Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

1日目:LATAM航空 LA601 ロサンゼルス〜リマ ビジネス

ターミナル4からは、制限エリア内に新設された専用通路を通って国際線ターミナルへ。

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この通路が出来るまでは、一般エリアに出てから屋外を歩いてターミナル間を移動し、再度保安検査を受ける必要があったことを考えると、格段に楽になりました。

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国際線ターミナルにあるラウンジは7カ所。3大アライアンスに加え、エミレーツやエティハドも自社ラウンジを構えているようです。

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私が利用するのはカンタスのファーストクラスラウンジ。ワンワールドエメラルドステータスで利用可能です。

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まだ深夜の出発ラッシュ時になるには早い時間帯で、ラウンジ内も混雑無く快適。

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ダイニングスペースで食事。ここはビュッフェスタイルではなく、アラカルトメニューから注文するオーダー方式のみです。

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一品目はハマチのクルード。ハマチは英語でもHamachiと呼ばれるようです。

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メインはミニッツステーキ。見た目が貧相なことに加え、肉も硬くてがっかりでした。

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食後は夜行便に備えてシャワー。殺風景ですがアメニティやシャワーの水圧は問題ありません。

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ボーディングパスに記載された搭乗開始時刻は出発予定の45分前。少し早いなという気もしたのですが、時間通りにゲートに向かうとすぐ搭乗が始まりました。

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搭乗。LATAM航空ではいつも、最初のクルーの挨拶時に会話は英語とスペイン語のどちらがいいか確認されますが、ここでスペイン語と答えるとクルーが大げさと思えるほどにホッとするリアクションするのもいつも同じ。きめ細やかな配慮とは無縁のラテン気質ですから、英語よりも確実にサービスの質が上がるのは当然です。どんな客に対してもハイレベルなサービスを提供する一方でクルーの個性に欠けるアジア系キャリアとは対照的。

機材はB787-8。A350と並んでLATAMの最新機材ですが、以前の主力だったB767と座席の仕様自体はあまり変わりません。ペアシートはソロ客としてはあまり嬉しくないのですが、フルフラットになるので快適ではあります。

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座席配置は2-2-2。1Aを指定しており、ほぼ満席だったのですが隣りは空席でした。この座席配置だと、隣席に乗客がいるかどうかが重要になるのでラッキー。これもエメラルド効果でしょうか。

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ウェルカムドリンクは、チリの会社らしく赤・白・シャンパンと3種類のワインから選べたので、白をチョイス。まだ離陸前にも関わらず、温められたナッツも一緒に配られます。搭乗が早かった分離陸までの待ち時間が長かったのですが、グラスが空くとすかさず、他のワインも試す?とクルーがやってくるので、結局離陸前から3杯も飲んでしまいました。

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アメニティはSalvatore Ferragamo。

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離陸後はすぐに食事の時間。食事メニューの搭載が忘れられていたようで、クルーが乗客1人1人に口頭でメニューを伝えて回っていました。ワインも赤/白だけではなく銘柄・ぶどうの種類・産地まで教えてくれた上で、各食事に最適のワインのおすすめまで教えてくれます。

前菜はアスパラガスのスープかホタテのソテーだったので、後者を選択。

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メインは牛肉のポテト添え、 トゥルーチャのキヌア添え、プロシュートサラダの3種類。肉は重かったのでトゥルーチャにしたところ、大きな切り身が2つも入っておりかなりボリュームのある内容でした。味は程よい塩気で上々です。

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デザートはアップルタルト、アイスクリームもしくはフルーツ。

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食事が終わったのは離陸から2時間ほど経過した頃。メキシコの北中部を飛行しているあたりでした。朝食時に起こすかどうか聞かれたので、起こしてくれと頼んでから就寝。

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4時間半ほど寝てから、朝食だということで起こされました。リマまであと1時間15分というあたり。

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起きたら、ちょうど日の出のタイミング。B787シリーズは窓のシェードが電子式なので完全に真っ暗にはなりませんが、眩しさを感じるほどではありません。むしろ夜行便でも電子シェード越しに外の景色が見られるので、外を眺めるのが好きな人にとっては歓迎すべき改善です。

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朝食はスクランブルエッグかハム&チーズ。後者はコールドミールとのことだったので、前者をもらいました。他のエアラインと比べると若干貧弱な内容かもしれません。

