Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

往路:ANA NH223 羽田〜フランクフルト ビジネス

最近は完全にドメスティックな仕事をしていたのですが、ふとしたことで急に出張に行くことになりました。行き先はオーストリア。久々の海外出張です。

社会人になって以降は専らJALをはじめとするワンワールドキャリアに乗る機会が多く、ANAに乗るのは久しぶり。モノレールの改札を出ると自然に左に進みそうになりますが、今日は右です。

ANAは最近昼間の北米線も始めたせいか、朝の羽田のチェックインカウンターにはビジネス用も含め行列が出来ていました。幸い預け荷物はないので、自動チェックイン機でさっさとチェックインを済ませます。

f:id:Pablo21:20161211151430j:plain

中央の保安検査場は混んでいたので、北側の方へ回るとほとんど並ばずに通過出来ました。そのまま、北側の保安検査場から近い、増設された方のANAラウンジにも初潜入。キャセイのラウンジの下です。

f:id:Pablo21:20161211151359j:plain

メインのラウンジではなかったせいか、ラウンジ内はそこまで混んでいませんでした。窓側に座ると駐機中の機材がよく見えます。

f:id:Pablo21:20161211151340j:plain

搭乗時間の5分前にゲートへ。こちらが本日の機材、B777-300ERです。

f:id:Pablo21:20161211151325j:plain

定刻になっても搭乗が始まりません。どうやら、故障している座席があるとかで、少し待たされます。すかさずアナウンスがあるのはさすが日系です。

結局、定刻から20分ほど遅れて搭乗開始。左側のボーディングブリッジ入り口にはファーストクラスの表示が直張りされていますが、ここのゲートはANA専用ということなのでしょうか。

f:id:Pablo21:20161211151309j:plain

ANAの長距離線は、基本的にこのスタッガードシートです。JALのスカイスイートに比べると、足先の部分が前の座席の下に入るので狭苦しさがある一方、座席の横にある広い個人スペースは便利。ワンワールドだとイベリア航空が使っているシートに似ています。

f:id:Pablo21:20161211151252j:plain

こちらが座席横の個人スペース。ウェルカムドリンクは離陸前にサーブされ、オレンジジュースかシャンパンからの選択だったのですが、プラカップ・・・。

f:id:Pablo21:20161211151233j:plain

機内食

f:id:Pablo21:20161211151216j:plain

1食目以降にアラカルト→到着前に和食か洋食のセットはJALと同じ流れ。

f:id:Pablo21:20161211151202j:plain

まずはアミューズから。

f:id:Pablo21:20161211150955j:plain

メインは洋食にしました。これはアペタイザー。

f:id:Pablo21:20161211150940j:plain

メインは牛フィレステーキ。十分すぎる量です。肉は若干火が通り過ぎていましたが、機内食であれば仕方ないでしょう。

f:id:Pablo21:20161211150925j:plain

デザートはパスしました。

食後、クルーが各席を周りながら食後酒を配っていたので、ベイリーズをもらいました。帰りの便も同じくクルーが周っていたので、これはANAの決まりなのかもしれません。

ちなみに、ロックで飲もうと思い、配りに来たクルーの方に「アイスも一緒にもらえますか。」と聞いたところ、氷ではなくアイスクリームを持ってきたのはANA流の渾身のボケだったのでしょうか。

f:id:Pablo21:20161211150854j:plain

午前発のフライトなのであまり眠くはないのですが、ヨーロッパとの時差を考えて食後は少し横になります。JALと同様、ベッドパッドが備え付けられていました。

目が覚めたのはこの辺り。半分を少し過ぎたあたりです。

f:id:Pablo21:20161211150824j:plain

外を見るとシベリアの大地。緯度が高いため、遅い時間ではないのに夕暮れのような景色です。

f:id:Pablo21:20161211150839j:plain

小腹が空いたので、鶏玉子丼と野菜スープをもらいました。野菜スープというからには野菜がごろごろ入っているのかと思いきや、具は何も無し。鶏親子丼もあまり味がせずイマイチでした。

f:id:Pablo21:20161211150809j:plain

その後は映画を見ながらぼーっと過ごします。Jardin de Amapolas(邦題:ケシ畑の小さな秘密)という2012年のコロンビア映画が入っていたのでそれを鑑賞しました。JALだと機内エンタテイメントにスペイン語圏の映画が入っているのは見たことがないのですが、ANAはこれに加えてスペイン映画も1本入っており好印象です。もしかしたら、メキシコシティ就航後はもっと増えるかもしれません。

ちなみに、モニターのサイズはJALの23インチに対してANAは17インチなのですが、その分座席からの距離が近いのであまり小さいとは感じませんでした。

ヘルシンキを過ぎた辺りで、クルーが到着前の食事のオーダーを取りにきます。

f:id:Pablo21:20161211150735j:plain

先ほど丼を食べたばかりだったので、フルーツだけもらいました。

f:id:Pablo21:20161211150754j:plain

上空で出発の遅れを取り戻し、ほぼ定刻通りにフランクフルトに到着です。