Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

2日目:エミレーツ航空 EK787 ドバイ(DXB)〜アクラ ファースト

エミレーツの利用するターミナル3にはA・B・Cの3つのコンコースがあり、今回到着したのはコンコースA。2013年にオープンした一番新しいコンコースです。

f:id:Pablo21:20181013011045j:plain

乗り継ぎ客は出発便の利用コンコースに関わらず、まずは到着したコンコースで保安検査を通過して出発フロアへ。ファストトラックが設置されていますが、まだ6時台から7時台にかけての混雑時間帯よりは早いせいか、一般レーンもガラガラでした。

f:id:Pablo21:20181013011057j:plain

出発フロアに出たら、そのままコンコースAのファーストクラスラウンジへ。前回利用したのはコンコースBのラウンジだったので、ここは初利用です。

f:id:Pablo21:20181013214200j:plain

エミレーツは各コンコースにラウンジを設置していますが、最新のコンコースということもあって、このコンコースAがフラッグシップとも呼べるラウンジでしょう。1フロアも丸々ぶち抜きでラウンジにしており、もはや専用ターミナルとも呼べるような雰囲気。

f:id:Pablo21:20181013011106j:plain

案内マップをみればその広さは一目瞭然。専用の免税店に加え、ダイニングもインターナショナル、地中海料理、そして和食とそれぞれセクションが分かれて設置されています。また、コンコースAからの出発便であれば、ラウンジから直接ボーディングブリッジへアクセスして搭乗することが可能です。

f:id:Pablo21:20181013214852j:plain

ここにもコンコースBと同様にTimeless Spaが入っており、15分間のマッサージは無料。前回は2時間待ちということで断念したのですが、今回はまだ空いている時間帯だったので待ち時間なく利用可能でした。頭部、背中、足などから好きなコースを選べます。

f:id:Pablo21:20181013011128j:plain

マッサージを満喫した後は、搭乗便であるアクラ行きが出発するコンコースCに移動。まずは地下を走るシャトルでコンコースBまで移動し、そこからは歩いて向かいました。

f:id:Pablo21:20181013011201j:plain

2000年にオープンしたコンコースCは、私が初めて一人旅をした時に乗り継ぎで使った個人的な思い出のある場所。当時は建物内にあるヤシの木(本物ではありませんが)にドバイの成金趣味をひしひしと感じたことを覚えていますが、コンコースAやBと比較すると、今となっては古びてしまった感は否めません。

f:id:Pablo21:20181013011208j:plain

搭乗開始までは、コンコースCのファーストクラスラウンジへ。

f:id:Pablo21:20181013011216j:plain

ここはAやBのラウンジを想像してくるとかなり小規模。AやBにあるようなスパ、ワインショップ、免税店、靴磨きサービス等は全くありません。

それでも他の空港であれば平均的なラウンジというところなのでしょうが、ドバイ空港においてはかなり貧弱な設備。Cの出発便利用であっても、到着便がAやBであれば、ギリギリまでのそちらのラウンジを使うのが正解のようです。

f:id:Pablo21:20181013011322j:plain

ダイニングもかなり小さめ。メニューもA・Bに比べるとかなり限定された内容になっていました。

f:id:Pablo21:20181013011248j:plain

ソウルからの便で到着前に朝食を摂っていたので、軽めのものをと思ってパンケーキを注文。ただし、実際に出てきたのはかなり大きめでずっしりとしたものでした。皿が黒いのでわかりにくいですが、ソースはメイプルシロップではなくてチョコレートです。

f:id:Pablo21:20181013011310j:plain

搭乗が開始されたのでゲートへ。

f:id:Pablo21:20181013011347j:plain

今回の機材はB777-300ER。

f:id:Pablo21:20181013011355j:plain

既にFinal Callでゲート前の乗客はほとんど捌けています。

f:id:Pablo21:20181013011404j:plain

機内に入るとクルーにボーディングパスを確認されますが、この時にエコノミー客、ビジネス客だと席側の通路に誘導されるだけなのに対し、ファーストの場合はクルーが座席までアテンドしてくれるのがエミレーツの運用。ここでも差別化がしっかりと図られています。

f:id:Pablo21:20181013011413j:plain

ウェウカムドリンクはオレンジ。もちろん生絞りです。

f:id:Pablo21:20181013011428j:plain

続いてアラビックコーヒーとデーツ。どちらもクセになる味で、搭乗するたびに楽しみの一つになりつつあります。

f:id:Pablo21:20181013011435j:plain

その後、出発前にもうガーナの入国カードが配られました。途上国にありがちなペラペラのコピー用紙ではなく、しっかりとした厚紙です。

f:id:Pablo21:20181013011443j:plain

ファーストは8席中6名が埋まったところでドアクローズとなり、そのまますぐに離陸。

f:id:Pablo21:20181013011451j:plain

出発したのはドバイ時間で7:30ですが、ガーナ時間では3:30、今日の最終目的地のサントメ時間でも4:30とまだ活動するには早い時刻。時差調整のため、離陸してすぐにベッドを作ってもらい、しばらく横になります。

f:id:Pablo21:20181013011517j:plain

目が覚めたのは、ちょうど行程の半分弱あたりまで来たスーダン上空。不思議な形の高層ビルが多いサウジアラビアのジェッダ上空を飛んでいたようですが、見逃してしまいました。

f:id:Pablo21:20181013011530j:plain

このあたりの景色はまさに砂漠。とても人が住めるような環境ではなさそうです。

f:id:Pablo21:20181013011537j:plain

ここで食事を始めます。エミレーツの場合、基本的にビジネスクラスでは決められた時間の食事しか出来ないので、好きなタイミングで食事をもらえるのはファーストのいいところ。

