると、さらに10:30pmに遅延となりました。この日はJFKで1泊する予定なので、大した影響はありません。
ゲートはD4とかなり端の方。今いる場所からは歩くと遠いので、Skytrainを利用します。
アメリカのハブ空港はどこも規模が凄まじいので、こうしたターミナル内の移動用列車が導入されているケースが多くあります。運行本数も多く、数分の待ち時間ですぐにやってきました。
D4ゲート近くは、時間が遅いこともあってほとんどのショップは既にクローズ。水やスナックを買いたい人には不便です。
ゲート前。機材がB777-200と大型のものを使用するだけあって、かなりの人が待っています。遅延に対してピリピリしているというよりは、夜も遅いので疲れ切っているという雰囲気。
搭乗。大型機材なので、シートも長距離線用。予約時は元々この区間もB737-800の予定だったのですが、その後機材変更でこの機材になりました。国内線でフルフラットの機材に乗れることはなかなかないのでラッキー。
通常は英語・スペイン語・ポルトガル語・フランス語・ハイチクレオール語くらいしか選択肢がないパーソナルモニターも、国際線機材なので日本語選択可能です。
逆ヘリンボーン型なので、プライバシーも十分です。
結局定刻より1時間以上遅れて離陸。
街の灯の有無で都市の境界がくっきりとわかります。
アメリカン航空の国内線の場合、20時以降の出発便においては原則として機内食のサーブはありません。今回の便もそれに該当するので、配られるのはナッツとドリンクのみでした。
この日は早朝にサンイシドロの街を出て以降、ひたすら1日移動続き。そのおかげか、座席をフルフラットにするとあっという間に眠りにつき、着陸直前にクルーに起こされるまでゆっくり休みました。フルフラットさまさまです。
深夜1時のJFKターミナル8に到着。他の到着便もほとんど終了しており、到着ロビーも静かです。
ターミナル8からAirTrainに乗り、ホテルへのピックアップが出ているフェデラルサークルまで移動。この時間にAirTrainに乗っているのは、乗客よりも帰宅の途につく空港勤務者が目立ちます。
フェデラルサークル駅で降りたら、看板の表示に従ってホテル行きのシャトル乗り場へ。
深夜だったので寒空の中待たされることを覚悟していましたが、既にクラウンプラザのシャトルは待機していました。車内で寝ているドライバーを窓ガラスを叩いて起こし、ホテルへと連れて行ってもらいます。
5分ほどの乗車で今晩の宿、Crowne Plaza JFK Airportに到着。もう2時近いのでロビーも閑散としており、チェックインもすぐに終わりました。
ロビーに置いてあった案内を見ると、帰りのシャトルは時間が決まっているようでした。スタッフに聞くと予約は不要とのこと。12:50発のフライトなので、11:00発のバスに乗ることにします。
アサインされたのは角の少しだけ広い部屋。微妙にアップグレードしてくれたようです。
内部は一般的なCrowne Plazaの部屋。翌朝寝坊しないように目覚ましをセットして、さっさとベッドに入りました。