仁川空港へ向かいます。早起きして少し時間もあったので、ホテルからソウル駅までは30分くらいかけて歩いてみました。
ソウル駅からは仁川空港まで直結の鉄道に乗車。中国南方航空の航空券を見せるといくらか割引になりました。乗車時間は約45分ですが運賃は6,900ウォン(=650円くらい)と十分安いのにほとんど乗客がおらず経営状況が心配になりますが、利用者にとってはその分快適に移動できます。
何事もなく仁川空港に到着。鉄道駅からは空中通路を渡ってターミナルへ向かいます。
中国南方航空は仁川から中国各地への便を飛ばしており、チェックインカウンターも結構混んでいます。今回はWebチェックインがうまく出来ず、エコノミー搭乗でスカイチームのエリート資格は持っていないため、チェックインの行列に並ぶ覚悟をしていました。ところが、預け荷物が無い場合はSKY PRIORITYレーンを利用可能とのことで、行列をかわして一瞬でチェックイン完了です。
仁川の出発便一覧。成田に比べると、東アジア域内路線の割合が大きい印象です。
ワンワールドメインで飛行機に乗っているため、最近は仁川に来る機会はほとんどなかったのですが、乗り継ぎ客向けの設備は相変わらず素晴らしいです。
寝やすい形のソファー。
ブランケットの無料貸し出し。
乗り継ぎ客向けの無料シャワーまであります。
搭乗ゲートへ。時間通りに搭乗が開始されます。最近は、少なくとも外国に出るような中国人はきちんと列に並ぶようになったようです。
A321のエコノミーはほぼ満席。ビジネスはデッドヘッドのパイロット1名のみでした。搭乗までは時間通りだったのですが、席についても機体が動き出す気配はなく、いつまでも止まっています。そのまま15分くらい経つと、機内食を配り始めました。ここまで状況説明のアナウンスは何も無し。
まあ1時間ちょっとの短いフライトなので、機内食はこんなものでしょう。パンの中にはソーセージが入っていました。
配り終わって5分くらいで飛行機が動き出し、クルーが慌ただしくゴミを回収。食事も終えてしまっているため、飛んでしまえば機内サービスは全く無く、あっという間に大連着です。
JALのB787の隣に到着。あちらに乗っていれば、わざわざソウルで1泊せずとも成田からすぐ来られたのですが、今回はソウル発の航空券をスタートさせるのが主目的のため、それでは意味がありません。
持参したガイドブックには書いてありませんでしたが、大連空港には最近地下鉄が開業したようです。市中心部まで30分程度で、運賃も4元(=約60円)となかなか便利です。