国内線ターミナルから外に出ると、すぐ左手に見えるのが国際線ターミナル。十分歩いて移動できる距離です。
国際線ターミナルは、規模は大きく無いながらも賑わっています。
大韓航空は保安検査入り口に一番近いベストポジションのカウンターを確保していました。まあ韓国のフラッグキャリアですから当然でしょう。ただ、今回は金浦で既にボーディングパスを入手済みなのでここは立ち寄ること無くスルー。
行き先を見ると、ほとんどが日本行き。大阪行きに至っては30分間隔で飛んでおり、国内線かと思うような頻度です。
出国後は大韓航空ラウンジへ。JALもここを利用するようです。
ハブ空港でも無いのであまり期待はしていませんでしたが、まさにその通り。椅子がただ並んでいるだけで、金浦の国内線ラウンジと大差ありません。最低限のフード類が置いてあるのが辛うじて国内線ラウンジとの違いですが、それでもサンドイッチや辛ラーメンなど特に食指が伸びるものはありませんでした。
ちなみに隣りはエアプサンのラウンジ。LCCのラウンジとは少し奇妙な感じもしますが、エアプサンはアシアナ航空の子会社であり、アシアナが釜山発着便の大半をエアプサンに移管してしまったのに伴い、ラウンジの運営も移管されたようです。
定刻で搭乗開始。
この日の機材はB737-900。ビジネスクラスは8席設定があるのですが、他の乗客は誰もいませんでした。
ちなみに、やはりこの短距離路線ではビジネスクラスの需要が少ないのか、大韓航空の釜山〜成田線は今年11月の冬スケジュールより機材がモノクラスのA220-300(CS300)に変更になり、ビジネスクラスの設定は廃止されています。
単通路機ということでソウル線に比べるとシートは劣りますが、サービス内容は変わりありません。離陸前にはウェルカムドリンクとナッツがサーブされました。
ゲート出発。離陸前に整備員が手を振ってくれるのは日本だけではなかったようです。
日系LCCのピーチももちろん釜山に就航しています。これくらいの距離であればLCCでも全く問題無いでしょう。
離陸。
山沿いに拡大していく釜山の街。
離陸後、機内食メニューが配られます。メインはお馴染みのビビンバか和食の2択。
大韓航空に乗ると、いつも同じとわかっていてもやはりビビンバを頼んでしまいます。
ご飯のパックを器に移すと入れ替わりにスープが出てくるところまで必ず一緒。もう覚えました。
ワインはミニボトルでサーブされます。日韓線の距離を考えれば仕方ないのかもしれませんが、少し残念な気も。
ちなみに、大韓航空の日韓線に乗るたびにいつも不思議に思っているのですが、ワインの選択肢が赤かポートのみで白がありません。韓国では白ワインはあまり好まれないということなのでしょうか。
一応デザートとしてフルーツも。
福井県あたりから日本の上空へ。
成田に着いたのはもう暗くなり始める頃でした。