ノイバイ空港の国際線ターミナルは2014年末に開業したばかりで現代的な建物です。
新ターミナルの建設には円借款が供与されていました。施工は大成建設とのこと。
日本企業が施工しているせいか、チェックインフロア部分の屋根は関空を彷彿とさせる造りです。チェックインカウンターには出発の2時間前に到着しましたが、特段混雑も無し。
午前中の出発便一覧。一番上に表示されているJALは大幅な遅延。日系キャリアにしては珍しい気がしますが、結局24時間近く遅延してこの日の夜に出発したようでした。
チェックイン時にはボーディングパスと一緒にラウンジインビテーションも入手。NIAラウンジもしくはベトナム航空ラウンジが利用できるようです。
特段優先レーンの無い保安検査と出国審査を通り抜け、制限エリアへ。最初に見つけたのがNIAラウンジだったのでそちらに向かうことに。JALやANAをはじめとする外航の大半はここが指定ラウンジになっています。
朝の時間帯は出発便がそこまで多くないのか、ラウンジ内部は空いています。窓ガラスから日光が存分に取り入れられており、明るい雰囲気。食事もホットミールを含め10種類以上用意されており十分国際線スタンダードですし、シャワーも2ブース設置されています。また、日本人の利用者が多いのか、日本語の新聞や雑誌類も充実していました。
搭乗時刻が近づきゲートへ向かうと、まだボーディングは開始されていないものの、既に長蛇の列ができていました。
それでもしっかり優先レーンが確保されているので安心。
この日の機材はA321。
ビジネスクラスのシートはキャセイ本体のリージョナル機材と同じ種類です。
ハノイから香港までは500マイルちょっとと、羽田〜福岡とほぼ同じ距離ですが、それでもサービスはしっかりしているのがキャセイ。ウェルカムドリンクもしっかりサーブされます。
機内食メニュー。10:35発のフライトですが、食事の括りは朝食ではなくLunch/Dinnerとなっていました。
ビジネスの搭乗率は50%程度でドアクローズ。タキシングの途中に問題のJAL機が見えました。
地図を見ると、思ったよりもハノイは香港の近くにあることがよくわかります。南部のホーチミンよりも近いくらいです。
離陸。
離陸から着陸までは1時間半程度。水平飛行に入ると早速食事のサービスが始まります。
メインの料理がワゴンで運ばれてきて、自分で実際のプレートを見て選べるのはキャセイ本体と同じ。魚が洋食で鶏が中華だったので、中華の方を選びました。
食後はハーゲンダッツ。さすがにチーズやチョコレートのサービスまではありません。
あっという間にもう香港上空。
香港とマカオ、本土を結ぶ橋もいよいよ完成が近い様子。
ドラゴン航空ということで、またしても到着はサテライトターミナル。
連絡バスでメインターミナルへ移動し、乗り継ぎです。