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リマに向けて下降。どうやら曇天のようで、アンデス山脈も下界の景色もどちらもよく見えません。

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地上がかなり近くなって、ようやく街の風景が見えてきました。

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リマに到着。この便はリマ経由のサンティアゴ行きなので、サンティアゴまで行く乗客は機内で待機することになります。ビジネスクラスの乗客は7割程度がリマで降りて行きました。

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1日目:アメリカン航空 AA6028 サンフランシスコ〜ロサンゼルス ファースト(Domestic)

国際線ターミナルからアメリカン航空が発着するターミナル2へ。AirTrainで移動することもできますが、歩いても10分かかりません。

ロサンゼルスまでのボーディングパスは既に羽田で受け取り済みだったのですが、LAXから先のLATAM航空のボーディングパスは羽田では発券出来なかったため、アメリカン航空のカウンターに立ち寄って受け取り。ここでは何の問題もなく発券してもらえました。

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ここの保安検査にはファストトラックがあるのですが、特に表示が無くかなりわかりづらいです。空港スタッフに聞いて確認してから利用。それでも通過に10分はかかりました。

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どうやら制限エリアにはヨガスペースがあるようです。いかにも西海岸といった設備。

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搭乗開始まではAdmirals Clubで待機。

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サンフランシスコはアメリカン航空ハブ空港ではないですが、各ハブ空港から多くの便が飛んでおり、ラウンジも賑わっていました。食事類もスープ2種類とディップ類に加えてオーダー式のワカモレがあったりと、通常のAdmirals Clubよりも充実している印象。

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搭乗時刻少し前にゲートへ向かいました。機材はエンブラエルのE175。

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搭乗して座席に向かうとちょっと信じがたい光景が。なぜか私の座席前に使用済みと思われる毛布が散乱しています。クルーに片付けるように伝えても、待つようにとのジェスチャーがあるだけ。結局全乗客の搭乗が終了したあとに、地上係員が回収していったのですが、せめて座席前ではなくてギャレー辺りに置いてほしかったところです。

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このフライトはアメリカン航空の便名ですが、実際の運航はリージョナルエアラインであるコンパス航空。元々ノースウェスト系なだけあり、本体がデルタ航空に吸収されてしまった今でも、ここでは懐かしいロゴがまだ現役です。

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定刻で離陸。離陸後の旋回で、サンフランシスコ空港が一望できました。

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短距離線なので機内サービスも簡素。ドリンクサービスに加え、希望者にはチップス類の配布がある程度です。

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黄昏時。

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LAの上空に到達する頃にはもう太陽も沈み、暗くなりました。

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到着は小型機材用のサテライトターミナル。アメリカン航空が主に利用しているターミナル4とは専用バスで直結です。

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1日目:JAL JL2 羽田〜サンフランシスコ ビジネス

年内は最終日までしっかりと勤務をしてから、退社したその足で羽田空港へ。JALのサンフランシスコ行きは以前は24時過ぎに出発する深夜便だったのですが、米国線へ羽田昼間枠が割り振られた影響でスケジュールが変更となり、現在では夜19時台の出発になりました。定時で仕事を終えればギリギリ間に合うかどうかという時間帯です。

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予約した旅程は羽田⇒サンフランシスコ⇒ロサンゼルス⇒サンティアゴで、全てAA便名で通しで購入したもの。運航は第1区間JAL、第2区間がAA、第3区間がLATAMなのですが、15分ほど時間がかかったにも関わらず、ボーディングパスはロサンゼルスまでしか発券されませんでした。そしてJAL便のボーディングパスには見慣れたSSSSの文字。

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保安検査場の優先レーンはビジネス乗客は対象外である一方で、JGCSFCは対象。少し不思議な運用です。

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19時前後のJALファーストクラスラウンジはほぼ無人

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この時間帯にラウンジに来たのは久しぶりだったのですが、鉄板料理がハンバーグからカットステーキに変更になっていました。

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座席は10Aだったのですが、何も言わなくとも隣りはしっかりブロックされていました。スカイスイート機材であれば隣席に人がいてもあまり関係ないのですが、コードシェア予約であっても対応してくれている辺り、JALはしっかりしています。

