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とあるサラリーマンの週末旅行記録

4日目:シダーデ・ヴェーリャ観光

元旦の朝、まずはホテルを移動します。

この日まではTACVに用意してもらったホテルに滞在していましたが、フライトに乗らないことを決めた以上、そこに滞在し続けることはできません。幸い、この日以降は当初のスケジュールでもプライアで宿泊することになっていたので、ホテルを事前に予約していました。

予約していたのは、旧市街を挟んで反対側にあるHotel Cesaria。元旦ということで人通りが少なくタクシーに乗るまでに少し時間がかかりましたが、なんとか見つけて10分ほどで到着。いつもと同じくTripadvisorの評判を見てここに決めたのですが、フランス出身の女主人Fatimaが感じの良い人で、わからないことは何でも聞けばすぐ教えてくれ、なかなか居心地のいいホテルです。

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まだ午前中だったせいもあり部屋の準備ができていないとのことだったので、とりあえず荷物だけ置かせてもらいました。Fatimaシダーデ・ヴェーリャへの行き方を教えてもらい、早速出発します。

シダーデ・ヴェーリャ大航海時代ポルトガルからブラジルやインド洋方面へ向かう際の中継地点として栄えた港町で、カーボベルデ唯一の世界遺産に登録されているところです。プライアからは約15km離れており、この国の主要な公共交通手段であるミニバスに乗って向かいました。

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このミニバス、"aluguer"というのが正式名称なのですが、現地人はみんなヤッスィーと呼んでいます。ほとんどのaluguerがトヨタハイエース(Hi-Ace)を使用しており、ポルトガル語ではHを発音しないため、このような呼称になったようです。

特に時刻表はなく、席が埋まったら出発するアフリカではおなじみの方式。元旦なので利用する人が少なく、出発まで少し時間がかかりました。アフリカとはいえ大陸諸国と違い横1列には3人までしか乗せないので快適です。

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アフリカの中ではトップクラスの経済発展度なだけあり、道はずっと舗装されています。

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30分ほどでシダーデ・ヴェーリャに到着。昔は栄えたこの町も今は人口1,000人ほどの小さな田舎町です。広場で降ろしてもらいました。

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丘の上にある要塞が有名とのことなので、歩いて登ってみます。

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メインの通りを外れると完全に裏道の風情。標識が無いので少し心配になり、地元の人に確認しながら上へ。

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町を外れると標識がありました。この方向で問題なかったようです。

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正面入り口到着。チケット売り場はこの裏側の少し下がったわかりづらいところにあります。要塞の入り口には誰もいないので、チケットを買わずに入っても多分バレません。そういう人が多いのか、Please buy your ticketという立て看板も。

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チケット売り場では、この要塞の歴史や修繕の様子を収めた10分程度のビデオが観られます。

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世界遺産登録の証明書?もありました。

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正直にチケットを買って要塞内へ。中はシンプルな造りで大した見所はなく、これで世界遺産かと思ってしまうレベルのものです。要塞そのものよりも、大航海時代の航路の中継地点という歴史的な重要性の大きさで世界遺産に登録されたのでしょう。

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裏には特徴的な谷と台地が広がります。この要塞は、海上からの攻撃ではなく、他の場所に上陸した海賊が陸上から攻撃してくるのを防御するために建てられたそうです。

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反対側はシダーデ・ヴェーリャの町並み。眺望は最高です。

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要塞だけでなく、町中にもいくつか世界遺産になっている建造物があります。これはカテドラルの跡。

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このバナナ通りは、サハラ以南のアフリカで最も古い通り(street)とのこと。今でも沿道の家には地元の方々が住んでいます。

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世界遺産なだけあってカーボベルデ国内では有数の観光地なのですが、もともと歴史的な建築物にそこまで惹かれない私は、何となく消化不良で終わってしまいました。

プライアに戻り旧市街を少しぶらぶらしましたが、前日とは打って変わって町中には誰もいません。いつでも働いているイメージの中国人の商店ですら閉まっています。さながらゴーストタウンのようでした。

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当然スーパーもレストランも閉まっているので、夕食はホテルのレストランで済ませます。今日はキッチンのスタッフも休みだとのことで、Fatimaが自らカーボベルデ国民食であるカシューパを作ってくれました。豆やトウモロコシを煮込んで作った料理だそうで、悪くないのですが少し飽きやすい味です。

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