翌朝、ホテルをチェックアウトして、再びバスに乗って空港へ。2月にJALの同じ便を利用した時と時間帯は一緒なのですが、7月だと既に太陽は高く昇っています。
この日はどういうわけか空港へ向かう道が大混雑。バスもやって来ないし、やっとのことで乗ったバスも渋滞のせいでなかなか進みません。
結局、ホテルを出てから40分ほどかかって空港のバスターミナルに到着しました。
ボーディングパスは昨日バルセロナで受け取り済みなので、チェックインカウンターには寄らずにそのまま保安検査場へ直行。ファストトラックがあるので行列とも無縁です。
空港到着が遅れてしまったのであまり時間がありませんでしたが、キャセイのラウンジに立ち寄って朝食だけ頂くことに。
まずはお馴染みのキャセイディライト。
そして朝飯は定番のEastern Setです。2月に食べた時と全く一緒ですが、十分満足できる内容。
この時間帯の利用はここ1年で3度目ですが、出発便が少ないのか基本的に空いています。特に日本人はほとんど見かけないのですが、JAL便の利用客はBAラウンジにでも行っているのでしょうか。個人的にはターミナル3のBAラウンジは苦手なので、こちらが空いているのは大歓迎。
食事が終わったら足早にラウンジは立ち去りゲートへ。今回は26番から出発です。
搭乗すると、既に窓ガラスが遮光状態になっていました。日光で機内温度が上がらないような工夫だと思われます。
座席はいつものスカイスイート。これでこのシートは今年9回目と、もう慣れたものです。
路線によってサーブされたりされなかったりするウェルカムドリンク。ロンドン線はきっちりサービスがありました。
朝のヒースローは混雑しているので、離陸も順番待ち。隣りで待機しているのはSQのA380でした。言わずもがな、世界最大の民間旅客機です。
SQの離陸後に隣りに現れたのはBAのB747。A380搭乗前の世界最大機材ですが、フォルムの美しさではこちらに分があります。
離陸。
ちなみに、タキシングから離陸の間は隣席とのディバイダーを下げておかなければならないのですが、どうしても気になるのは隣人の足。人のふり見て我がふり直せと言いますが、こうならないように気をつけたいものです。いくら快適な環境でも、機内は我が家ではありません。
気を取り直して機内食メニューの確認。
アラカルトでは、ロンドン出発便限定の「ロン丼」が気になるところ。
往路の深夜便と違い、こちらは離陸後すぐにミールサービスが始まります。まずは和洋共通の1品目。
帰りも和食を選択。少量とはいえロブスターが入っているのは初めて見た気がします。
メインはチキンとサーモン。それ自体は可もなく不可もなくという程度で、付け合わせのトマトの漬物が面白い味だったのが印象に残ったくらい。
デザートは抹茶ケーキ。外れようがありません。
食事終了はこのあたり。いつもはオランダからバルト海、サンクトペテルブルク方面に抜けていくルートなのですが、この日はそれよりも北に逸れる進路でした。
進路が違ったおかげで、外の風景もいつもと違います。ノルウェーの氷河群が眼下に広がっており、絶景を楽しめました。
食後は到着後に備えて早々と就寝。朝食のために目を覚ますともう日本海上空でした。たっぷり6時間以上は寝られた計算です。
朝食は、気になっていたロン丼がなんと終了とのこと。残念ですが致し方ないので、和定食をもらいました。内容的にはビジホの朝食といったところ。
食後はハーゲンダッツでシメ。
定刻より少し早い朝5時に羽田に到着。この時間帯はまだ早朝の到着ラッシュが始まるより少し早いので、到着便も少なくすぐに到着ロビーにたどり着くことが出来ました。