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米国便は昨年秋頃から搭乗ゲートでの保安検査が強化されたとのことだったので、少し早めにゲートに向かいましたが、1人あたり3秒ほどの質問(他人が詰めた荷物はありますか?といった程度)があった程度で簡単に通過。

その後、SSSSの追加セキュリティチェックです。自分が選ばれたことに対してクレームをつける乗客でもいたのでしょうか、ご丁寧にSSSSの趣旨を説明するような紙まで配っていました。

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搭乗。2016年11月以来のスカイスイートでのフライトです。スリッパ、ゼロハリバートンのアメニティ、ヘッドホンやブランケットなどは全て座席の上にセットされていました。

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ウェルカムドリンクあり。JALのウェルカムドリンクはあったりなかったりするのですが、いまいち傾向がつかめません。

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東京の夜景を横目に離陸。眩い東京にあってもスカイツリーはやはり目立ちます。

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ディズニーランドも見えました。もし花火の時間帯だったりすると綺麗に見えることでしょう。

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ここでちょっとしたトラブル。離陸後にパーソナルモニターを操作しようとすると、機内アナウンスがかかっていないにも関わらず、ずっと"PA in progress"の表示のまま。全く操作できない状態でした。

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他の座席は特に支障が出ていないようなので、クルーを呼んでシステムを再起動してもらいます。再起動時の画面で、IFEシステムがアンドロイドをベースにしていることがまるわかり。

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無事再起動でシステムを正常に戻ったところで、機内食の時間。スケジュール変更で深夜発ではなくなったため、きちんと夕食がサーブされます。

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夕食が終わった後に注文できるアラカルトメニューは相変わらずの充実ぶり。

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1品目は和食、洋食共通。どちらかというと和食に合いそうな内容ではありますが。

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洋食の前菜。"ブランダードのミルフィーユ"と聞いてどんな料理か想像が出来るのは日本人の何割くらいなのでしょう。

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メインは和牛ステーキで。少し寂しい見た目ですが、味は問題ありませんでした。

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デザートはほうじ茶プリン。

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プリンの中に丸い玉がいくつか。多分ホワイトチョコレートだったと思うのですが、その中にカラメルソースが包まれており、噛むと弾ける仕掛けです。

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食事が終わったのは22:30頃。本当は時差を考えるとすぐに寝たほうがいいのですが、まだ眠くならず、ハイボールをお供にガイドブックを見ながらチリの予習。

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眠くなってきたあたりで、シメのラーメン。巣鴨のラーメン店"蔦"とのコラボメニューで、JAL定番のベジタリアンラーメンよりは美味しく食べられます。

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結局、横になったのは日付変更線を越えたあたりでした。ここまで来ると、サンフランシスコ到着まであと5時間もありません。

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4時間ほど寝て、目が覚めたのはこの辺り。もう到着まで残り1時間といったところです。

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到着前の食事はあっさり鯛茶漬けとフルーツ。やはりJALは日本人向けの食事が揃っています。

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食事が終わるともう降下開始。ゴールデンゲートブリッジが真下に見えました。

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サンフランシスコ市街地と対岸のオークランドまで見渡せます。

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サンフランシスコ湾の干潟上空で旋回して最終アプローチ。

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羽田から9時間で到着。冬は強い偏西風に乗るので、意外と短い時間でアメリカまで飛んできてしまいます。

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トランプ政権になって初のアメリカ入国審査は残念ながら別室送り。サンフランシスコの別室はこれで3度目なので慣れたものですが、待合室で待っている人数には驚きました。ベンチが全て埋まっており、立って待つ人までいるほど。政権交代による国境管理政策の影響が如実に出ていることを実感させられます。

1時間半以上待ってやっとインタビュー部屋へ。いつも通り、パスポートにあまりに多くの入国履歴があることを指摘されてから、イラン、ソマリランドアルジェリアあたりを訪れた理由を一通り突っ込まれたあとで解放。2時間近く経ってやっと到着ロビーにたどり着きました。

 

2017年フライトまとめ

旅行まとめに続いて、昨年のフライトまとめも軽く。

 

フライト数:80本

エアライン別ではマレーシア航空11本、JAL10本、イベリア航空5本。2016年に引き続きワンワールドばかりですが、JALよりMHの方が多い結果となりました。

クラス別ではファースト4本、ビジネス50本、プレミアムエコノミー5本、エコノミー21本。ビジネスが中心なのは2016年と変わらず。ファーストはブリティッシュエアウェイズのHNDLHR便、タイ航空のNRT⇒BKK便、あとはJALの国内線が2本です。

