Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

4日目:アンドラ滞在 (3) 市内散策、バルセロナへのバス

アンドラ滞在最終日は、残念ながら雨模様。予定ではアンドラ唯一の世界遺産登録地でもあるマドリウ=ペラフィタ=クラロ渓谷でトレッキングをするつもりだったのですが、これでは諦めざるをえません。

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といっても、ホテルの部屋にいても仕方が無いので、適当に街中をぶらぶら。スーパーに入ると、アルコール類のラインナップに圧倒されます。

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 酒税は相当低く設定されているのか、アサヒやキリンといった日本のビールですら1ユーロちょっとという驚きの値段。酒好きにはたまらない国です。

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続いて、開店したばかりのバルに入ってピンチョスで腹ごしらえ。

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ピンチョスとは、切ったフランスパンの上に様々な食材を乗せたスタイルの軽食のこと。スペインでポピュラーな食べ物で、刺さっている串の形によって値段が違うのが定番です。ここの店は、細い串が1つ1.5ユーロ、太い串は2ユーロでした。

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バルを出ると、ようやく晴れ間が。

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もうあまり時間も無いので遠出は厳しいですが、街の中心部からすぐ歩いて行ける散策路があるとのことで、そこに立ち寄ってみることに。

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山の斜面を登って行くこと10分ほど。

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散策路に着きました。用水路沿いに道が続いているため、ずっと平坦なので一旦登ってしまえば、後は楽なものです。

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アンドララベリャの市内が一望できます。こう見ると、深い谷底に広がっている街であることが一目瞭然。

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散策路沿いは街灯があるので夜でも歩けそう。きっと夜景が綺麗なことでしょう。

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そろそろバスの出発時刻が近づいてきたので、ホテルに戻って荷物をピックアップしたらバスターミナルへ。往路と同じANDBUSです。

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行きは数名しか乗客がいませんでしたが、帰りは満席。

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出発するとすぐに国境に到着です。

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往路は完全にスルーでしたが、今回はスペイン側の入国時に一度バスが止められました。

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ただ、前に止まっていた大型バスは荷物をチェックされ、係官がバス内部にも乗り込んでいた一方で、小型バンのANDBUSは運転手に尋問があったのみですぐに解放されました。

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帰りのバスは爆睡。モンセラットが見えてきたらバルセロナももうすぐです。

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空港の手前で少し渋滞がありましたが、アンドラを出発してから3時間半で空港に到着しました。

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3日目:アンドラ滞在 (2) アンドラ最高峰Coma Pedrosa登頂

この日は1日かけてアンドラ最高峰であるコマ・ペドローサ(Coma Pedrosa)に挑戦。

朝7時台にホテルを出ましたが、まだこの時間帯のアンドラ市内は人気も無く、昨日は買い物客でごった返していたメリチェイ通りもこの静けさです。

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まずは適当な所で朝飯と思っていたのですが、空いている店を見つけられずに一苦労。日本のように24時間営業のコンビニなどあるはずもなく、やっとの思いで開店したばかりのパン屋を見つけました。

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パンを調達したらバス停へ。登山口まで行くバス路線はL5ということを昨日観光案内所で確認済みです。

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ふと気になった、バス停にあった広告。「セール」を上からカタルーニャ語スペイン語、フランス語、英語とここまでは良いのですが、一番下がロシア語。ロシア人観光客が多いのでしょうか。

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バスはなかなかやって来ず、結局バス停で45分ほど待ちました。一応朝の時間帯は30分間隔で運行しているはずなのですが、必ずしも時刻表通りではないようです。

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乗車すると他に乗客は無しで貸切状態。これなら間引き運転されても仕方がないかもしれません。

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乗車時間20分ほどで、アリンサルに到着。アリンサルの市街地は通り過ぎて、インフォメーションセンターの前で下車します。ここがバスの終点なので迷うことはありません。

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アリンサルは冬場はスキー場として賑わうらしく、実は夏場は閑散期。大きなホテルもありますが、この時期は静かな場所です。

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まずは地図で今日のルートをチェック。①→②→③の道のりです。現在地点の標高が1,500mでComa Pedrosaの頂上は2,943mなので、約1,500m登ることになります。

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このトンネルから登山開始。

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このルートは、GR-11というバスク地方から地中海岸まで、ピレネー山脈のスペイン側を横断するトレッキングコースの一部を成しており、そのサインもありました。全て踏破しようとすると1ヶ月から1ヶ月半ほどかかると言われる長大なコースです。

