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とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記

4日目:サントメ市内散策

前日はありつけなかったホテルの朝食で1日がスタート。パン、ハム、チーズ、卵、フルーツとシンプルな内容です。

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今日は首都のサントメから北西部にあるネヴェスという村に向かう予定。その前に、数時間ほどでサントメ市内をぶらぶら歩いてみることにします。

まずは柵でしっかりと整備された小川沿いに中心部の方へ。

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まず目に入ったのはこの建物。"CENTRAL ELÉCTRICA"と書いてあるのでどうやら発電所のようです。

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コンテナに描かれているのは、剥げかけていますがサントメプリンシペと台湾の国旗。

サントメは世界でも数少ない台湾と国交を持つ国だったのですが、2016年12月に断交して現在は中国と国交を結んでいます。この発電所もきっと台湾の支援によるもので、この国旗はその頃の名残なのでした。

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ポルトガル文化センター。この国は旧ポルトガル領なので、今でも旧宗主国として一番幅を利かせている存在のよう。

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サントメで最も大きいと思われる大聖堂のSé Catedral de Nossa Senhora da Graça。この国は歴史的にアラブ圏の影響をほとんど受けていないため、人口のほぼ全てがカトリック教徒です。

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サントメ唯一のラウンドアバウトの中心には、一見地味な碑のようなものが。"HOMENAGEM AOS HERÓIS DE LIBERDADE"と書かれているので、独立に命を捧げた英雄達に対する記念碑ということでしょう。赤と黒の2色も何か意味があるのかもしれません。

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ラウンドアバウトに面したこの建物は、Google Mapによると映画館のよう。

アフリカの最貧国ではよくある風景ですが、ヨーロッパ植民地支配から脱却したのはいいものの、独立以降まるで時が止まっているかのような建物が並んでいます。

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海岸のプールももはや廃墟。

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サンセバスティアン要塞。現在は国立博物館になっているらしいのですが、扉は鍵がかかっており中には入れず。

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一応MUSEU NACIONALとの表記はあったので、国立博物館であること自体は間違い無いようです。

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要塞の向かいには、この島の開拓・植民地支配に関わったポルトガル人の像が無造作に放置されています。

植民地時代はそれぞれ街中の広場に置かれていたものが、独立後にここに運び込まれたとのこと。先ほどの独立の英雄碑のところにも、以前はこのどれかが鎮座していたのかもしれません。

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そのまま海沿いに歩くと官庁街へ。これは法務省

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法務省脇の壁面に描かれた絵が目を引きます。サントメはアフリカの国家にしては珍しく独立以降に内戦も経験しておらず、アフリカ内でも最も民主主義が発展している国の1つだと言われていますが、国民の法令遵守の意識も高いのかもしれません。

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官公庁が並ぶ一等地に居を構えるのはブラジル大使館。ポルトガル語圏の絆でしょう。

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サントメの航空会社STP AIRWAYSのオフィス。サントメ島とプリンシペ島を結ぶ国内線の他、リース機材のB767リスボン便を週1便運航しています。

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世界のTOYOTAの販売店はこの国でも健在。

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独立広場。

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中心に位置するのは鳩をモチーフにした平和を象徴するモニュメント。かつてはこの場所にも要塞前に放置されていたポルトガル人の像が立っていたはずです。

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中央市場。市場は隣接して2ヶ所あり、こちらは"Novo"なので新しい方。

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建物の外まで露店が溢れており、この一帯はかなりサントメ市内でもかなり活気のあるエリアです。

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こちらが元からある方の市場。売っているものはどちらも大差ありません。

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市場の近くには、外国人用と思われる小綺麗なスーパーも。冷房も効いておりキンキンに冷えたペットボトルのドリンクも売っているので、町歩きにバテた時のオアシスです。

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壁面のタイルが印象的。ポルトガル領時代はもっと煌びやかだったことが想像されます。

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今はどの建物もまともにメンテナンスされておらず、少しずつ朽ちていくのを止められないという状況。こういった光景を目にすると、島の経済にとっては独立が必ずしも最善の選択だったとは言えなさそうです。

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