フライトの時間帯を考慮してか、朝食とコースの両方が用意されていました。もう朝食は前便とドバイのラウンジで2度食べているので、コースの方をもらうことにします。

f:id:Pablo21:20181014130348p:plain

まずはナッツとシャンパンからスタート。シャンパンはもちろんドンペリ、ナッツもしっかり温められています。

f:id:Pablo21:20181013011551j:plain

続いてドバイ発の便にだけ搭載されているカナッペ。

f:id:Pablo21:20181013011605j:plain

ここまで終わったところで、テーブルがセットされました。

f:id:Pablo21:20181013011612j:plain

そして次はビーフコンソメ。前便では忘れられてしまったスープですが、今回はきちんとサーブしてもらえました。

f:id:Pablo21:20181013011620j:plain

そして、メインのビーフ。特段不満は無いのですが、ラウンジや機内設備等のハード面に比べると、食事のレベルに関してはエミレーツのファーストは他社比でも取り立てて高いわけではありません。

f:id:Pablo21:20181013011633j:plain

ゆっくりと食事をしている間にチャド、ニジェールを越えて、ついにナイジェリアまで到達していました。

f:id:Pablo21:20181013011648j:plain

この辺りまで来ると、下界にも人が住んでいそうな気配。

f:id:Pablo21:20181013011641j:plain

まだまだ到着までは時間があるので、チーズプレートももらうことに。メニューには1種類ずつ全てのチーズに解説がされており、力を入れていることがわかります。

f:id:Pablo21:20181013011656j:plain

最後はフルーツ。

f:id:Pablo21:20181013011703j:plain

ドバイからはるばる8時間弱かけて、やっとガーナ上空。この航路は今まで飛んだことが無かったので、サハラから徐々に緑が広がる様子等を眼下に見られて面白いルートでした。

f:id:Pablo21:20181013011711j:plain

アクラは200万人を超える人口を擁する大都市。上空からでも見渡す限り家々が広がります。

f:id:Pablo21:20181013011720j:plain

滑走路一本のアクラ空港に着陸。実はこの日が新しい国際線ターミナルのソフトオープンの日だったようで、テレビカメラ等も入り慌ただしい新ターミナルに降機することになりました。

f:id:Pablo21:20181013011727j:plain

私はこのままサントメ・プリンシペ行きのフライトに乗り継ぐのですが、預け荷物をガーナでピックアップすることになっていたので一旦入国。ビザを事前に取得していたので入国審査はパスポート、機内で配られた入国カードとイエローカードを提示するだけでスムーズに完了しました。

今日からオープンのターミナルですが、到着ロビー前には早速路線バスも乗り入れているようです。

f:id:Pablo21:20181014140323j:plain

ガーナにはまた数日後に戻ってくるので、時間のあるこのタイミングでSIMカードを調達することに。到着ロビーを出てすぐ左手にオフィスがあり、そこで購入可能です。

f:id:Pablo21:20181013011742j:plain

新ターミナルも今日からオープンということで、こちらはまだ内装が整っておらず、室内ではエアコン据付工事が行われているなか、カウンターだけをとりあえず設置して業務を行っていました。

f:id:Pablo21:20181014140908j:plain

パッと見た限り、MTN、Vodafone、AirtelTigoなど大手のSIMは全部揃っている様子です。特に指定をせずにデータ用SIMが欲しいというと、Vodafoneのものをオススメされたので購入。1.5GBで25セディ(=約600円)とお手頃価格で、アクラやケープコースト、エルミラでは問題の無い通信速度で使えました。

f:id:Pablo21:20181013011735j:plain

1日目:エミレーツ航空 EK323 仁川〜ドバイ(DXB) ファースト

シャトルバスで第1ターミナルに到着。エミレーツの機材はA380ということでチェックインカウンターも混雑しているかと思いきや、そこまででもありませんでした。なぜかファーストクラスのカウンターに列が出来ていたので、空いていたビジネスクラスのカウンターでチェックイン完了。

f:id:Pablo21:20181002224022j:plain

基本的には快適な仁川空港ですが、唯一不満なのは保安検査・出国審査に優先レーンが無いこと。ファースト客であろうと関係なく列に並ばされます。

f:id:Pablo21:20181002224030j:plain

制限エリアに出たら、早速ラウンジへ。エミレーツ便の乗客にはアシアナ航空のラウンジが案内されています。

f:id:Pablo21:20181002224047j:plain

看板の表示を頼りにエスカレーターを登ると、何やら多くの人が床に座り込んでいる異様な光景に遭遇。何かと思いきや免税品受取所があるらしく、市内で購入した免税品を自分のカバンに移し替えている人たちの群れでした。もちろん聞こえてくるのは中国語です。中国人の爆買いは日本だけの光景ではないということでしょう。

f:id:Pablo21:20181002224054j:plain

人混みを横目に奥へ進むと、アシアナラウンジの入り口。

f:id:Pablo21:20181002224101j:plain

受付を通過して内部へ。アシアナ航空の属するスターアライアンスは、ワンワールドと違い基本的には他社の最上級会員であってもファーストクラスラウンジを開放していないため、利用客が少なく非常に静かな環境です。

