Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

12日目:ANA NH204 フランクフルト〜羽田 ファースト

ブリュッセルから着いたので、到着したのはシェンゲン域内側。ルフトハンザのラウンジが目に入ったのですが、ラウンジ入室に長蛇の列が出来るほどでした。これでは最早ラウンジの意味が無い気がしますが・・・。

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フランクフルト空港の出発フロアには何カ所か、このように新聞を自由に取って行けるコーナーがあります。これはヒースローにもありますが、日本では考えられないほどの太っ腹なサービスです。

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お決まりの長い地下通路でシェンゲン域外区域へ。ここはフランクフルト空港を利用するたびに通っている気がするのですが、いかんせんターミナルが巨大なので未だに全体のフロアプランを把握しきれません。

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出国審査を終えてやって来たのはルフトハンザのセネターラウンジ。

ルフトハンザの本拠地ということでもちろんファーストクラスラウンジもあるのですが、そちらを利用出来るのはルフトハンザ便の搭乗客のみ。ANA便の場合はこちらが指定されます。

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スターアライアンスゴールドであればエコノミー利用でも使えるラウンジということで、exclusiveな感じは全くありません。ドイツらしくシンプルながら機能性を感じさせる内装です。

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食事も標準的なビジネスクラスラウンジといった程度で特筆すべきものは無し。先ほどの便で朝食を済ませたばかりですし、この後はファーストクラスのフライトが控えているので、ここでは何も食べずに過ごしました。

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シャワーもシンプル。長距離線に搭乗する前にシャワーを浴びようと考えるのは皆同じようで、利用できるまで30分ほど待たされることに。

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奥の方に仮眠エリアを発見。乗り継ぎ時間が4時間ほどあったので、ここでしばらくゴロゴロして搭乗時刻まで過ごしました。

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搭乗時刻になりゲートへ。優先搭乗の列はファースト側とビジネス側でしっかり分けられており、既にファースト側の搭乗は始まっているようでした。それにしても、ビジネス側のこの長蛇の列はさすがフランクフルト線。SFCホルダーがごまんといるようです。

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SFCの行列を横目に一足先に機内へ。ANAのファーストクラスは今回初搭乗になります。

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モニターは23インチと十分なサイズ。既に座席にはアメニティ、ヘッドホン、スリッパ、パジャマ等がセットされていました。まずはクルーに案内されるがままパジャマに着替え。

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アメニティのケースはサムソナイトANAカラーです。

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中にはザ・ギンザのキットが入っていました。JALとは違い、男女での違いは無いようです。

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ヘッドホンはソニー製。もちろんノイズキャンセリング機能付きで、さすがにしっかりしています。

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ファーストクラス搭乗客向けには機内WiFiの無料チケットが配られますが、100MBの制限付き。これもJALの場合は容量制限が無いことと比べると、少しケチくさい感じは否めません。

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座席横にはコントローラーと鏡。

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その下には座席操作盤。今までに見たことのないタイプのもので、コントローラーと同様に取り外しが可能です。

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しかし、これらが横に設置されていることで犠牲になったのが窓から見る外の景色。このシートの最大の欠点だと思うのですが、窓側も壁で囲われているために窓1つ分しか外を見ることができません。

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ウェルカムドリンクはシャンパン。さすがにグラスで提供されました。

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さすがANAの欧州最重要路線ということもあり、ファーストクラスは満席になりました。日系キャリアらしく搭乗はスムーズに終了し、良い秋晴れの空に向けて離陸。

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離陸後は楽しみにしていた食事の時間。メニューブックも重厚感があります。

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ANAのファーストクラスといえば、やはりKrug

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ドイツ発の便なので洋食を選択しました。まずはアミューズから。

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続いて前菜はサーモンとキャビア

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見慣れないイタリア産のキャビアです。クルーの方に訊いてみると、出発地によって様々な産地のキャビアを搭載しているとのことで、日本発の場合は最近は宮崎県産のものを積んでいるとのことでした。

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続いてサラダ。アフリカでは衛生面の心配もあり生野菜を食べる機会も少なかったので、先進国に帰ってきたことを実感します。

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その次はコーンスープ。これは甘いだけでファミレスの様な仕上がりだったので、正直無くてもよかったかも。

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ようやくメイン。日系キャリアでは珍しい気がするラムロインを選びました。一緒に赤ワインが進みます。

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メインの後はチーズ。この辺りまで来るともうお腹いっぱいです。

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デザートと紅茶で締め。

食事を通してANAらしいと思ったのが、クルーはこちらから話しかけない限りコミュニケーションは最小限に抑える方針で、乗客のプライバシーを最優先にしていることが感じられるところ。決してサービスに手を抜いているわけではないので問題ありませんが、JALであれば各皿を運んで来るたびに大体クルーに話しかけられるので、同じ日系でもカラーの違いが出ています。

JALの方がウェットでANAの方が外航に近くドライ。どちらが良いかは人次第だと思いますが、なかなか興味深い経験でした。

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食事が終了したのはこの辺り。羽田に朝到着する便なので、この後はベッドメイクをしてもらい、即睡眠に入りました。

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目が覚めたのは極東ロシアから日本海に出る辺り。朝食を準備してもらいます。

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和食セットにして、白ご飯を鶏飯に変更してもらいました。やはり和朝食は安心します。

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最後にフルーツをもらって終了。

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曇天の羽田に到着。アビジャン出発から26時間かかりましたが、これで夏休みの旅行も無事終了です。

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