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トンネルを越えたら、看板に沿って左折。

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乗馬用の馬。アリンサルでは登山以外にも様々なアクティビティが用意されているようでした。

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5分ほど歩くと舗装道路は終わり、登山口の入り口に。安全の注意書きを一通り読んで気を引き締めます。

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登り始めのこの辺りからは、ちょうど谷の奥の方に目指すComa Pedrosaの雄姿を眺めることが出来ます。こう見ると1,500mも標高差があるようには見えないのですが。

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谷の向かい側の斜面にはリフト。冬場には大活躍するのでしょう。

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少し上がると分かれ道にでますが、ここは看板に沿って左が正解。

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最初のうちは、しっかりと慣らされた道で軽い散歩気分。

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15分ほどで道も狭くなり、登山道らしくなってきました。

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途中、小川を渡る場面が何回か出てきますが、基本的には橋がかかっているので、雨が降っていない限り靴が濡れるようなことにはなりません。

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道すがら、多くの場所でカラフルな花が咲き誇っていました。

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高山植物が好きな人だとかなり楽しめそうなコースです。

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右手に滝を望みながら直登が続きます。

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直登が終わると分岐点に到着。ここまで1時間半かかりました。

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ここを左に曲がると山小屋があります。今回は日帰りなので立ち寄りませんでしたが、GR-11を踏破する人はここで宿泊するようです。

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私は右方向へ。カールのような少し広がったところに出るので、しばらく平坦な道になります。

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右手に新たな滝が見えてきたあたりから再び登りに。

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ここからはしばらく急登が続きます。

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途中で後ろを振り向くと、随分高いところまで登ってきました。

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先ほどの小屋も遥か下。

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小さな池に到達。登山道は雪渓上を続きます。

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滑りやすいので慎重に。

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付近に轟音が響き渡ったので何かと思い上空に目をやると、頂上付近でヘリコプターがホバリングしていました。数分で立ち去って行きましたが、何かあったのでしょうか。結局よくわからず。

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雪渓を過ぎた後はガレ場に。

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Coma Pedrosaは登山者だけでなく、トレイルランニングをしている人も多め。トレランは主に地元の人がやっている様子でした。

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ガレ場を登って行くと眼下に大きな池が見えてきます。その名もEstany Negre(英語だとBlack Lake)です。

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またヘリが飛んできました。定期巡回をしているだけなのかもしれません。

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尾根に上がるとラストスパート。

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やっとのことで、アンドラの国旗が掲げられた頂上に到着。山小屋を過ぎた後の急登がキツく、途中の休憩時間を含めて4時間かかりました。

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それでも景色は抜群。苦労して登ってきた甲斐のある絶景が広がります。遠くにここよりも標高の高い山が見ていますが、あちらはスペイン領。

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こちらはフランス側。アンドラピレネー山脈のど真ん中に位置していることがよくわかる景色です。

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そしてこちらがアンドラ側。アリンサルの街並みも眼下に確認できました。

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日本の山の如く、写真付きでの風景の解説もあります。

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頂上でゆっくり昼寝をして1時間半ほど滞在した後、帰りは私もトレラン気味に走って下山。バスが昼間は1時間に1本しか走っていないので、その時刻に合わせて時計を気にしながら慌ただしい下山となりました。それでもちょうど計算が合って、出発時刻の2分前に滑り込みでバス停着し、17時過ぎにはアンドラ市内に帰還です。

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行動食は少し持って行ったものの、下山した時はかなりの空腹状態。そのまま適当な食堂に入りがっつり食事にすることに。一人で食べるには少し多すぎる量を注文してしまいましたが、あっさり完食してしまいました。

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2日目:アンドラ滞在 (1) アンドラまでのバス移動、市内観光

バルセロナの空港からは、直通のバスでアンドラまで。バルセロナアンドラの間を結ぶバスは複数社が運行していますが、その中で唯一ANDBUS社は空港からバルセロナ市内を経由せずにノンストップでアンドラまで向かい時間が節約されるので、今回はそちらを選択。

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バスというよりはミニバンです。各座席にUSBチャージャーも装備されており便利。

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道中、車窓からはバルセロナからの日帰り観光地として有名なモンセラットの山並みも見えました。

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途中で通り過ぎる田舎町では、手すりや橋桁等の至る所に、カタルーニャ独立のシンボルである黄色いリボンが目立ちます。

