Out of Office 旅に出よう

とあるサラリーマンの週末旅行記録

3日目:日月潭 一周サイクリング

この日は今回の台湾旅行のメインイベントである日月潭へ。梅雨の時期だったので天気が気がかりでしたが、朝起きてみると幸運なことにこの通り快晴です。

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まずは宿で朝食。ホリデイインエクスプレスはどこでも全世界どこでも朝食込みのレートです。

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ビュッフェの種類はそこそこ。一泊8,000円ですから文句は言えません。

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食堂から上を見上げると、ビル全体が吹き抜けになっていることがわかります。この内側を向いた部屋は宿泊費が少し安く設定されていますが、眺望は全く期待できません。

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台中から日月潭までは南投客運というバス会社が運行しており、会社のホームページで時刻表もチェック可能です。出発地の台中干城站はホテルから徒歩2分のところにあり便利。

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天気が良いうちに行ってしまおうと、朝一番の7:45発に乗車しました。台中干城站を出発した時点での乗車率は6~7割といったところ。

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そのあと高鉄の台中駅でかなりの人が乗り込み満席となりました。下の写真に写っているのは満席でこのバスに乗りそびれた人たち。この日が土曜日だからということもあるかもしれませんが、台北や高雄から日帰りで日月潭へ行く場合、台中からのバスに乗るにはそれなりの待ち時間を覚悟した方がよさそうです。

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バス道中の風景。墓の形式に沖縄と台湾の文化的な近さを感じます。

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ほぼ時間通り、約2時間で日月潭に到着。水社という地区で降ろされます。

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バス停向かいには観光案内所が入る建物があり、まずはここでパンフレット等を確保。もちろん日本語版もありました。

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観光案内所の地下にはレンタサイクルショップがあります。

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自転車のクオリティによってレンタル料金は5段階。ここに表示されているのが基本料金で、それに加え1時間毎に200台湾ドルがかかります。レンタルヘルメットとペットボトルの水1本も料金に含まれていますが、それでもそんなに安くはありません。

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とりあえず一番安いカテゴリのものを選択。パスポートを預け、レンタル手続きを行います。自転車にはあまり詳しくありませんが、これでも全く問題ありませんでした。

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レンタルショップに置いてあった地図。高低差もわかりやすく表示されているほか、迷いやすいポイントの注意書き等も書いてあり便利です。湖沿いを時計回りに一周回る約30kmのコースが定番とのことなので、私もこれに挑戦することに。

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さっそくサイクリングスタート。最初の方は標識もしっかり整備されています。

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初っ端から上り坂が多く不安になりましたが、15分ほど走ったところで日月潭での観光名所の一つである文武廟に到着。

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階段の両サイドに構える獅子はどこか大陸的。

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廟内部にも中華文化圏らしい金と赤の煌びやかな装飾が広がります。

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お清めされたものでしょうか、ペットボトルの水が置いてあります。漢字から推測するに、持っていく人は寄付が必要なようです。

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坂を登ってきただけあって、眺めは良好。雲が少し出てきましたがまだ天気に問題はなさそうです。

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再び自転車に跨り、25分ほどで伊達邵という集落に到着。文武廟からここまでの道のりは下り坂が基本なので楽に来られます。ファミマがあったので、ここで冷えたジュースを補給。日月潭は標高が700m程あるとはいえ、この時期はかなり暑くこまめな水分補給は欠かせません。

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伊達邵はスタート地点の水社のちょうど対岸に位置し、連絡船で簡単に訪れることができます。

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そのため、目抜き通りは観光客向けの商店がたくさん。まだ昼時には少し早かったのですが、ここでランチ休憩とするのもよさそうです。

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伊達邵を過ぎると、今回のコースで一番の登りに差し掛かります。ギアを軽くしてゆっくり進んでいると、おもしろい看板に気づきました。筍を勝手に採ったら罰金10万台湾ドルといったところでしょうか。それだけ台湾でも筍は人気の食材なのでしょう。

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基本的にコースの大部分はこのような車道です。交通量は多くありませんが、側道が狭いので油断は禁物。

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20分ほどの急登で玄奘寺に到着。正門のシルエットからわかる通り、西遊記三蔵法師を祀った寺院のようです。

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地図をよく見ると、三蔵法師がインドへ行くのに通った道筋が記されています。この道筋を辿って旅行するのもウイグルカシミールなど面白そう。

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ここまでの上り坂で足にも疲労が溜まっていますが、なんとか階段を登って寺院内へ。

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文武廟に比べるとシンプルな作り。

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ここには玄奘大師(=三蔵法師)紀念館も併設されています。入場無料。

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中にはさらに詳しいインドへの道のりの解説が。これを見るとサマルカンドや現在のアフガニスタンも通っているようで、さすがにこのルートを辿るのはしばらくは難しそうです。

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写経スペースもあります。英語・中国語・日本語が用意されているとのことでした。

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 ここも文武廟と同じく高台に位置しているため展望ポイントになっています。天気もどうやら持ちそうです。

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ここからはひたすら下り坂。ブレーキさえ握っていれば全く足を動かす必要はなく楽々。

