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とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記

3日目:モルディブ滞在 (2) マーレ観光

この日も早速朝から街歩きへ。午前中はマーレの市街地を巡ることにします。

夜の間に雨が降ったらしく、路面には水たまりがあちらこちらに出来ていました。水はけはあまり良くなさそうです。

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まずは共和国広場(Republic Square)へ。中央に聳えるのはモルディブ国旗。

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デパートやスーパーなどの商業ビルが並び立ち、マーレの中でも特に中心街と言えるあたりです。

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続いて、共和国広場のすぐ脇に建つのがイスラミックセンター。1984年に建設された、マーレ屈指のランドマークです。

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Ministry of Islamic Affairsなる省庁があること自体がさすがムスリム国家。同じアジアでも、政教分離の東アジアとは大きな違いです。

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イスラミックセンター内部には、モルディブで最も大きなモスクであるGrand Friday Mosqueがあります。礼拝の時間帯以外であれば異教徒も立ち入りは自由。

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美しいアラビア文字の羅列。

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朝早い時間帯だったからか、イスラミックセンターの内部は人もまばらで、いるのは清掃員くらい。外の喧騒と打って変わって静かな館内が荘厳な雰囲気を増幅させます。

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続いて隣りにあるのが、11月3日記念碑。1988年の同日に起こったクーデター未遂事件にて亡くなった人の慰霊碑です。クーデターも成功すれば一国の首領になれますが、失敗すればただのテロリスト扱い。

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慰霊碑の向かいにある緑に囲まれた一帯は、スルタン公園(Sultan Park)。朝は閉まっていましたが、夕方になると開放されて中ではコンサートなどのイベントが開かれていました。ちなみに、地元住民は入場無料ですが外国人は有料。小さい公園なので外から覗けば十分な大きさで、わざわざ料金を払って入場するまでの価値はありません。

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この公園でどうしても気になるのが、中央に鎮座するマグロの像。さすが遠洋漁業が外貨獲得手段になっている国なだけあり、マグロの地位は高いよう。

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公園を抜けると現れるのが国立博物館。残念ながらこの日までラマダン明けの休暇で閉館とのことで入れませんでした。

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この立派な建物はCHINA AID。ゴールデンウィークの南太平洋への旅行でもこのロゴを数多く目にしましたが、モルディブもインド洋のシーレーン構築に当たって中国の戦略的な拠点の一つになり得るでしょう。

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続いて、Old Friday Mosque。先ほどのイスラミックセンター内にあるGrand Friday Mosqueに比べると随分と小ぶりですが、17世紀に建てられたモルディブ最古のモスクの一つであり、歴史的価値は比較にならない程です。

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ここのモスクは服装制限が厳しく、男性でも半ズボンは不可。チェックは厳しく、素足が見えているような服だと入場させてもらえません。

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このモスクは珊瑚を固めたブロックで出来ているのが特徴。きめ細やかな彫刻が入っており、当時の彫刻技術の高さが伺えます。

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修復途中なのか屋根がトタンで覆われており、これがかなり雰囲気を台無しにしてしまっているのが残念。

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このモスクは元々は寺だった建物を改築しているため、一般のモスクと違いメッカの方角を向いて建てられていません。そのため、床に敷いてあるマットがメッカの方角に合わせて少し傾いており、この線に沿って並んで礼拝をするという仕組み。

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内部の装飾は木材がメイン。上を見上げると、確かにモスクではなく寺を彷彿とさせるような造りになっている気がします。

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次は、裏路地を歩いて市場の方へ。マーレはどこも道が狭く、人と自動車がすれ違おうとするとこういうことになります。

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ここでも。駐輪しているバイクが多すぎるのも道路混雑の一因でしょう。人口密度が異常に高いため、住民が所有するバイクも面積比ではかなりの多さになっているはず。

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しばらく歩くと、卸売の店が多く並ぶ賑やかなエリアに辿り着き、市場が近そうな雰囲気。

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まず見つけたのは魚市場でした。

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 モルディブといえば漁業大国なので大規模な市場があるのかと思いきや、かなりこじんまりとしたものでした。よくよく考えればモルディブの漁獲高の大半は輸出に廻るはずなので、地元住民向けの取り扱いと考えれば適正な規模です。

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南国らしい不思議な色の魚も。

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隅の方にはタコも並んでいます。タコは食用としない国も多いのですが、モルディブでは普通に食べるということでしょう。

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買った魚は、その場で捌いてもらえる仕組み。この人たちは魚捌きを生業にしているだけあって、見ていて惚れ惚れするような手つきであっという間に魚をおろしていました。

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続いて野菜市場。モルディブに農耕地はほとんど無いので、ここに並ぶ品物のほとんどは輸入品です。木の幹に付いたまま陳列されているバナナが目立ちます。

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東南アジアでよく見るフルーツ、ランブータンモルディブにもありました。

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あまり見慣れないフルーツも。

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それにしても、魚市場にも野菜市場にも女性の姿はほとんど見かけません。さすが敬虔なムスリム国家。

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市場の外では、商品が次々と船に搭載されていきます。離島が多いモルディブでは、マーレを経由して各島へ品物が運ばれるサプライチェーンが構築されているようです。

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海岸沿いには魚の干物が並んでいました。鰹節のようなものもあり、魚を中心とした島国ならではの食生活は日本と通じるものがあります。

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市場を後にして、海岸沿いをぶらぶら。

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恐ろしいバイクの量。これだけの中からどうやって自分のバイクが見つかるのでしょうか・・・

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この日までラマダン明けの休暇だったため、閉まっている商店も目立ちます。昼食で立ち寄ろうとしたタイ料理屋もお休み中でした。

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結局、ふらふら歩いていたら見つけたこちらのSea Houseでランチにすることに。

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モルディブ料理というと昨日食べたカレーくらいしか無さそうなので、今回は普通の観光客向けレストラン。そんな中でも、せっかくなのでマグロのケバブを注文しました。プレゼンテーションも味もインターナショナルスタンダード。

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食後は町歩きを再開。まず見つけたのは、モルディブらしからぬトリックアート的なビル。

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続いてやってきたのは人工ビーチ。開発によって自然の砂浜が全く無くなってしまったマーレにおいては、地元住民が海水浴を楽しむことができるように人工のビーチが2ヶ所設置されています。観光客も遊泳可能ですが、ビキニ等は不可。

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ビーチの正面で建設が進むのは、マーレと空港島を結ぶ大橋。

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費用は中国による融資で賄い、工事を請け負うのも中国企業。橋の名前もChina-Maldives Friendship Bridgeというから驚きです。

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橋のジャンクション予定地のあたりは工事中で立ち入り禁止。中国の行う一般的なプロジェクトと同様、建設作業員は中国人労働者で賄うのであまり地元の経済の活性化には繋がりません。

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島の南側には、マーレ唯一のプール。入江の中に囲いを設けてあるだけの海水プールですが、他にプールが無いのでモルディブの国家代表選手もここで練習するそうです。

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申し訳程度に屋根付きの観客席も準備されていました。

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プールの近くにはピザハットを発見。未だインターナショナルチェーン店がほとんど進出していないモルディブにおいて、見慣れた店と言えるのはバーガーキングピザハットくらいです。

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そして、船着場の近くにあるのが津波モニュメント。

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2004年のスマトラ沖大地震に伴って発生したインド洋大津波は、モルディブにもかなりの影響を及ぼしたようです。この平坦な国土ですから、甚大な被害があったであろうことは想像に難くありません。

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午後はモルディブの"産業の島"として有名なティラフシ島へ向かいます。