f:id:Pablo21:20181002224109j:plain

中央部に待ち構えるのはグランドピアノ。利用客が少なくスペースに余裕があるからこそ出来る配置でしょう。

f:id:Pablo21:20181002224137j:plain

韓国の技術を見せつけるかのような湾曲型のテレビも設置されています。

f:id:Pablo21:20181002224213j:plain

書斎風の窓際は、ゆっくり読書でもしながら過ごすにはちょうど良い場所。

f:id:Pablo21:20181002224205j:plain

奥の方にあるのはフードコーナー。食事は温野菜や点心、チキン等がありましたが、他社のFラウンジに比べると種類はかなり少なめです。

f:id:Pablo21:20181002224118j:plain

私もこの後にエミレーツ機内食が控えているので、ここでは軽くつまむ程度に抑えました。

f:id:Pablo21:20181002224126j:plain

フードコーナーの更に奥にはRelaxing Roomなるものが。

f:id:Pablo21:20181002224145j:plain

中を覗くと、ただマッサージチェアが置いてあるだけでした。四方を壁に囲まれた閉鎖空間なので、部屋の名称とは対照的にあまりリラックス出来ない気もしますが・・・。

f:id:Pablo21:20181002224152j:plain

シャワールーム。成田でシャワーを浴びる時間が無かったので、ここで汗を流してさっぱり。ファーストクラスラウンジらしく、とても広々としたスペースでした。

f:id:Pablo21:20181002224159j:plain

A380は乗客が多いので搭乗には時間がかかると見込んで、搭乗開始時刻を少し過ぎてからゲートへ向かいます。

f:id:Pablo21:20181002224221j:plain

案の定ある程度人は捌けていましたが、それでもまだ搭乗は続いていました。1階と2階にそれぞれボーディングブリッジが横付けされるので、右側のスロープから2階席へ向かいます。

f:id:Pablo21:20181002224239j:plain

搭乗。エミレーツのファーストクラスに乗るのはこれで3レグ目ですが、今まではB777だったので、今回が初めてのA380です。ただ、座席の設備は似ているという印象。

f:id:Pablo21:20181002224246j:plain

座席脇にはおなじみの個人ミニバーとタブレットタブレットB777に搭載されているものより大画面で使い勝手のよいものでした。

f:id:Pablo21:20181002224309j:plain

 パーソナルモニターもB777よりは大きめ。そうした細かいところは少しずつグレードアップしているようです。

f:id:Pablo21:20181002224302j:plain

今回は夜便ということで、ブルガリのごついアメニティセットに加えて、パジャマも配布されました。持ち帰りしやすいように袋付き。

f:id:Pablo21:20181002224317j:plain

出発時刻が23:55ということもあり、離陸後はすぐに機内は真っ暗に。ただし、食事にしたい場合にはクルーにお願いすればすぐ用意してもらえます。ファーストクラスでも半分以上の乗客はすぐに寝ることはせず、食事を摂っているようでした。

私もドンペリとナッツからスタート。

f:id:Pablo21:20181002224339j:plain

続いてはアラビア風メッツェ。エミレーツのファーストクラスの定番ですが前回の搭乗で食べ損ねていたので今回試してみました。品数が多く豪華ですが、日本人には食べなれない味も多いので、好みは人によるかもしれません。

f:id:Pablo21:20181002224346j:plain

続いてはスープをオーダーしていたのですが、何故か忘れられていたらしくメインが運ばれてきました。クルーに確認したら忘れていたので今から準備するとのことでしたが、それでは時間がかかるのでスープはパスすると伝え、メインをそのままもらいます。

メインディッシュは韓国風の"Beef Nubiani"という料理。韓国料理らしくキムチやコチュジャンも付いていますが、食器類まで独自のものを揃えて洋食とは別のコースメニューを用意していた日本路線の和食懐石料理ほど力を入れているわけではないようです。ただ、これも美味しくいただきました。

f:id:Pablo21:20181002224353j:plain

メインを終えたあと、不要と伝えたはずのスープが運ばれてきました。忘れたことを申し訳なく思って気を使ってくれたのかもしれませんが、このタイミングでもらってもほぼ満腹なのでほとんど飲むことは出来ず・・・

f:id:Pablo21:20181002224402j:plain

スープは早々に下げてもらって、デザートからケーキセットをもらいました。他にもフルーツやチーズ等もメニューにあったので注文可能です。

f:id:Pablo21:20181002224409j:plain

食後はベッドを作ってもらって就寝。世界のエアラインでもエミレーツA380にしかない設備であるシャワーを体験するため、到着2時間前に起こしてもらうようにクルーにお願いしてから横になります。

f:id:Pablo21:20181002224417j:plain

ほぼきっかり2時間前、ドア越しのノックでシャワーの準備が出来たことを教えてもらい、ベッドを後にしてシャワー室へ。A380以外の機体ではありえない広い空間です。

f:id:Pablo21:20181002224423j:plain

こちらの左側がシャワー。クルーとは別のシャワールーム清掃要員のスタッフが1人乗務しているので、清潔感も文句ありません。

f:id:Pablo21:20181002224430j:plain

シャンプー類もしっかり準備されています。

f:id:Pablo21:20181002224437j:plain

水の搭載量に限りがあるため、シャワーを浴びられるのは1人5分まで。ただし、ブース内にはお湯の量が残りどれくらいか一目でわかる表示も設置されていますので安心です。もちろん、途中でお湯を止めればメモリが減るのも止まります。

