いつも通り、仕事を終えたらそのままオフィスから成田へ直行。21:20発なので、18時過ぎに東京駅を出るバスに乗れば十分間に合います。
エミレーツはA380を飛ばしているので乗客が多いせいか、チェックインカウンターも2コーナー分を使っています。こちらはファースト・ビジネス用で空いていますが、反対側はエコノミー用で行列ができていました。
そのあとは優先レーンで保安検査を抜けて出国。この優先レーンはてっきりワンワールド専用かと思っていましたが、上級クラス利用者であればアライアンスに関係なく使えるようです。
今回はいつものJALラウンジではなく、エミレーツラウンジです。1日1便しか就航していないのに自社ラウンジを設置するとは脱帽。
ゴールドのロゴが目立ち、中東の雰囲気を感じさせるエントランス。受付のスタッフもエミレーツのユニフォームで統一感があります。
中は広々。ダイニングにはホットミールも数多く用意されており、JALのラウンジに引けを取りません。
コールドミールは小皿に取り分けられた状態で並べられています。頻繁に補充されるので、この置き方でもブースが空になることはありませんでした。
ドバイ土産の定番であるバティールのデーツも置いてあります。
ダイニングの反対側にはソファーエリア。日本にはエミレーツの上級会員なんてほとんどいないでしょうから、ここを使うのはほぼファースト・ビジネスの利用客のみということもあり、全く混雑していません。
シャワーは3ブースありましたが、混雑している様子は特に無く、待ち時間ゼロで使うことができました。
予想以上のラウンジクオリティで既に満足したところで、ゲートへ向かい搭乗。
足元の広さも十分。
ウェルカムドリンクにはシャンパンをもらいました。
離陸前の安全ビデオは、英語・アラビア語・日本語で計3回放送されます。長いビデオが3回も繰り返されるとくどいので、日本語は字幕で十分な気がしますが・・・。
離陸してすぐ、ドバイ空港で使えるファストトラックのカードが配布されます。
離陸後の夕食は、和食の場合は懐石弁当。
洋食の場合は、それぞれ前菜、メイン、デザートを選べます。
まずはナッツからスタート。
洋食で前菜はスープ、メインはビーフをお願いしていたのですが、サーブ前にクルーから「洋食のプレートが無いから、和食のプレートで洋食をサーブしてもよいか。」と聞かれました。前菜・メインともにオーダー通りのものを出すとのことなので、それなら問題無いと了承。
すると、こんな形でサーブされました。
洋食の付け合わせで出てくるはずだったサラダとパンの代わりに、和食の小鉢類と蕎麦が付いてくる形。量でいうと確実に増えています。
スープの後は洋食のメインも登場。和洋チャンポンで不思議な感じです。
かなり量が多かったのでデザートはパス。食後は緑茶をもらいましたが、かわいい器でサーブされました。
食後にお手洗いに向かいがてらバーカウンターを覗くと無人でした。深夜便で利用客も少ないのでセルフサービスにしているということでしょうか。
食後はエンタメ案内の冊子を斜め読み。日本語だけでもこれだけの映画・音楽が入っているとはさすがエミレーツ。社長自ら「乗客にはエンタメさえ与えておけば座席はいくらでも狭くできる」などと言って憚らない会社なだけあります。
少し座席でごろごろしたあと、ちょうど北京上空に差し掛かるあたりで就寝。
その後、到着の1時間半ほど前に起こされて、朝食タイムです。
朝食も洋食は3種類からの選択、和食は懐石弁当。
ここは素直に和食を選択。蕎麦は夕食に引き続きここでも出てきました。
アメニティは前回同様にこの大きなポーチ。
中身はブルガリ。これを見ると、いかに日系キャリアのアメニティが貧弱かということを実感させられます。
現地時間の早朝4時頃、ドバイ空港に到着。降機したゲートの周辺には少なくとも5つくらいのツアー会社の添乗員が、旗を持ってそれぞれのツアー客を待ち構えていました。やはりエミレーツのエコノミーはツアー会社御用達のようです。