フライトを5便乗り継いでリマに着きましたが、サラリーマンパッカーは休暇が短いのでリマには滞在せず、空港からタクシーでバスターミナルに直行します。
渋滞もなく、空港から20分ほどでバスターミナルに到着。リマには大きな中心ターミナルはなく、バス会社毎にターミナルを持っているためこじんまりとしています。今回はMovilToursという大手を利用しました。事前にオンラインでチケットを予約していたので、写真右の受付でチケットを受け取ります。
バス乗車前には手荷物検査があり、乗車するとビデオカメラで乗客全員が顔を撮影されました。一時期は治安面で相当な不安のあった南米の夜行バスですが、一応安全対策には力を入れているようです。
長時間フライトからの夜行バスということで、疲れを考慮してフルフラットの座席を予約してみました。値段は普通のバスより少し高めで120ソル(=3,600円)。6時間の夜行であることを考えれば許容範囲だと思いますが、現地人からしてみるとやはり高いのか、乗客は3名のみでした。
ペルーの長距離バスは基本的にどの会社も食事付きですが、ここのはかなり質素。ツナのエンパナーダとクッキーのみです。
座席を倒すとこれくらいになります。フルフラットと呼ぶには少し角度がある気がしますが、眠るには十分です。
ワラスに到着。宿やトレッキングツアーを紹介してくる客引きを適当にあしらって、tripadvisorで評判がよかったので予約をしておいたAlbergue Churupに向かいました。標高3,000mの場所なだけあり、上り坂では少し息が切れます。
朝早く着いたにもかかわらず、レセプションで頼んでみると空いている部屋に入れてくれました。しかも、予約していたシングルはまだ全て埋まっているとのことで案内されたのはツインの部屋。この宿で3泊しましたが、途中で移動させられることもなく最後までこの部屋を使わせてもらえました。
羽田を出てから約48時間、ようやくベッドで休めます。