f:id:Pablo21:20181002224451j:plain

もし途中でタービュランスに襲われた時に一時待機するための椅子と手すりもあります。まあ、そもそもタービュランスが予測される時はシャワールームを使わせないのでしょうが、もしものためにこういった設備があると安心。

f:id:Pablo21:20181002224444j:plain

シャワー後に使うドライヤーももちろんあります。

f:id:Pablo21:20181002224508j:plain

5分のシャワーはあっという間。当然水圧も弱いですし、ファーストクラス利用であれば出発空港または乗り継ぎのドバイのラウンジでもっと快適なシャワーを浴びられるわけですから、一度体験すればもう十分というのが正直な感想です。実際、清掃スタッフに話を聞いてみると、この便でもファースト乗客が14名いるにもかかわらず、シャワー利用は3名のみということでした。

座席に戻ると、頼んでもいないのにフルーツを持ってきてくれました。シャワーを浴びた乗客には提供することになっているようです。

f:id:Pablo21:20181002224524j:plain

そしてそのまま朝食タイム。先ほど食べたフルーツが甘くておいしかったので、もう一度朝食メニューの中からもフルーツをもらいました。

f:id:Pablo21:20181002224533j:plain

メインは韓国料理もありましたが、ここは一番ベーシックなチーズオムレツ&ソーセージを選びました。機内食のオムレツにはハズレが多いので仕方ないのかもしれませんが、正直ファーストクラスのレベルでは無い出来でがっかり。

f:id:Pablo21:20181002224540j:plain

ドバイまでの航路は日本路線とほぼ同じ。雄大な景色の楽しめるカラコルム山脈越えのルートですが、残念ながら深夜帯のため外は真っ暗で何も見えません。

f:id:Pablo21:20181002224550j:plain

ソウルの離陸以来ずっと暗い中を飛行し続けて、まだ暗いドバイに到着しました。ソウルでの搭乗時には気づきませんでしたが、どうやらEXPO 2020の特別塗装機だったようです。

f:id:Pablo21:20181002224558j:plain

1日目:大韓航空 KE2 成田〜仁川 ビジネス

西アフリカまでの長旅の出発は、直前の仕事の都合で普段は滅多に使わない京成上野駅から。

f:id:Pablo21:20180930022135j:plain

平日の午後ということでガラガラだったスカイライナーであっという間に成田着。今回は目的地が目的地なだけに現地でのATM出金だけに頼るのは危険な気がするので、久しぶりに成田空港の両替所でドルとユーロを調達しました。

極悪レートが提示されていることが多いイメージでいつも忌避していたのですが、以前に比べるとまともなレートになっていた印象です。

f:id:Pablo21:20180930022151j:plain

大韓航空のチェックインカウンターに着いたのは既に出発時刻の1時間前を切ったタイミング。KEは40分前までチェックインを受け付けてくれますし、この時刻になるとエコノミーを含めカウンターは空いているので、早く来て行列に出くわすよりもスムーズです。

f:id:Pablo21:20180930022144j:plain

ビジネスクラス利用なので、SKY PRIORITYの優先保安検査場からイミグレへ。左半分が塀で覆われていましたが、改装中なのでしょうか。

f:id:Pablo21:20180930022207j:plain

出国後はデルタ航空のスカイクラブへ。あまり時間が無いのですが、滅多に無いスカイチームキャリアでの出国ですから、軽く見学だけでも。

f:id:Pablo21:20180930022215j:plain

既にデルタ航空の米国便は大方出発してしまった後なので、ラウンジ内はかなり空いていました。

f:id:Pablo21:20180930022230j:plain

こけしで和の演出。

f:id:Pablo21:20180930022238j:plain

こけしはまだしも、このような昭和風情の看板というのは、米国人に対する和の演出になるのでしょうか。

f:id:Pablo21:20180930022246j:plain

ミール類も、カップ麺やおにぎりのみだった大韓航空ラウンジとは比べものになりません。スカイチーム便で出国する際は実質ここ1択ということでしょう。

f:id:Pablo21:20180930022221j:plain

搭乗時刻が迫っているので、ラウンジ滞在は10分ほどで早々に後に。ゲートへ向かう途中で、本日搭乗予定の大韓航空機がよく見えます。今回搭乗のKE2便はホノルル発→成田経由→仁川行きというフライトなので、この機体もホノルルから飛んできました。

f:id:Pablo21:20180930022254j:plain

ゲート前がこのような丸い造りになっているのは第1ターミナルの特徴。普段第2ターミナルばかり使っている身からすると慣れない光景です。

f:id:Pablo21:20180930022301j:plain

ゲートに着くと、既にエコノミークラスの搭乗まで開始していました。

f:id:Pablo21:20180930022308j:plain

搭乗。座席は2-2-2の配置で、フルフラットにはならない滑り台型のシートです。

f:id:Pablo21:20180930022324j:plain

席に着いてしばらくするとウェルカムドリンクとナッツのサービス。グアバジュースが出てくるのは大韓航空の特徴です。

f:id:Pablo21:20180930022355j:plain

座席前のポケットに機内食メニューが入っていたので早速チェック。

f:id:Pablo21:20180930022332j:plain

大韓航空定番のビビンバと洋食の2択。

f:id:Pablo21:20180930022339j:plain

ホノルル発の便なので、ホノルル/成田間のメニューも載っているのですが、なんとメインコースのビビンバが具材まで全く同じだったのには驚き。ホノルルから仁川までの通しでの搭乗はあまり想定していないということでしょうか。