 

フライト距離:147,092マイル

エアライン別にみると、ブリティッシュエアウェイズが18,935マイル、マレーシア航空が17,743マイル、カタール航空が15,432マイル。こちらも同じくワンワールドのみですが、JALがトップ3にも入りませんでした。

2017年は南北アメリカに行く機会がなかった一方、ヨーロッパと東南アジア方面で多くのフライトを利用しました。2018年はさっそく年末年始から南米に久しぶりに行くことになります。

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マイル残高

・アラスカ航空:56,880マイル

気前良いボーナスマイルキャンペーンを行っていたので、BAの一部やFIなどをここに加算。JALの東南アジア線はJALマイルよりかなり少ないマイルで特典交換が出来るので、使い所には困らなさそうです。

ユナイテッド航空:50,905マイル

スターアライアンスは基本的にここで加算。来年に向けてNHのファースト特典を1本発券したので、残高は減りました。

・ルフトハンザ:31,939マイル

TGのフライトは例外的にUAではなくここで。ファーストが300%加算、ビジネスが200%加算なのであまり搭乗しなくてもマイルがたまっていきます。発券の狙い目はSNのアフリカ路線。

デルタ航空:29,090マイル

スカイチームと日本国内線で今年も少しずつ加算。韓国までだったらビジネスで発券出来るくらいには貯まっていますが、特に今のところ使用予定は無し。

JAL:17,329マイル

メインで使っているJAL。2017年も15万マイルほど貯まったのですが、来年用にJALのビジネスやEKのファーストなどを発券した結果、口座に残高はほとんどありません。

エティハド航空:13,443マイル

EY搭乗時に貯めたもの。いろいろなエアラインと提携しているので使い道はありそうですが、有効期限が長くないので、さっさと使い切れるかどうかが微妙なところです。

 

 

2017年旅行まとめ

既に年明けからずいぶん経ってしまいましたが、やっと2017年の旅行記事をアップし終えたので、昨年のまとめを。

1月:カーボベルデ (114カ国目)

行きのフライトでロストバゲッジに遭うというハプニングに始まり、元々の目的地であったフォゴ島にフライトキャンセルのせいでたどり着けないなど、想定外の出来事がいくつも起こった旅行でした。予定変更のため、事前の下調べをほとんどしていなかったサンティアゴ島に滞在しましたが、セラ・マラゲータトレッキングや首都での年越しイベントなど、十分楽しめたので結果的には無問題。

2017年1月 カーボベルデ旅行 まとめ

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2月:シンガポール (5回目)

これだけの回数訪れていると、もう観光地で見るようなところはほとんどありません。ちょうど旧正月のタイミングに訪れたので、現地の友人たちと合流してひたすら飲み食いして終わっただけの、ぐうたら旅行でした。

2017年2月 シンガポール旅行 まとめ

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3月:マレーシア (5回目)

今回は半島側ではなくボルネオ島側を訪れ、マレーシア最高峰であるキナバル山登頂に挑戦。世界一簡単に登頂できる4,000m級の山と言われることもあり、ひたすら登りが続くので体力的には少ししんどかったものの、特段の技術も要らず登頂できました。ついでにトライしたヴィア・フェラータは予想外のキツさでしたが、これもスリル満点で満足です。

2017年3月 マレーシア旅行 まとめ

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5月:ギニアビサウ (115カ国目)、ガンビア (116カ国目)、セネガル (117カ国目)

ゴールデンウィークは少しアグレッシブに西アフリカへ。西アフリカは初上陸、アフリカ自体も3年ぶりということで、久々にバックパッカーらしい旅行をしてみました。定員以上に乗客を乗せるバス、賄賂を求めてくる腐敗警官、お札の枚数をちょろまかそうとする両替商など、俗に言う"TIA"(This Is Africa)な出来事が満載。最近は本当の途上国に訪れる機会があまりないので、感覚を取り戻す意味で良いリハビリになりました。 

2017年5月 西アフリカ旅行 まとめ

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6月:台湾 (2回目)

