Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

6日目:チリポ山麓までの移動、登山の事前手続き

旅の前半であるコルコバードでの3日間のジャングルトレッキングが終わり、続いて後半のコスタリカ最高峰・チリポ山登山に向けて、この日は1日かけて登山口がある山麓の村まで移動です。

早朝の暗いうちから行動開始。まずは5時発のサンホセ行きのバスに乗り、途中のサンイシドロまで向かいます。

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チケットはジャングルトレッキングに行く前に購入しておきましたが、当日でも問題なく買えそうな雰囲気でした。運賃は5,200コロン(=約950円)。

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プエルトヒメネス出発時はまだ空席が目立つ様子だったのですが。。。

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出発後も途中の村々で乗客を追加していくため、1時間ほど経つとこの状況。始発から乗らないと大変なことになっていました。

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途中1カ所ドライブインのようなところで15分ほど休憩。

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6時間弱かかり、11時前にサンイシドロの街へ到着しました。サンイシドロはコスタリカ中南部の中心都市。街の規模も大きく、長距離バスはバス会社毎に街中に点在する独自ターミナルから発着しています。

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到着後は、そのまま歩いて近距離バスターミナルへ。こちらは1つのターミナルから市内や近郊の村へのバスが全て発着しています。

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人々で賑わっていますが、あまり治安の悪そうな雰囲気はありません。

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ここからチリポ山の麓にある村のサンヘラルドまで移動。乗り場がわかりにくいのですが、地元の人に聞きながら無事発見することが出来ました。

バスは1日6便(日曜は3便)と少なめ。ただし、ちょうどタイミング良く11:30発のバスがあったため、ほとんど待つこともなく乗車です。運賃の1,200コロン(=約200円)は乗車時にドライバーに支払い。

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1時間弱でサンヘラルドの村に到着しました。田舎の山村といった感じの、本当に小さな村です。

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到着後、まずは宿にチェックイン。村の中心から近いところにある、Hotel de Montaña el Descansoを事前に予約していました。

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部屋はシンプルなダブルルームで1泊約40ドル。シャワー・トイレ付きです。

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そして何と言ってもここの宿の一番の売りは、併設されているレストラン。オーナー夫婦の旦那の方がレストラン担当なのですが、米国やコスタリカ国内の有名ホテルで働いていたこともあるというシェフで、伝統的なコスタリカ料理とは違う一捻り加えたメニューが用意されています。

料金も1皿10ドル以下と手頃で、滞在中は毎食お世話になりました。

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ランチを済ませたら、翌日からの登山の準備。まずは入山登録のため、自然保護庁(SINAC)のオフィスへ向かいます。

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チリポ山の入山は予約制。SINACのウェブサイト(https://serviciosenlinea.sinac.go.cr)で事前に予約・入山料(1日あたり18ドル、今回は1泊2日なので36ドル)の支払いを済ませていました。半年前から予約開始ですが、ハイシーズンである12月〜1月にかけては数ヶ月前には予約で一杯になるらしいので早めの予約が肝要です。

入山登録自体は、パスポートを提示して5分ほどで完了。登録済みの印としてアームバンドを手に巻かれ、下山するまではそれを付けたままでいるようにとの指示がありました。

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SINACのオフィスが開いているのは8:00〜12:00、13:00〜16:00の間だけ。よってチリポ山に登る際は16時までにサンヘラルドに到着することが必須要件になります。

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入山登録を済ませたら、続いては山小屋を運営しているConsorcio Aguas Eternasのオフィスへ。

今回は1泊2日の行程なので、1晩の山小屋ステイが入ります。事前にSINACの入山予約を行った時、その後にConsorcio Aguas Eternasのウェブサイトで山小屋の予約・支払いも済ませていたので、その確認に立ち寄りました。

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 宿代の1泊19,207コロン(=約3,500円)は既にオンラインで支払い済み。ここでは食事やポーターのサービスを追加で支払うことが出来ます。

食事は朝食が5,650コロン(=約1,000円)、昼食・夕食が7,062.50コロン(=約1,300円)。自前調達も可能ですが、チリポ山では火器類の使用が一切禁止されているため調理は出来ません。また、山小屋での食事のオーダーは不可能で、食事が必要な場合は全て事前にこのオフィスで支払いを済ませ、チケットを受け取る必要があります。今回は1日目の昼食・夕食と2日目の朝食をお願いしました。

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これで翌日からの登山に向けた事前手続きは完了。その後は近くのスーパーで水やビスケットの調達を済ませ、翌日に向けてリラックスして過ごしました。