f:id:Pablo21:20180930022349j:plain

この便には一応ファーストクラスの設定があります。ただし、ファーストクラスも座席配置はビジネスと同じ2-2-2であまり快適では無さそう。フルフラットになる分ビジネスクラスよりは良いシートですが、他社に比べるとかなり貧弱な設備であることは間違いありません。

f:id:Pablo21:20180930022410j:plain

夕刻の成田を離陸。JALANAの夕方のピーク時間帯と被り、離陸前は滑走路の順番待ちが数分ありました。

f:id:Pablo21:20180930022418j:plain

離陸後は一旦東に向かい、九十九里浜から銚子のあたりで旋回して西へ。

f:id:Pablo21:20180930022427j:plain

短いフライトですから、シートベルトサインが消灯したらすぐに機内食がサーブされます。ご飯がパックなのは以前から同じ。

f:id:Pablo21:20180930022507j:plain

日本語の上手なクルーが丁寧に作り方を教えてくれました。作り終えた後はご飯のパックが回収されてスープが登場します。ビビンバももちろん美味しいですが、魚のダシが出たこのスープが個人的にはかなりヒット。

f:id:Pablo21:20180930022515j:plain

ビビンバとスープを食べ終わると、皿が片付けられてデザートのフルーツが登場。日韓線という短距離にしては頑張っている機内食といえる内容でした。

f:id:Pablo21:20180930022523j:plain

食後は外も真っ暗になってしまったので、モニターを出してフライトマップでも眺めながらゆっくり。大韓航空の就航都市にはロゴを表示させているのはユニークな試みです。

f:id:Pablo21:20180930022532j:plain

機内誌のルートマップにも目を通してみました。中国の就航都市数の多さや、東南アジアでもチェンマイやダナンなどの首都以外の都市への就航など、日系では太刀打ちできない路線網は壮観。

f:id:Pablo21:20180930022459j:plain

欧州も同様。バルセロナサンクトペテルブルクザグレブなどはほとんど観光需要なのでしょうが、よく採算が取れるものです。

f:id:Pablo21:20180930022442j:plain

それに対して、北米は日系と対して変わらず。北米のアジア玄関口としては、成田はまだ存在感のある地位を守ることが出来ています。

f:id:Pablo21:20180930022449j:plain

成田出発から2時間で仁川に到着しました。大韓航空が発着するのはオープンしたての第2ターミナル。

f:id:Pablo21:20180930022546j:plain

降機してすぐの、韓国国旗と出発地の国旗による出迎えは第1ターミナルと同じでした。なぜ日の丸じゃないのか?と思いましたが、よく考えたらこの便の出発地はホノルルでした。

f:id:Pablo21:20180930022554j:plain

第2ターミナルはかなりの大規模。停まったゲートが悪かったのか、イミグレまでかなり歩かされました。

f:id:Pablo21:20180930022601j:plain

どうやら韓国の入国は方式が変わったようで、現在ではパスポートに入国印は押されず、その代わりにこのようなEntry Confirmationというものが発行されるシステムに変わりました。パスポートのページが無駄に埋まるのを防げるので、この変更は歓迎。

f:id:Pablo21:20180930022620j:plain

今の所第2ターミナルを利用しているのは大韓航空、デルタ、エールフランス、KLMの4社のみ。スカイチームメンバーでも仁川への就航便数の多い中国東方、中国南方などはまだ移ってきていないこともあり、キャパシティには随分余裕がある様子で、預け荷物受取場もガラガラでした。

f:id:Pablo21:20180930022611j:plain

預け荷物受取場を抜けたら到着ロビー。何となくの記憶では、第1ターミナルの到着ロビーと随分似た造りな気が。

f:id:Pablo21:20180930022630j:plain

そのまま、乗り継ぎ便のエミレーツが出発する第1ターミナルへ移動します。到着ロビーのインフォメーションセンターで確認したところ、出発ロビー階の5番出口付近から無料のシャトルバスが出発しているとのことでした。

f:id:Pablo21:20180930022645j:plain

こちらが時刻表。基本は7分間隔で運行しているようです。

f:id:Pablo21:20180930022652j:plain

途中、ハイアットホテルを経由して第1ターミナルへ。ハイアットで一夜を明かす場合でもこのバスが使えます。

f:id:Pablo21:20180930022700j:plain

すぐやってきたバスに乗車。IT先進国の韓国ですが、シャトルバス内にはWi-Fiは飛んでいませんでした。大回りをしているのか意外と第1ターミナルまでは遠く、乗車時間は20分ほどかかります。

f:id:Pablo21:20180930022708j:plain

2018年9月 西アフリカ旅行・事前準備編 (2) 熱帯病対策(黄熱病・マラリア)

ビザと並んで、アフリカの熱帯地域を旅行するとなると避けては通れないのが、黄熱病とマラリアという2大熱帯病です。

というわけで、今回は2大熱帯病の対策編。

 