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丘の斜面にも。バルセロナよりも田舎の方が独立支持者が多いというのは本当のようです。

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立派なダムを通過するあたりから標高も上がり始め、景色も山がちに変わっていきました。

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そして国境。この日は週末なので、税率の低いアンドラに買い物に行くのか、自家用車が多数でかなり混雑していました。

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それでも特に検査等は無く、パスポートもチェックされることなくそのまま国境を通過。

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そしてバルセロナを出発してから3時間ちょっとで、アンドラの首都であるアンドララベリャに到着しました。

まずはバスターミナルから歩いて数分のところにあるホリデイインにチェックイン。この日はアンドラでシルクドソレイユのサーカスが行われるらしく、家族連れで大賑わい。騒々しい夜になりそうです。

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そのせいか、他の部屋より少し広い角部屋を用意してもらえました。これで1泊90ユーロならお得感があります。

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荷物を置いたら早速町歩きへ出かけます。まず目に入るのは、ホテルのすぐ近くにある政府関係のビルと、その前の広場にあるいくつもの人間の像。

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ちなみにこの像、夜は色とりどりにライトアップされていました。不思議なコンセプトです。

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メインストリートにあたるメリチェイ通りは工事中。このタイミングでは市内の様々な所で工事が行われており、路線バスのルートも一部変則的になっていたりと少々不便でした。

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そしてメリチェイ通りを下って行くとたどり着くのがロトンダ広場。ここにあるサルバドール・ダリの彫刻はアンドラで一番有名なモニュメントでしょう。

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その先もメリチェイ通りは続きます。ピレネー山脈の中にある人口2~3万人の地方都市であるにも関わらず、ZARAからアルマーニまで世界的なブランドが勢ぞろいしているのが何とも不釣り合い。

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街の規模には不釣り合いなショッピングモールもいくつもあります。

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アンドラは独立国家としては世界で唯一、カタルーニャ語のみを国語としている国。但し、実際に街を歩いていると聞こえてくるのはスペイン語6割、カタルーニャ語3割、フランス語1割といったところ。国民全員がカタルーニャ語を解すのは当然として、スペイン語もほぼ誰にでも通じましたが、フランス語はそうでも無い様子。経済的・文化的な結びつきはフランスよりもスペインの方が強いようです。

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夜は旧市街の方へ少し向かってみました。丘の上の方にあるため歩いて行くと結構大変ですが、実はエレベーターが備え付けられています。ちょっとわかりづらいですが、位置的にはポブレ広場(Plaça del Poble)の真下あたり。

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もちろん無料で誰でも利用可能。私も滞在中に何度も利用しました。

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エレベーターを降りたところにあるポブレ広場からは、写真映えしそうな教会が目に入ります。この辺りが旧市街。

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石畳に細い路地と、いかにもヨーロッパの旧市街といった雰囲気。良く保存されている方でしょう。

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翌日はメインイベントであるアンドラ最高峰へのトレッキングが控えているため、この日はこれで終わり。早めに就寝して明日に備えます。

2日目:ブリティッシュエアウェイズ BA478 ロンドン(LHR)〜バルセロナ ビジネス

ヒースローに到着したら、乗り継ぎ便一覧から搭乗便の情報を確認。BAはターミナル5が本拠地なのですが、今回搭乗のバルセロナ行き等の一部路線はターミナル3からの発着です。

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JAL便の到着もターミナル3なので、ターミナル移動のバスに乗る必要もなく便利。

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朝は乗り継ぎ用の保安検査も混雑しておらず、あっという間に出発フロアへやって来ました。

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出発ゲートがぎりぎりまで表示されないのもロンドン恒例。バルセロナ便は出発予定は7:40ですが、45分前の6:55までゲートは明らかにされません。

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ターミナル3にあるワンワールドのラウンジはなんと4ヶ所。BA、AA、カンタスキャセイと、よく考えると全て英国と歴史的な繋がりが深い国・地域のエアラインなのが興味深いところです。

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 それでも結局いつものキャセイラウンジへ。アジア系の安心感がありますから。

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そして、ファーストクラス側のダイニングで朝食。メニューは半年前に利用した時とは微妙に変わっているもののほぼ同じ内容。ダイニングのスタッフが全員インド系で、ヒンドゥー語なのか現地の言葉で会話をしているのが少し気になりましたが、まあ大したことではありません。

