ヘーホー空港からタクシーに乗って、インレー湖観光の拠点となるニャウンシュエの町までは45分ほど。町の入り口には料金所が設置されており、観光客はインレー湖一帯への入域料として15,000チャット(=約1,000円)で入場券を購入する必要があります。
今回泊まったのはMotel Albumという安宿。中心部からは歩いて5分ほどの距離です。バンガローのような独立型の部屋がいくつも並んでおり、2泊で約6,000円ほどでした。
部屋はまあこんなもの。シャワー、トイレも部屋に付いています。朝晩は涼しいのでエアコンは使わずにすみました。
ここの宿は自転車を無料で貸してくれるのが良いところ。チェックインを済ませたら早速一台借りて町の探検へ出かけます。
ちなみに、この自転車も日本からの中古品のよう。自動車だけでなく自転車までミャンマーに中古を輸出していたとは知りませんでした。
ニャウンシュエの中心部。信号は1ヶ所しかなく、田舎の村らしい落ち着いた雰囲気です。
川沿いに出ると、地元民を乗せたボートがひっきりなしに走っています。インレー湖岸の各村との往来に使われる、この地域の主要交通手段です。
自転車を飛ばしてやってきたのは、市街地から2kmほど北に向かったところにある僧院。ロンプラ曰くShwe Yaungwhe Kyaungという名前なのですが、難しすぎて発音できません。
ちょうど新婚カップルが記念写真の撮影中でした。雑誌のモデルかと思うほど気合いが入った撮影です。どうやら、この丸い窓が人気らしく新婚さんの定番の撮影地のよう。
その横では暇そうな見習い僧たち。ここは僧院なので、このくらいの幼い僧侶を多く見かけました。
いつの間にか観光客がどんどん集まってきて、そのまま新郎新婦の撮影大会に。嫌がるかと思いきや、彼らもまんざらでもなさそうです。
僧院は自由に内部立ち入りが可能。ただし、靴と靴下は脱がなければいけません。短パンも禁止です。
中にはいくつもの仏像。一つ一つに意味があるのでしょうが、ガイド無しで来てしまったのでさっぱりです。
ここの僧院では子猫が何匹か飼われていました。まだ生まれたばかりなのか本当に小さいですが、人間には慣れているようです物怖じする気配は全くありません。
この僧院のもう1つの見所は、隣りにあるこの建物。外観はパッとしないので通り過ぎてしまいそうになりますが、中に入ることができます。
内部にあるのは無数の小さなブッダ像。人もほとんどおらず、静かな環境で荘厳な空気が流れていました。
このブッダ像は、1つ1つが世界各地の信者からの寄付を表しているようです。近隣諸国だけではなく、欧米や日本からの寄付もいくつもあります。
ガラスのモザイクも独特のセンスです。無数のブッダとこうしたモザイクが相まって、不思議な空間を作り出している面白い所でした。
花嫁はここでも撮影中。
再び市内。子供達が球技に熱中しています。セパタクローでしょうか。
ニャウンシュエ市内も、建物の間に急にこうした朽ちゆく遺跡のようなものが現れたりします。ここは夜になると、誰が供えたのか火のついた蝋燭が立っていました。
夕飯はナイトマーケットで。
まずはこの地域で有名なシャンヌードル。モヒンガーよりもあっさりしていて、これも日本人の口に合う味です。 一杯1,000チャット(=約70円)。
ヌードル屋の次にやってきたのはバーベキュースタンド。ここに並ぶ中から適当に選んで店員に渡すと、焼いものをテーブルまで持ってきてくれるシステムです。
ビールも注文。名前はそのままミャンマービールです。
チキン、つみれ、野菜などを適当に選んで焼いてもらいました。ビールと合わせて5,400チャット(=約380円)。ミャンマーは東南アジアの中でも一段と食費が安いようです。