黄熱病

蚊を媒介として感染する黄熱病。黄熱病対策としては、渡航前の予防接種が一番確実な方法でしょう。そもそも、今回の渡航先のうちガーナについては黄熱病の予防接種証明書(イエローカード)が無いとビザの申請すら出来ませんし、コートジボワールも入国時にイエローカードの所持を確認されます。

かつては予防接種の有効期間は10年間と定められていましたが、2016年より撤廃されて、一度接種したものは生涯有効となりました。私のイエローカードも随分前に取得したもので、数々の旅に持って行った結果、セロハンテープで補強をしなければならないほどボロボロですが、今回も無事役立ってくれました。

f:id:Pablo21:20180930204329j:plain

 

マラリア

マラリアも黄熱病と同様に蚊を媒介して感染するのですが、こちらは注射ではなく予防薬を飲むのが一般的です。

本来、予防薬は対象国渡航の数日前から飲み始めないといけないので、出発前に日本で飲み始めておく必要があります。ただし、日本で予防薬を入手しようとすると処方箋が必要となり、薬代も非常に高価になるのがネック。

そこで今回の旅程を改めて考えてみたところ、サントメプリンシペ→ガーナ→コートジボワールの順で訪れるプランなのですが、実は米国のCDC(疾病対策予防センター)ウェブサイトによると、1カ国目のサントメプリンシペは大陸から隔離された島国のせいか、マラリアの危険はほとんど無し。よって、現地到着時にすぐ予防薬を入手して飲み始めれば、マラリア高リスク国であるガーナに到着する頃には数日が経っており問題なさそうとわかりました。

以下、CDCによるサントメプリンシペの熱帯病情報の抜粋。他国の情報もCDCのウェブサイト(https://wwwnc.cdc.gov/travel/yellowbook/2018/infectious-diseases-related-to-travel/yellow-fever-malaria-information-by-country/)で確認出来るので、旅行者には有用なサービスです。

f:id:Pablo21:20181001002842p:plain

そして旅行当日。日本からサントメに行くフライトはソウル、ドバイ、ガーナ経由だったので、それぞれの空港の薬局でマラリア予防薬の在庫があるか確認したところ、ソウルとドバイでは取り扱いがありませんでした。その次のガーナでは確実に取り扱いはあるだろうと思っていたのですが、そもそも空港内に薬局が無し。

これはサントメで入手するしかないかと思ったのですが、現地人に聞いてみると空港のすぐ向かいにあるショッピングモール内に薬局があることを教えてもらい、そこで無事予防薬を入手することが出来ました。

ちなみに、マラリアの予防薬として有名なのはマラロン(Malarone)、ドキシサイクリン(Doxycycline)、メフロキン(Mefloquine)の3種。そのうち、日本で通常処方されるのは一番高価なものの副作用が少ないマラロンが主流です。また、メフロキンは幻覚等の副作用がキツいと言われているので、短期旅行者であれば通常は候補から外れるでしょう。

ガーナの薬局では3種類とも取り扱いがありました。メフロキンは上述の通り選択肢から外していたので、マラロンとドキシサイクリンを見せてもらったところ、予想通り価格はマラロンが 1錠33セディ(=約750円)に対しドキシサイクリンは1錠3セディ(=約70円)と10倍以上の差。ガーナの物価を考えると、とても現地人の手の届くものではありません。私もこの価格差では当然ドキシサイクリンを選択しました。

f:id:Pablo21:20181001004643j:plain

ドキシサイクリンはマラロンに比べて安く、それでいてメフロキンに比べて副作用が少ないというそれぞれの良いところを取ったような薬です。ただし副作用は全く無いわけではなく、身体が日光に過敏反応するようになる可能性があるとのことですが、それでもメフロキンの幻覚に比べたら全然マシ。今回の旅行中も日焼け止めさえ毎日きちんと塗っていれば問題ありませんでした。

お手頃価格で副作用も少ないドキシサイクリン。今後アフリカ旅行に再び出かける際には定番になりそうです。

f:id:Pablo21:20181001010629j:plain

※効果・副作用には個人差があるはずですので、服用は自己責任でお願いします。

 

2018年9月 西アフリカ旅行・事前準備編 (1) ビザ取得(ガーナ・コートジボワール)

今年は仕事の都合で、例年より少し遅めの9月に夏休みを取ることになりました。行き先は昨年GW以来の西アフリカ方面で、サントメ・プリンシペ、ガーナ、コートジボワールの3カ国。それぞれポルトガル語圏、英語圏、フランス語圏と異なる言語圏の国々からピックアップしました。

アフリカはまだまだ旅行者が少ない地域であり、ここを旅する場合はアジアや欧州、中南米等の他の地域に比べて綿密な事前準備が必要になるので、旅行記を始める前に今回は少し事前準備のところから記事にしてみます。

まずはビザ取得編。

 

サントメ・プリンシペ

50カ国以上あるアフリカ諸国の中でもかなり知名度が低い部類に入るであろうこの国ですが、2017年より日本国籍者は15日以内あればビザ不要になりました。天然資源が少ない分、国の方針として外国人観光客を積極的に受け入れて外貨を稼ごうということなのでしょうか。まだまだフライトも少なく秘境という感は否めませんが、海あり山ありと観光ポテンシャルはありそうな国です。

 