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JALでも中途半端な時間に食事をしっかり取らされましたし、今回のBA便でも食事が出るはずなので、量の少なそうなアップルシナモンクレープにしました。一見軽そうですが、クレープの中に甘く煮詰めた林檎がどっさり入っているため、完全に甘党向け。

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搭乗時刻になってゲートへ。今回アサインされていたのはキャセイラウンジの目の前にある11番でした。ゲート前の待合室に入るのに長蛇の列ですが、ビジネスクラス利用客は右側の優先レーンからスルー可能。

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ただし、待合室に入ると既に搭乗が開始しており、単通路機あるあるのボーディングブリッジの行列までは避けられませんでした。スペインで夏休みを過ごすイギリス人達が多いのか、朝早い便なのにも関わらず満席です。

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満席によって搭乗に手間取ったせいで、定刻より20分ほど遅れてゲートアウト。タキシング中にはカンタスA380が見えました。

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今や日本からは撤退してすっかり影の薄くなってしまったヴァージンアトランティックの機体を久しぶりに確認しながらの離陸。

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水平飛行に入ると早速朝食のサーブが始まります。English BreakfastかSpanish Omeletteと口頭で伝えられたので前者を。いつもと変わり映えしないですが、逆に言えば安定の内容。

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機体はドーバー海峡を越えてフランス上空へ。ビスケー湾を飛んでいくマドリード路線の方が馴染みが強いので、フランスの大地が下に見えるのは新鮮です。さすがの欧州一の農業国といった風景が広がります。

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そして、そのままピレネー山脈へ。ヒマラヤ山脈アンデス山脈に比べると随分となだらかです。地図と照らし合わせると、ちょうどこの写真に写っているあたりが今回の目的地のアンドラのはず。

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そのままピレネーの裾野に沿って降下し、バルセロナへ。後ろに座っていたイギリス人の中年団体は、休暇がそんなに楽しいのか離陸からずっとワインを飲み続けてパーティー状態でしたが、彼らもバルセロナの市街が見えると大歓声。

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海岸沿いに広がるスペイン第2の大都市です。写真では判別が難しいですが、肉眼ではサグラダファミリアもしっかり確認。

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到着。イギリスはシェンゲン協定の外側なので、入国審査が必要な国際線扱い。よって米国便などと同じポジションに駐機し、隣にはユナイテッド便が見えました。

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入国審査はファストレーンこそ無かったものの、多くのブースが空いていたためスムーズに進み10分ほどで完了。これで無事にスペインまで到着です。

1日目:JAL JL41 羽田〜ロンドン(LHR) ビジネス

今回は、昨年に増便したばかりのJALのロンドン行き深夜便に乗ってヨーロッパへ向かいます。仕事後は一度自宅に帰って支度を済ませ、23時半頃に羽田空港に到着。

京急・モノレールの駅から出発ロビーに着いた正面左側のこのカウンター、いつもはJALの優先カウンターで1列使っていた気がするのですが、深夜の時間帯だからかエコノミーまで含めてこの1列で処理をしているようでした。それでも奥の優先カウンターは混雑していなかったので特段問題は無し。

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フライトの出発時刻まで少し時間があるので、出発ロビーの上の階にある江戸小路なるエリアに初めて入ってみました。ほおずきが夏らしい雰囲気を演出しています。

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外国人観光客にはウケそうな内装ですが、残念ながらこの時間帯は既にほとんどの店がクローズ。

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所々にこのような長椅子があるので、深夜・早朝便の利用者で羽田で1泊過ごそうとしているバックパッカーには便利かもしれません。数が少ないので競争率が高い可能性はありますが、この時間帯だとまだ空きがちらほらありました。

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そのまま展望台へ。夜の空港は煌々とした灯りが良い雰囲気ですね。

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いつも機内の窓から見ていたこの表示もこんなに近くに。

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一通りぶらぶらしたら制限エリアへ入り、いつものラウンジへ。この時間帯は既に深夜発のピークも過ぎて1:25発のホーチミン線と1:55発のロンドン線くらいしか残りの便も無いので、人も少なく静か。

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このファーストクラスラウンジは羽田利用時はほぼ毎回使っているのですが、今回初めて奥にあるRED SUITEなるところに入ってみました。

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メインエリアより更に落ち着いた雰囲気で良い感じ。誰も利用客がおらず、1人でゆっくりと過ごすことが出来ました。

