今日もJALではなくANA利用。先月の帰国もANA便だったので、珍しく2便連続でANAに搭乗です。また、出国便に限るとANA便は2年前の業務出張で搭乗したフランクフルト便以来。
今回は夜の出発。ANAのEカウンターはアウェイな気がして何となくそわそわしてしまいました。
ソウル行きが頻発するこの時間帯。25分の間にJAL、大韓、ANA、アシアナが連続して出発します。
出発までは、普段あまり入る機会のないANAラウンジへ。
JALより混雑がひどいという噂のANAラウンジですが、驚いたことに空席が目立ちます。このあと深夜便が集中する時間帯になるとまた混雑するのでしょうか、19時前後は狙い目のようです。
ゲートは出発前に変更になり、ANAとしては珍しい一番端の105番でした。
機材はB787-9でシートはスタッガードタイプです。主に欧米線を中心とする長距離線に投入されるシートですが、間合い運用で韓国線等の短距離線でも運行されることがあります。今回はそれに当たりラッキー。
フルフラットにする時に足がモニターの下に入るので寝返りを打つのが難しく、睡眠の観点ではJALのスカイスイートに劣ると個人的には思っているのですが、ソウル線であればそんなことは関係ありません。
逆にANAの方が優れているのはこの座席横のスペース。充電中のスマホ等、ちょっとしたものを気軽に置けるので便利です。
シートの操作盤は簡易的なものになっています。以前B777-300ERのスタッガードに乗った時はもうちょっと複雑だった気がするので、細かな点で簡素化がされているようでした。
日韓関係もどこ吹く風。人の交流は相変わらず活発なようで、ビジネスクラスは満席でした。
飛行時間は1:47。時差も無いですし、国内旅行と変わらない感覚です。
機内食メニュー。選択肢は1択のみですが、半月ごとにメニューが変わるようです。3ヶ月毎に変更される欧米線に比べると随分と短いスパンでのメニューチェンジは、それだけ頻繁に搭乗する人が多いということでしょうか。
まずはあられ。ドリンクはANA名物のかぼすドリンクをもらってみました。
この日はまだ月の前半なので、出てきたのは銀鰈のソテー。前菜も含めてワンプレートでサーブされます。少し寂しい内容な感は否めないですが、ソウルまでの距離を考えれば妥当でしょう。
食後はパーソナルモニターで色々と物色。ANAはライブテレビのサービスがあり、CNNやNHKを生放送で見られる様子です。これは出張リーマンには受けそう。
入国書類をもらおうとクルーを呼んだところ、座席ポケットに入っていると教えられてしまいました。確かに、既にビニールに入った状態で入国申告書と携帯品申告書がセットされています。クルーには慣れていない乗客だと思われたかもしれません。
そして、韓国入国にあたってはこのようなものも。アジア・アフリカ・南米の特定国に、伝染病の種類毎に指定される直近期間(5日〜21日以内)に滞在していた人は別途問診票を提出しないといけないとのことです。私の場合は先月渡航したガーナとコートジボワールが黄熱病で対象になっていますが、黄熱病は6日以内が設定されているため、ぎりぎりセーフでした。
これが問診票。インド、フィリピン、UAE、カタールなど韓国から直行便のある国も指定されていますが、これらの国からのフライトの乗客は全員記入しないといけないということなのでしょう。過去にMERS等が韓国国内で流行ったことからの教訓なのでしょうが、結構大規模な措置です。
こんなルートで一路ソウルまで。
金浦のイミグレはブースがそんなに多くありませんが、ビジネスクラスなのでスムーズに通過。金浦空港の国際線ターミナルが小規模なこともあって、成田〜仁川線に比べるとグッと気軽な(悪く言えば特別感の無い)フライトでした。