いつも通りの弾丸旅行なので、チェックインを済ませたら早速街へ繰り出します。
ホテルが位置するのは新市街のアビブ・ブルギバ通り沿い。車道の間に歩行者用の広い通路があって賑わっており、チュニスのメインストリートの一つです。
世界の観光地でよく見かけるこれ、チュニスにもありました。
アビブ・ブルギバ通りの一番端にあるのが、旧市街メディナの入り口であるフランス門。ここで整然とした新市街が終わり、狭く入り組んだ路地が特徴のメディナが始まります。
メディナ内部は活気いっぱい。フランス門からまっすぐ続くメイン通りは特に賑わっており、アジア人を見るとニーハオ!やコンニチワ!という声が店員から飛んできます。今は現地人がほとんどですが、ジャスミン革命以前であれば観光客で溢れていたのでしょう。
おやつ代わりにアラビックスイーツをいくつか購入。甘さが強烈でたくさん食べたくなるようなものではありませんが、これを食べるとアラブ圏に来たことを実感できます。
フランス門から旧市街を通り抜けると、カスバ広場に到達。アルジェの独立記念塔と似た形ですが、かなり小ぶりのサイズです。ちょうど国旗の降納式が行われているところでした。
カスバ広場の周囲には政府庁舎が並んでいますが、そこまで警備が厳重ではなくリラックスした雰囲気。このアーチ型の造りが特徴的な建物は財務省のようです。
夕方になってきたので新市街へ戻ります。新市街で一番目立つ建物といえばこの時計塔でしょう。アビブ・ブルギバ通り東端に立っており、反対側の端に立つフランス門と向かい合う形になります。
フォトジェニックな映画館。Huaweiの看板がなければ、とても2018年とは思えないことでしょう。
夜は近くにある大型ホテルの屋上のバーでゆっくり。酒を飲む若者も多く、隣国アルジェリアと比べてもイスラムの戒律が随分緩いことがわかります。