LAXからサンティアゴまでの通しの搭乗客は機内で待機。その間はパーソナルスクリーンもオフになり、清掃スタッフが乗り込んできて空き席の掃除を手際良く済ませて行きます。
30分ほど経ったらリマからの乗客が搭乗してきて、またほぼ満員に。それでも客層はかなり変わり、前区間ではアジア系や北米系の観光客が多かったのに対し、ラテン系のビジネスマンが占められ雰囲気がガラッと変わりました。ただ、クルーはLAXから同じチームが引き継ぎです。
経由地リマを離陸。南米有数の大都会です。
ここでも機内食メニューは無し。ターキーのサンドイッチかキッシュの選択という内容でした。サラダとケーキが添えられた、ワンプレートの軽い内容です。
時差ぼけもあり、食後は座席をフルフラットにして少し休憩。到着前に目を覚まして座席を戻すと、ちょうど南米大陸最高峰であるアコンカグア山がよく見えました。
そのままサンティアゴ盆地へ下降。リマに比べると緑が目立ちます。
サンティアゴ空港に着陸。そんなにピークの時間帯ではないはずですが、ゲートが空いていないとのことで、ゲートから他の機材を動かして場所を空けるまで機内待機となりました。
20分ほどまってやっとゲートイン。意外と旧塗装の機材もまだ目立ちます。
サンティアゴ空港では、チリでのSIMカード関連の新規制に関する注意情報が大きく掲示されています。外国人観光客にとっては重要な情報な気がするのですが、スペイン語しか表示がないのが片手落ち。
具体的には、2017年に盗難スマホの不正使用対策として新規制が導入され、現地SIMを購入し自分のスマホに挿入して使用する場合には、スマホ自体の製造番号(IMEI)を専門の登録業者を通じて登録しないと使えないようんになりました。登録の費用自体は1人1年につき1台までであれば無料ですが、手続き自体が外国人には面倒らしく、あまり短期旅行客向けではないとの評判なので、チリに旅行に行く場合は注意です。私はVodafone IEのPrepaid SIMを使ったローミングで済ませました。
到着後は、まずは空港のATMで現金を確保。同じ銀行のATMがいくつも並んでいるのにここにだけ行列ができているのは、他のATMには全て現金が入っていないから。空港で下ろす時は少し注意が必要です。
この日は空港ターミナル正面のホリデイインで1泊。
特段問題のない部屋。年末年始で1泊25,000円くらいしたのですが、IHGのポイント利用なら15,000ポイントでかなりお得に泊まれました。
今区間のフライトでもらったアメニティ。前区間のSalvatore Ferragamoのものに比べると随分貧弱ですが、この大きな巾着袋は旅行中に衣類をまとめたりするのに重宝しています。