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途中、何もないところで不自然に駐車されている車を何台も見つけました。これが例の筍をこっそり採りに来た人たちなのでしょうか。

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また20分ほど走ってトンネルの前まできたら、ここで車道とは別れ、右方向に折れる小道へ。

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小道の入り口にあったこの看板は「この先工事中につき観光客は入るべからず」と書いてあるように読める気がするのですが、レンタサイクル屋ではそのような注意を一切受けていなかったので少し戸惑わされます。ただ、ここまで来て引き返すわけにもいかないのでそのまま進むことに。

結果的には問題なく通り抜けでき、何を意図した看板だったのかは不明です。

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ここから先は自動車を気にせず快適なサイクリング。

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ただ、急な下り坂で階段になっているところはさすがに一度降りて自転車を引いていくしかありません。

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途中分かれ道で迷いそうになるところもありますが、こういうところは全てレンタサイクル屋にあった地図に写真とともに注意書きが載っています。念のため地図を写真に撮っておいて正解でした。

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この頃になると雲が多くなってきました。雨が降り出しそうな気配。

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しばらく進むとルートが湖畔へ。この辺りからキャンプ場などが周りに現れ、他の観光客をちょくちょく目にするように。

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さらに進むと向山ビジターセンターに到着。ここで雨が降り出してきてしまったので、しばらく休憩することに。

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ビジターセンターにはカフェやトイレの他、日月潭に関する簡単な展示もあります。この模型でいうと左側が丸い太陽の形、右側が半月の形をしていることから、日月潭という名前がついているそうです。

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15分ほどで雨も止み再出発。ここから先はフラットな自転車専用道が整備されているのですが、水社と向山ビジターセンターの間だけの往復ルートでサイクリングをする観光客が多く自転車の量が急激に増えるため、あまり速度を出した運転はできません。

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走行時間2時間3分でゴール。走行距離は30km弱なので、平均時速15km程度で運転していたことになります。途中の休憩時間等も含めると、全部で3時間半ほどの日月潭一周サイクリングでした。

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サイクリング後は水社でちょっと遅い昼食。中心部の雰囲気は日本の温泉街のようです。

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適当な食堂に入りましたが、英語のメニューもしっかり用意されており、一大観光地であることを感じさせます。

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ワンタン麺は75台湾ドル(=約280円)。観光地でも食事が安いので助かります。

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台中からのバスチケットは往復で買っているので、帰りはいつでも好きな時間帯のバスに乗ることができます。15:40発のバスに乗車しました。

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帰りは高鉄の台中駅で下車。翌日は始発の高鉄で桃園空港に向かわなくては飛行機に間に合わないので、念のためにチケットを買っておきました。翌日以降のチケットでも自動券売機で簡単に購入可能です。

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有人のチケット売り場は25分待ちの大混雑。自動券売機で簡単に購入できるのに、なぜこちらに長蛇の列ができるのかは謎です。

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この高鉄台中駅、日系のテナントがかなり多く入っています。ロイヤルホストモスバーガー

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反対側にはヤマザキパンや大戸屋

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丸亀製麺までありました。まるで日本のよう。

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台中市街までは昨日バスを使ったので、今日は在来線で。ここでももちろん悠遊卡が利用可能です。

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在来線の駅名は新烏日。この看板もJRのものを彷彿とさせます。

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この日の気温は35度。気候は日本よりも東南アジアより。

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新烏日駅から在来線の台中駅までは10分ほどと、バスよりも所要時間はかなり短く済みました。台中駅は最近駅舎の建て替えが行われ、高架仕様の立派なものに。

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ただ、昔ながらの風情ある旧駅舎も未だ健在。

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現在は新駅舎への通路として解放されています。

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チケット売り場もそのまま。

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プラットホームもきちんと残っています。新駅舎がオープンした昨年10月まではこちらが現役でした。

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ホテルに帰る前に、駅の反対側にあったショッピングモールを物色。

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地下にカルフールがありました。会社へのばらまき土産はここで適当に調達。

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台湾には様々なところで日本語が溢れており、スーパーでも日本語で表示された製品を多く見かけます。日本語で表記されている=日本からの輸入品=高品質ということなのだと思いますが・・・

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実際よく見ると上海製。このように、実際は現地メーカーの中国製のものがほとんどです。それでも日本人向けでもないのに日本語で表記しているのは製品に『箔をつける』ためなのでしょうか。よくわからない感覚です。

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ホテルに戻る途中、小腹が空いたので露天で饅頭を購入。

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なんとなく漢字から想像がついた香茹筍包を購入。予想を裏切らない中身でした。中華圏を旅行する際は、漢字が理解できるということが欧米人観光客に対する大きなアドバンテージになります。

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夜はホテル近くにある一中街の夜市へ。

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台湾の他の夜市と同じく、ここもB級グルメ天国。

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しかし、週末の夜ということもあり狭い通りは大混雑。前に進むことすら一苦労で、早々に断念。

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今回の台湾旅行のシメは豆花。これは日本でも絶対流行る味なのですが、なかなか東京ではお目にかかることができません。早くブームが来ることを願うばかり。

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