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とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記

2日目:モルディブ滞在 (1) ヴィリンギリ島ぶらぶら

マーレの船着場からはホテルの送迎車で移動。マーレは小さな島を首都として開発した経緯から、噂に聞いていた通り凄まじい人口密度の都市です。街中にはひたすらビルが立ち並び、細い路地はすれ違うスペースすらほとんど無く、ちょっとしたことですぐに詰まって渋滞に。

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今回宿泊するホテルはSomerset Inn。マーレらしく両隣りの建物とほぼ密着しており、狭苦しそうな外観です。

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中の部屋も狭いですが、土地柄を考えれば仕方ないでしょう。これで1泊70ドル。翌日はフライトが夜なのでチェックイン時にレイトチェックアウトについて聞いたところ、8時まで利用可能で30ドルとのことだったので、合わせてお願いしました。

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チェックインを済ませたら早速外へ出発です。初日はマーレの対岸にあるヴィリンギリ島へ行ってみる予定ですが、その前にまずは街の食堂で腹ごしらえから。地元の男達で賑わう、ローカル感満点の食堂に入ってみました。

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ここは陳列されている中から自分の好きなものを選ぶ方式。実際のものを見て選ぶことが出来るので旅行者にも優しいところです。

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ラムカレーとバスマティライスをチョイス。ローカル向けということでラムカレーは容赦ない辛さでした。

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食事を済ませたら、マーレの南西端にある船着場からヴィリンギリ島へ向かいます。船は10分間隔で運行しているので、特に時刻表を気にする必要はありません。

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リゾート島へ向かう観光客用のスピードボートとは違い、こちらは完全にローカル向けの船。運賃は政府の補助金のおかげでかなり安価に抑えられており、片道3.25ルフィア(=約25円)。

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15分ほどの船旅であっという間にヴィリンギリ島へ到着。この日は週末だということもあり、この島の住民やマーレから遊びに来た人でビーチは大盛況です。

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ビーチの向かいに見えるのはマーレの街。

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海抜がほとんど0mのため、ここから見るとマーレの街は海に浮かんでいるかのよう。隙間無くビルが建っており、さながら現代の軍艦島のような風景です。

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マーレには広い土地がほとんどない分、休日はこちらでの島で過ごす人も多いよう。ここでは草サッカーをする場所もあります。

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青空カラオケに興じる人たちも。

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ヴィリンギリ島はかつてはリゾート島だったものの、マーレの人口増加に伴って市民の住居を確保するために、リゾートホテルを解体してローカル島として再開発されたという経緯があります。そのため、マーレに比べると道幅にも余裕がありずいぶんと落ち着いた雰囲気。

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マーレと違い、この島では普通の自動車は全く走っていないのも、落ち着いた雰囲気を感じる理由でしょう。警察のパトカーでさえゴルフカートです。

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モルディブではクリーンシティを目指しているのか環境美化の取り組みにはかなり力を入れており、啓発の看板をよく見かけます。

ちなみに、この看板の上部に書かれているのはモルディブの国語であるディベヒ語。表記に使われる文字はターナ文字と呼ばれるのですが、かなり特徴的な文字で、日本人にとってはただの記号にしか見えません。

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ちなみに、環境美化に関しては、実際のところは遊泳可能なビーチを少し離れるとこの現状。これでは政府が啓発運動に熱心に取り組むのも理解できます。

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街中でいくつも見かけたのがモスク。モルディブというとリゾートのイメージが先行しがちなのであまりイメージが湧かないかもしれませんが、国民の大半がイスラム教徒というムスリム国家です。

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お祈りの時間になりアザーンが流れ始めると、どこからともなく人が現れてフラフラとモスクの方向へ向かって行きます。イスラム国家では定番の風景。

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モルディブで独特だったのが、このハンギングチェア。四角い枠に網を張って上から吊るしただけのシンプルなものですが、あらゆる場所で見かけました。このように路上にいくらでも吊るされているので、誰でも自由に使えるのが良い感じです。これに朝から夕方まで揺られて何もせずに週末を過ごせば、あなたもモルディブ人の仲間入り。

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海辺では釣りをする人たちが。

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釣ったその場で捌いてしまうのがモルディブ流らしく、既にバケツの中にあるのは皮や頭部など捨てられそうな部分ばかりで、唯一そのままの姿で確認できたのはこの1匹だけでした。ただ、捌かれた残骸を見る限り、釣果はかなり良かった様子。

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ワールドカップはモルディブでも一大イベント。メッシ、ロナウドネイマールを差し置いてエジプト代表のサラーが最もフィーチャーされているのは、イスラム教徒のよしみなのでしょう。

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子供たちが集まっている商店があったので何かと思って中に入ってみると・・・

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アイスクリーム屋でした。年中暑いモルディブにおいて、アイスクリームは日本以上に人気のスイーツなのでしょう。

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私も暑さに参っていたので1つ購入。物は試しと、どんな味だか想像もつかないまま一番ドギツい色のフレイバーを選びましたが、思った以上に美味しい味。店員さん曰く、ブルーベリーや紫芋ではなく、現地で人気のクッキーか何かの味だそう。

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一般住宅の壁にあった立派な壁画。大抵の人が思い浮かべるモルディブは、アザーンが流れてくるようなビル街ではなく、この壁画の中のような景色でしょう。

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数時間ほどでヴィリンギリ島の探検を終え、再びボートに乗ってマーレへ戻ります。

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夕方のマーレ行きは、一日ヴィリンギリ島で遊んだ人たちがマーレに帰るためか行きよりも混雑していました。もう少し人が増えると乗りそびれる人が出そうなほど。

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船着場からホテルまで歩いて帰る途中、マーレにしては珍しく開けた場所があるなと思い中を覗いてみると運動場でした。

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クリケット用やサッカー用など、複数のグラウンドが整備されています。マーレで建物を気にすることなく球技を楽しめるのはここくらいのものでしょう。

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バレーボールも人気のよう。

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そんな運動場の中で一際目を引いたのが、この相撲の土俵のようなコート。中心付近にプレイヤーと思われる男性の集団が陣取っています。

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なんだろうと思って眺めていると、いきなり始まりました。どうやら2チームに分かれ、チームAのプレイヤーが外から一人ずつ順番に土俵内に入り、中心に陣取るチームBの集団のリーダー?を捕まえるというようなゲームのよう。ルールは推測ですが、かなりスピード感のあるゲームです。見ている方はよくわかりませんが、プレイしている方は楽しそう。

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運動場の向かいの海岸通りは只今工事中。

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道路の拡張が計画されているよう。多数の自動車とバイクで慢性的に混雑しているマーレですが、土地も少ないので拡張するのは簡単なことではないはず。

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マーレの島は海抜が低いこともあり、高潮による浸水を防ぐために周囲を防波堤に囲まれています。おかげで、防波堤の外側は波が荒くとも内側はいつでも穏やか。

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マーレの典型的なビル。土地が狭いため、少しでも床面積を稼ごうと上の階に行くに従って少しずつ道路の上に出っ張ってきています。強度が心配になりますが、このエリアは火山が無く地震も起こらなさそうなので問題はなさそうです。

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道路の傍に人混みが出来ていたので何かと思って近づいてみると・・・

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ワールドカップの中継でした。アジア予選でもほとんど名前を聞かないほどの弱小国であるモルディブですが、サッカー熱は他国に負けません。

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初日の散策はこれで終わり。