KLMでジャカルタから到着したので、まずは乗り継ぎカウンターでエアチャイナのチェックイン。預け荷物もないので、一旦入国する必要はありません。
チェックイン自体は数分で完了したのですが、なんと手渡されたのは手書きの搭乗券。こんな搭乗券は初めて目にしますが、正式な搭乗券はゲートで手渡すとのことでした。
クアラルンプールでのエアチャイナの提携ラウンジはマレーシア航空。いつもはワンワールドステータスでファーストクラス側のラウンジに入っているので、今回初めてビジネスクラス側の方に入室しました。
もちろん利用者が多い分ファースト側よりは広めに設計されていますが、それでもかなり混雑しています。
ヌードルバーでワンタン麺を頼んだところ、ファーストクラスラウンジのダイニングで出てくるものと全く同じであることが判明。知らなければ何ともなかったのですが、知ってしまうと少しがっかりです。
ラウンジのシャワーはお湯が出ないとのこと。ハブ空港のラウンジとしては考えられないお粗末さです。幸いにして、この時の利用の数週間後からこのラウンジは大規模改装に入ったので、リオープン時にはこのイシューも解決していることでしょう。
ボーディングパスを交換しなければならないので、少し時間に余裕を持ってゲートに向かったのですが、残念ながら長蛇の列。クアラルンプールは各ゲート前に保安検査があるので、たまにこういう目に遭います。当然優先レーンもありません。
20分ほど並んで保安検査を通過し、ボーディングパスはゲート前のカウンターで無事交換できたのですが、そのあとの搭乗もカオス。どういうわけかボーディングブリッジの左右両方から乗客が流れ込むので、もはや列はぐちゃぐちゃです。
機材はA330-300。座席も2-2-2の配置でフルフラットになる仕様です。この配置のシートだと、隣りに人が来るか来ないかが重要になってくるのですが、搭乗率は80%を超えるほどで、残念ながら隣のシートも埋まってしまいました。
出発前にクルーが各座席を周って、食事はどうするか(離陸後すぐ、到着前、不要の3択)を聞いて周ってきました。23:40発、5:55着という深夜フライトですが、あまり朝早くに起こされるのも嫌なので、離陸後すぐにもらうことに。
搭乗の混沌の影響で30分ほど定刻を遅れて出発し、水平飛行になるとすぐに食事が運ばれてきました。お粥に点心と、食事の内容自体は朝食仕様です。
さっさと食事を終えてベトナム沖に到達するあたりで就寝。相変わらずエアチャイナは寝具についてはいいものが揃っており、快適に眠れます。
30分の遅れのまま、朝の北京に到着。雨模様ですが、スモッグよりは幾分マシです。