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展示品もこだわりがあるよう。装飾の一つとしてロンプラが何冊か置いてあったのも個人的にはグッドポイントです。

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深夜便のバラエティも随分豊富になり、2時台や3時台にも出発便があります。海南航空が羽田に就航していたとは知りませんでした。

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112番ゲートから搭乗。JALは、ファーストクラスの設定が無い機材でもエメラルド会員用の優先レーンを用意してくれるので助かります。

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座席はいつもと同じスカイスイートなので写真は省略。前回のシドニー線搭乗時に酷評したアメニティポーチの色ですが、今回はベージュではなく紫系の色になっていました。ただ、これもこれで田舎のおばあちゃんが持っていそうな色で、相変わらず年寄り臭さは否めません・・・

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夜遅いので乗客も既に眠いのか、いつも以上に静かなまま搭乗もあっという間に終了し、そのまますぐに離陸。深夜2時でも明るい東京を眼下に出発です。

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この便の機内食メニュー。出発時間帯が特殊なこともありサーブの仕方も変則的で、まずはアラカルトメニューから。

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そして、メインの食事は出発から7時間後という中途半端な時間にサーブされます。

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 ということで、出発後はまずはアラカルトから、以前に試してみたら美味しかった蔦のラーメン。量も深夜には丁度良い程度です。

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そのあとは赤ワインをもらってチーズ。この便は出発後すぐに寝る乗客が多いのかと思いきや、みなさんロンドンとの時差を意識しているのか、映画を見たり食事をしたりしながら起きている人が多いのが意外でした。

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そしてもう1つ意外なことといえば、出発して1時間半ほどで外が白んできたこと。てっきりずっと暗い中を飛行するかと思っていたので驚きです。

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そしてそのまま日の出。深夜便というと外はずっと真っ暗というのをイメージしてしまいがちですが、高緯度を飛行するので夏の時期はほとんどずっと明るい中を飛んでいくフライトなのでした。

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日の出を見られたのはちょうどロシア領に入ったあたり。この辺りで私もエアウィーブを敷いて横になりました。

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そして、起きたのはこの辺り。起きたというか、機内食サーブだということで起こされました。日本時間だと朝の9時半過ぎ、ロンドン時間だと深夜の1時半過ぎです。

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寝起きですが早速食事。一品目の左側は見覚えがあると思ったら、2ヶ月前に乗ったシドニー線の時と同じ魚そうめんです。

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和食にしたので、続いては小鉢類。こちらはさすがに別内容になっていました。いつもながら品数も多く彩り豊かで感心する見栄え。もちろん味も良し。

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和食はカツと銀ダラ。

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デザートは抹茶ロールケーキでした。

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外はあいにく雲が多めでロシアの大地はよく見えず。食後はまた眠りにつきます。正直、このタイミングの食事は眠りを中断させられてしまうので、どうせなら到着前のサーブにした方がいいのではないかというのが正直な感想です。

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そして到着前、最後にアイスクリームだけもらいます。

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北海を渡り、グレートブリテン島が見えてきました。

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早朝の到着でも滑走路が混雑しているのか、ロンドン名物の上空待機は健在。さすがヒースローといったところでしょうか。

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2周ループした後で着陸コースへ。朝日に照らされたロンドンの風景を眺めながらの着陸となりました。

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2018年6月 モルディブ旅行 まとめ

 1年で唯一祝日が無く寂しい6月。毎年東アジアや東南アジアでお茶を濁していたのですが、今年はもう少し遠出をしてモルディブへ。

モルディブと言えば、言わずとも知れた世界的なリゾートホテルが群雄割拠状態の国でハネムーンの旅先としても有名ですが、1人でそんなところに行っても仕方が無いので今回は首都のマーレやその周辺に点在するローカル島に徹して地元密着型のスタイルで旅をしました。

特に見所があるわけでもなく、また行きたいかというと微妙なところですが、凄まじい人口密度のマーレや、男性しかいない産業の島ティラフシ島など、一般に想像されるモルディブとは違う一面を垣間見れる旅となったのでまあ良しとします。

 

【フライト】

往路はもはや常連のマレーシア航空でクアラルンプールまで飛び、そこからはエアアジアXで。復路は中国南方航空の以遠路線でコロンボまで飛んだ後、エミレーツ航空でドバイ経由で帰国しました。