ガーナ

東京のガーナ大使館で取得。大使館は六本木に位置しており、アフリカ諸国の大使館によくあるマンションの一室といったものではなくビルを丸々一つ使っているのは、さすが地域大国といったところでしょうか。

f:id:Pablo21:20180930185537j:plain

ビザ申請に必要な書類は、アフリカ諸国にしては珍しくきちんと整備された大使館HP(ガーナ大使館 オフィシャルサイト)に記入例まで含めて親切に掲載されており、この通りに準備をすればOK。今回はマルチビザを申請したため英文でのリクエストレターも用意しましたが、旅程をリファーしながらマルチが必要な理由を数行書いておけば問題ありませんでした。

大使館のビザ申請受付担当者は日本人。会社を午前中だけ休んで平日の11時頃に申請に行きましたが、他に申請を待っている人は皆無で、申請書類を渡してその場で日本人スタッフに中身を確認してもらい、3分ほどで申請手続きは完了しました。

支払いは事前に銀行振込で済ませており、申請書類としてATMの振込証明を渡すと領収書が発行されます。これがビザ受領時の控えにもなりました。

f:id:Pablo21:20180930185546j:plain

ガーナ大使館のビザ対応は火曜・木曜のみで、午前に申請して翌開館日の午後に受け取りというのが基本パターン。追加料金を払えば当日対応もやってもらえますが、私は火曜に申請し、通常通り木曜に受領しました。取得プロセスでは特段手間取るようなこともなく、アフリカのビザにしては非常に簡単な部類に入るでしょう。

 

コートジボワール

ガーナに比べると情報がかなり少ないコートジボワールビザ。一応駐日大使館もあるのですが、ホームページを見てもビザ取得に有用な情報はほとんどありません。

ただし、ガーナに比べて先進的なのは、インターネットで申請可能なE-Visaの制度があること。対応しているのはアビジャン空港からの空路入国の場合のみですが、大使館に出向く手間を考えればトライする価値は十分あります。

詳細は、一見ビザ申請のオフィシャルサイトのようには見えないこちらのホームページ(https://snedai.com/e-visa/)で確認可能ですが、具体的な手順としては以下の通り。

①上記サイトにて事前申請。個人情報を入力し、パスポート・航空券・ホテル予約確認書をアップロードします。説明が少ないのでわかりづらいですが、パスポートは顔写真のあるページ、航空券は出国及び入国のe-ticketのコピー、ホテルの予約確認書はbooking.comの確認ページの画面コピーを提出したところ、問題無く受理されました。

②そのまま同じウェブサイト上で、クレジットカードを利用してビザ申請費用73ユーロの支払い。仮に申請が却下となってもこの費用は返還されないので、記載ミスなどないように注意して申請しましょう。

③その後、特にメールなど何も来ないので無事申請されているか不安になりますが、申請の翌々日に以下のような承認通知のメールが届きました。入国時には添付ファイルを印刷して持ってくるようにとの指示が記載されています。

f:id:Pablo21:20181001223900p:plain

④入国当日、アビジャンの空港に到着したらイミグレの手前にあるE-Visa専用ブースへ。ここでパスポートと添付ファイルを担当者に手渡すと、10分ほどで手続き完了です。証明写真や航空券、ホテルの予約証明等はここでは一切不要。写真についてはその場で撮影され、それがそのままビザに印刷されました。

f:id:Pablo21:20181001225910j:plain

以上の通り、申請のウェブサイトが若干不親切ではあるものの、それさえ終えてしまえば後は空港に行くだけ。ガーナ同様、こちらもアフリカ諸国の中では簡単に取得できるビザと言えそうです。 

 

2018年8月 ロシア旅行 まとめ

 お盆休みは、日本のすぐ真北にあるサハリンへ行ってきました。ロシアを訪れるのは2016年9月のヴォルゴグラード旅行以来で、今回で通算6度目になります。

サハリンは稚内から宗谷海峡を隔てて42kmと、対馬から韓国や与那国から台湾に比べても距離が近く、正真正銘の日本から最も近い外国です。また、物理的な距離だけではなく実際に1945年まで日本領であったという歴史的背景があることから、ロシアでありながら日本の面影が残る、少し不思議な土地でした。近現代史に興味がある人なら楽しむことが出来る旅先となることは間違い無いでしょう。

 

【フライト】

往路は成田からユジノサハリンスクまでヤクーツク航空の直行便を利用しました。運航は週2便のみですが、スホイスーパージェットという日本ではなかなかお目にかかれないレアな機体で就航しているので、機体マニアであれば一度乗ってみる価値あり。

復路は直行便が無い日だったので新千歳経由で。新千歳までのオーロラ航空は国際線ではあるもののフライト時間は1時間ほどと、北海道とロシアの近さを実感できるフライトとなりました。

f:id:Pablo21:20180930020228g:plain

 

旅行記

ロシアビザ取得プロセス(2018年現在)

