ホテルにタクシーを呼んでもらい、空港へ。
間に合わせのチェックインカウンターでボーディングパスを受け取ります。
出国審査後の待合室。免税店なんてものはありません。
飛行機から見えたハルゲイサの町並み。こうしてみるとそれなりの規模の都市です。
ジブチシティには1時間で到着。ボーディングブリッジは無く、直接外に出た瞬間にハルゲイサとは違うジメジメした暑さに包み込まれます。
ジブチもソマリランドと同様ビザが必要なのですが、目黒に大使館があるためそこで事前に取得しておきました。なので、入国審査は問題無く済みましたが、小さい空港なのに何故か荷物がなかなか出てきません。結局出てくるまで30分以上待たされた後、空港送迎をお願いしていた宿のドライバーと合流して宿に向かいました。
こちらがジブチシティで2泊した、Auberge le Heron。中心部から北へ少し離れた閑静な住宅街の中にあり、日本大使館もすぐ近くです。シングル1泊74ドルと安くはないですが、ジブチは全般的に宿代が非常に高いので、この値段でwifiあり、エアコンあり、空港送迎無料、部屋も清潔ということを考慮するとコスパはなかなかいいと思います。
ジブチシティでやらなければいけないのは、ジブチ西部にあるアッベ湖、アッサル湖へのツアーをアレンジすること。日本で目星を付けていたBambu ToursのDanielに電話をすると、夕方に宿まで来てくれました。
彼の提示は、翌々日出発の1泊2日で700ドル。ソマリランド同様、ツアーをシェアする観光客が見つかりにくい地域では、車やガイド等全て自分一人で支払う必要があるのでお金はかかりますが、ここまで来て行かない訳にはいきません。事前リサーチの値段とほぼ同じだったため、英語を話せるガイドを付けることだけ確約させた上で、承諾。
その日はツアーが決まる頃にはもう暗くなってしまったため、外に出ること無くおしまい。
翌日、ジブチシティを歩いて回ります。昼は暑すぎてとても外を歩けるような状況ではないため、午前中が勝負です。
ジブチシティはEuropean QuarterとAfrican Quarterという2つのエリアに分かれており、まずはEuropean Quarter北部の大通りを歩いて中心部へ向かいます。綺麗に整備されていますが、人がほとんどいません。
大通りに面する教会。ジブチはイスラム教徒が多いのですが、キリスト教徒のエチオピア系の人も一定数いるので、彼ら向けのようです。
国会議事堂。私の地元の市民ホールよりも小さいです。
ここがEuropean Quaterの中心広場。ここまでは正直アフリカとは思えないほど整備された町並みですが、通りを歩いている人があまりおらず、寂れた雰囲気です。
そのまま更に10分ほど歩くとAfrican Quarterの中心広場へ。一気に雑然とした雰囲気に変わります。
脇道に入るとまともに舗装もされていません。
この国の人たちは何故かよそよそしい人が多く、町を歩いていても声をかけられることはほとんどありませんでした。あれだけ声をかけられ続けたソマリランドの隣の国とは思えません。自衛隊が駐留しているせいもあってアジア人を見慣れていたのでしょうか。
暑くなったので1度宿に戻り、夕方は海沿いを散歩。海岸のビーチは若者で賑わっています。
ほとんど何もないジブチシティでしたが、ジブチのお楽しみは明日からのアッベ湖・アッサル湖ツアー。今日は宿に帰ってさっさと寝てしまいます。