今回のハイライトは何と言ってもエミレーツのファーストクラス。JALのマイルを使った特典航空券です。モルディブ自体よりこちらの方がメインイベントと言っても過言ではないほどで、中東系エアラインの親玉ともいえるエミレーツの最上級クラスを十分楽しみました。残りの区間は9月に利用予定なので、それも今から楽しみです。

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【旅行記】

1日目:マレーシア航空 MH71 成田〜クアラルンプール ビジネス

2日目:エアアジアX D7178 クアラルンプール〜マーレ プレミアムフラットベッド

2日目:モルディブ滞在 (1) ヴィリンギリ島ぶらぶら

3日目:モルディブ滞在 (2) マーレ観光

3日目:モルディブ滞在 (3) ティラフシ島ぶらぶら

3日目:中国南方航空 CZ3060 マーレ〜コロンボ ビジネス

4日目:エミレーツ航空 EK349 コロンボ〜ドバイ(DXB) ファースト

4日目:エミレーツ航空 ファーストクラスラウンジ@ドバイ(DXB)コンコースB

4日目:エミレーツ航空 EK312 ドバイ(DXB)〜羽田 ファースト

 

4日目:エミレーツ航空 EK312 ドバイ(DXB)〜羽田 ファースト

この日の羽田行きのゲートはB1。一番端なので結構歩かされました。

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そして、このB1は何とバスゲートでした。天下のエミレーツですから、エコノミー客と混載にされるなどという心配は無用だったのですが、ゲート前に駐車しているのはエコノミー用のバスとビジネス用のバスのみ。どうなるのかと思いましたが、スタッフにファーストクラスのボーディングパスを見せたところ、ベンチに座って待つようにとのこと。

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結局、エコノミーとビジネスの客が全て捌けた後にファースト用のバスが横付けされ、乗車となりました。バスゲートの場合はファースト客は最後の搭乗というのが基本のようです。

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バスは先ほどの到着時と同じ内装。乗客は私を含めて5人でした。

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A380がずらっと並ぶ、ドバイならではの風景。

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機材は今回もB777-300ER。タラップから搭乗です。ドア前にクルーが待機しており座席まで案内してもらえるのですが、一緒のバスに乗ってきたうちイギリス人男性と思われる乗客が1名なにやらクルーと少し揉めていました。15分以上揉めた挙句に、最終的にそのイギリス人はビジネスクラスへ。何だったのかよくわかりませんが、これでファーストの乗客は4名となりました。

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シートの設備はコロンボからの便と同じ。荷物は左奥のベルトで囲われた部分に収納します。

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前回の便との違いという意味では、今回は長距離便だからか、スナックバスケットが用意されています。内容はポテチやクッキー、エナジーバー、ドライフルーツなど。当然離陸時は置いておけないので、離陸前に一度回収された上で離陸後に再度セッティングされました。

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引き出しにはノートとボールペンのセット。もちろんエミレーツのロゴ入りです。

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開閉式の鏡の下には簡単なアメニティが配置されていました。

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座席脇にはミニバー。これはコロンボ便と同じ。

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そしてパーソナルモニター操作用のタブレット。これがあると、映画を見ている時でもタブレット画面ではエアショーを表示して現在位置を把握できるので便利です。

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席に着くと早速クルーがアラビックコーヒーとデーツを携えて挨拶にやってきます。今回のファーストクラス担当クルーは4名で、パキスタン人男性、ルーマニア人女性に加えて日本人女性が2人とのこと。日本人がいるとやはり安心します。ちなみに、クルーに教えてもらった情報によると、この日は副操縦士も日本人だとのことでした。エミレーツ全体でも日本人パイロットは10人程度しかいないらしく、かなり稀なことだそう。

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例のイギリス人乗客の揉めごとで少しドアクローズが遅くなり、定刻より少し遅れて出発しました。

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経験上ドバイ発は北向きの出発になることがほとんどなので、左側の座席を確保しておければブルージュハリファ等の高層ビルが臨めます。

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離陸後、まずはシャンパンから。エミレーツのファーストといえばドンペリですが、この時は、通常のものよりも熟成期間が長く希少価値の高い"P2"が期間限定でサーブされていました。

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温められたナッツと一緒に。ナッツは多分、以前ビジネスに乗った時にサーブされたものと同じだった気がします。

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続いてテーブルセッティングをしてもらい、食事の準備が完了。パンはバスケットで配られる方式です。

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この日の食事メニュー。朝発の便ということで、最初に載っているのは朝食。