1日目:ヤクーツク航空 R3550 成田〜ユジノサハリンスク エコノミー

2日目:ユジノサハリンスク滞在 (1) ベルカホテル、市内散策、郷土博物館

2日目:ユジノサハリンスク滞在 (2) ガガーリン公園、山の空気展望台

3日目:ホルムスク日帰り観光

4日目:ユジノサハリンスク滞在 (3) 日本人墓地、自由市場 

4日目:オーロラ航空 HZ4536 ユジノサハリンスク〜新千歳 エコノミー

4日目:JAL JL518 新千歳〜羽田 ファースト

4日目:JAL JL518 新千歳〜羽田 ファースト

まずは国際線ターミナルから国内線ターミナルへ移動。2つのターミナルはそれぞれ向かい合う形で建っていますが、やはり規模には格段の差があります。

f:id:Pablo21:20180913203400j:plain

案内表示に日本語、英語、中国語(繁体字簡体字)、韓国語までは東京でも良く見ますが、それに加えてロシア語があるのは新千歳ならでは。

f:id:Pablo21:20180913203410j:plain

国内線ターミナルへ移動する前に、国際線側の出発ロビーを覗いてみました。ちょうどアシアナ航空がチェックイン受付中。

f:id:Pablo21:20180913203419j:plain

新千歳からは日系は国際線を飛ばしていないため、全て外航のみ。それでも各国のハブ空港だけでなく、大邱や高雄といった地方都市にもルートがあり、路線網はそれなりに充実しているようです。

f:id:Pablo21:20180913210910j:plain

国際線側から国内線側は歩いて5分ほど。連絡通路にはいろいろな施設があり、ロイズの施設もその1つ。

f:id:Pablo21:20180913203437j:plain

ガラス張りのチョコレート工場が併設されており、中でチョコレートが制作されていく過程を見学可能。カメラを手に興味津々の外国人客も多く、この試みはなかなか成功しています。

f:id:Pablo21:20180913203445j:plain

そして北海道といえば札幌ラーメン。ラーメン道場なるものもありました。空港自体が一つの娯楽施設のような印象です。

f:id:Pablo21:20180913203454j:plain

国内線側に到着しました。ほとんど外国人ばかりだった国際線側から来ると、これでやっと日本に戻ってきたような気分。

f:id:Pablo21:20180913203502j:plain

チェックインカウンターは左右にわかれており、左がANA系、右がJAL系。今回は右へ。

f:id:Pablo21:20180913203511j:plain

ちょうどお盆の期間だったこともあり、一般のチェックインレーンはかなりの行列。

f:id:Pablo21:20180913203519j:plain

それでも時期柄仕事で乗る人は少ないのか、JGCカウンターはガラガラでした。

f:id:Pablo21:20180913203527j:plain

そのJGCカウンターよりさらに奥にあるのが、ファーストクラス客用の優先カウンター。羽田と同じく別室扱いです。

実は今回の旅程では、元々はユジノサハリンスクからの便が遅れる可能性を考慮して、乗り継ぎ時間に余裕を持った19:00発の便を予約していました。しかし当日はロシアからの便もオンタイムで到着し、チェックインカウンターに着いたのは16:30頃。

カウンタースタッフに早めの便に変更してもらえないかと聞きますが、チケットのルール上出来ないとのこと。米国では国内線は当日であれば前便への変更が無料で可能ですが、日本にはそのようなシステムは無いようです。

f:id:Pablo21:20180913203535j:plain

チェックイン後はそのまま直結のラウンジへ。ファーストクラスラウンジということで、国内線ですが一応軽食類も用意があります。

f:id:Pablo21:20180913203552j:plain

自席を確保して時間つぶしの本を開いたところで、先ほどのチェックインスタッフがやって来ました。何かと思いきや、『上席と相談しまして、Pablo21様のフライトを早い時間のものに変更することが出来ることとなりました!』とのこと。ステータス効果でしょうか。ダメ元でも聞いてみるものです。

f:id:Pablo21:20180913203604j:plain

新しく押さえてもらったフライトは17:00発。交換してもらったボーディングパスを受け取ったのが16:50だったので、そのまますぐゲートへ向かいました。

f:id:Pablo21:20180913203612j:plain

直前で押さえたということもあって残念ながら座席は通路側。それでも他の座席はすべて満席という中で私の隣りのみが空席だったのでラッキーと言うべきなのでしょう。直前で2人連れ客のキャンセルでも入ったのでしょうか。

f:id:Pablo21:20180913203622j:plain

今回はファーストクラスなので機内食提供あり。メニューは座席脇に置いてありました。

f:id:Pablo21:20180913203629j:plain

この時の食事は千葉県推し。

f:id:Pablo21:20180913203636j:plain

飲み物のオーダーは離陸前に取られ、離陸して水平飛行に入るとすぐに食事のサーブが始まりました。この食事と座席でたったエコノミーの8,000円増しとは、北米や欧州の上級クラスと比べたコスパの良さにいつも感心します。

f:id:Pablo21:20180913203704j:plain

食後はせっかくのファーストなので森伊蔵を一杯。

f:id:Pablo21:20180913203712j:plain

着陸に向けた降下が始まってから最後に緑茶をもらうと、着陸時まで手元に置いておけるようにと紙コップでもらえました。

f:id:Pablo21:20180913203721j:plain

ふとJALの機内誌に目をやると、いつのまにかフリート一覧にA350MRJが追加されていました。A350はまだしも、MRJなんて無事に就航する日が来るのでしょうか。

f:id:Pablo21:20180913203729j:plain

羽田に到着後は、入国審査も預け荷物も無いのであっという間に到着ロビーへ。到着便一覧を見ると、第1ターミナルだけでもこの便数の多さに毎度のことながら唖然とします。さすが世界4位の乗降客数は見掛け倒しではありません。

f:id:Pablo21:20180913203736j:plain