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続いてカナッペとメインの前菜。

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最後のページには和洋それぞれのメイン。ただし、掲載の順序に関係なく、到着までの好きなタイミングでメニューの中からどれでも組み合わせてオーダーが可能です。基本的に決められたタイミングで一斉に配膳されるビジネスクラスとはそこが大きく違います。

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ということで、まずはカナッペとキャビア。そこまで魚卵は好きでは無いのですが、ファーストクラスに乗ると貧乏性なのでついキャビアを頼んでしまいます。量はたっぷり、コンディメントもしっかり揃っていて、さすがのプレゼンテーション。カナッペも少量ずつですが美味しくいただきました。

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メインはチキンのモロッコスパイス。名前の通り香辛料でしっかり味が付いていて、アラブ風な仕上がりです。

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ラストはポートワインとチーズプレート。チーズが6種類あり、メニューにはそれぞれのチーズの解説が乗っているほどの充実ぶり。

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ゆったりしたペースの食事で、終わったのはカラコルム山脈に差し掛かるあたりでした。パキスタンアフガニスタン国境付近という、タリバンやらISやらが地上では幅を利かせていそうな地域を飛行していくルートです。

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外を見るとヒマラヤが近くにつれて山がちな景色に。

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そしてカラコルム山脈越え。7,000~8,000m級の山々と氷河、深い谷が連なり非常に美しい景色を楽しめました。

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ちょうどギルギットやフンザの上空あたりでしょうか。パキスタンは最近は政情が安定しませんが、いつか行ってみたい地域の一つです。

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この辺りでデザートと緑茶を注文した模様。デザートのメニューは写真を撮り損ねており、これが何だったのかは思い出せません・・・

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食後はシートをベッドにしてもらって、しばし昼寝。

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今までいくつかのエアラインのファーストクラスに乗る機会はありましたが、こういう個室型は今回のエミレーツが初めて。JALのスカイスイートやANAスタッガードビジネスクラスも個室感が高いのですが、やはりきちんとドアが閉まるファーストはプライベート感が別格です。

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映画を見ながらしばらくゴロゴロした後、食事の時にクルーの方に「この便はA380ではないのでバーカウンターは無いのですが、前方に"ソーシャルエリア"があるのでもしよければどうぞ」と言われていたのを思い出し、ちょっと行ってみることに。

ソーシャルエリアというのは、何のことは無い只のギャレー前のスペースなのですが、スナックやドリンクが置いてあり、自由に取っていいことになっています。最上段には、普通に買うと1瓶70,000円以上はするであろうヘネシーのパラディが鎮座。

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せっかくなので、このソーシャルエリアで日本人クルーの方と少しお喋り。もうエミレーツで勤務して7年になるものの、ファーストが担当できるようになったのは昨年からだということで、ファースト担当はかなり狭き門のようです。確かに、今までビジネスに乗っていた時のエミレーツのクルーはフレンドリーである一方少しガサツな感じもしたのですが、今回はそれを全く感じませんでした。

また、エミレーツの内規で、日本線には必ず日本人クルーが6名は乗務することになっているとのこと。これなら日本語しかわからない団体旅行の人たちでも安心でしょう。

その後、大連を過ぎたあたりで到着前の食事をもらうことに。

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 今回は和食の懐石料理を選びました。お盆から和な雰囲気です。

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まずは小鉢類。

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続いてメインの鰻の蒲焼とご飯、味噌汁。ご飯はさすがに日系に軍配が上がりますが、それでもどれも美味しい。

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最後はフルーツでシメ。ザクロが載っているあたりは中東のエアラインを感じさせます。

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ドバイからホルムズ海峡を渡ってイラン、パキスタンカラコルム山脈から中国横断、韓国を越えて日本というルート。朝鮮半島に差し掛かるあたりまでは明るいので、ずっと外の景色を楽しめる良いフライトです。

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それでも日本上空に差し掛かる時はもう真っ暗。これは名古屋の夜景。

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着陸前に機内が暗くなると、ここでも星空が映し出されました。これは良いアイディアですから他のエアラインも真似すればいいのにと思うのですが、エミレーツの専売特許なのでしょうか。

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出発は少し遅れたものの、定時で羽田に到着。到着ロビーにはファースト、ビジネス乗客が利用できる送迎サービスの運転手が一団になってネームプレート片手に待機していましたが、残念ながら私は特典利用のため対象外。おとなしくモノレールで家路に着きました。

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