数年前に台北とその周辺は既に訪れていたので、今回は中央部の日月潭を行き先とし、サイクリングを楽しみました。日本から近く、食事も美味しく、治安も良く、見所も多い。週末に気軽に旅行する先としては非の打ち所がないと言えるでしょう。

2017年6月 台湾旅行 まとめ

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7月:アイスランド (118カ国目)、グリーンランド (119カ国目)

夏の長期休暇は北へ。アイスランドでのロイガヴェーグル・トレイル踏破がこの旅のメインイベントで、そのあとにグリーンランドにも足を伸ばしました。雨が多いロイガヴェーグルにおいて、幸いにも日程の大半は素晴らしい天候に恵まれ、大自然の中でのトレッキングを満喫。火山や氷河によって形成される地形は独特で、セクションによって景色が様々で、4日間歩いても全く飽きないコースでした。

2017年7月 アイスランド・グリーンランド旅行 まとめ

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8月:インド (3回目)

昨年に引き続き2年連続のインド旅行。今回訪れたラダック地方はヒマラヤ沿いに位置し、チベット文化圏ということでインドにありながらインド的な混沌とは無縁のエリアです。車をチャーターしてチベット仏教のゴンパを周っていると、インドではなくブータンにいるかのような錯覚を覚えるほどでした。

2017年8月 インド旅行 まとめ

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9月:ベトナム (120カ国目)

意外とまだ訪れていなかったベトナム。トレッキングのベースとして欧米人パッカーの間では有名なサパを訪れ、山岳民族の集落を周るトレッキングを楽しみました。個人ガイドを雇って少しリッチなトレッキングでしたが、それでも費用面では大して負担にならないほどの物価水準。食事も美味しいし、この国はこれからリピートしていくことになるでしょう。

2017年9月 ベトナム旅行 まとめ

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10月:セルビア (2回目/出張)

今回の出張は業務の合間に少し空き時間があり、ベオグラード市内をぶらぶらすることができました。8年ぶりのセルビアは、前回に比べると新しい建物やショッピングモールも増えて近代化が進んでおり、現地人にとっては良いことなのでしょうが、旅行者としては東欧らしい垢抜けない雰囲気がなくなっていくのは悲しい気も。

2017年10月 セルビア出張 まとめ

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10月:インドネシア (3回目)

バリ島に行く予定が、アグン山噴火が近いとのニュースを見て、急遽予定を変更してカリマンタン島へ。3月にもマレーシア側でキナバル山に登っているので、今年はこの島に2度来たことになります。オランウータンのリハビリ施設を1泊しながら見学して、いつもとは違い社会科見学的な要素が強い旅行になりました。

2017年10月 インドネシア旅行 まとめ

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11月:シンガポール (6回目)

記事にはしていないのですが、野暮用で11月にもシンガポールへ行きました。生活水準は東京と比べても遜色無いかむしろ東京を凌ぐとも言え、日本以外で暮らすことになるなら、有力候補の一つです。

 

11月:アルジェリア (121カ国目)

旅行代理店で個人ツアーを組んでもらい、ガイドと専用車付きで周ることになった、いつもとは違うスタイルの旅行。本当はガルダイアなどのサハラ方面を訪れたかったものの治安面の都合で叶わず、それでも有名なカスバに足を踏み入れることができただけでも満足です。

2017年11月 アルジェリア旅行 まとめ 

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2017年は12回の海外渡航で、新しく訪れた国は8カ国。これで累計の訪問国は121カ国・地域になりました。

 

2017年11月 アルジェリア旅行 まとめ

11月の旅先はアルジェリア。ここのビザを取るのは難易度が高く、結局旅行会社に依頼して、ガイド+専用車付きの個人ツアーを組み立てることになりました。

それでも、全く観光客を呼び込もうという気がない国なだけあって英語の通用度もかなり低く、結果的にはガイドがいたことで楽に旅行できた部分も多くあります。個人行動ができる時間帯も多くあり、ちょうどいいバランスだったのかもしれません。

アルジェリアは古代からローマ人、ゲルマン人、スペイン人、トルコ人、アラブ人、フランス人と様々な人種の支配を受けて来た地なだけあって、文化的なバックグラウンドは多様なはず。アルジェリア当局が本気を出せば、観光地としてのポテンシャルは十分ありそうな国だと感じました。

 

【フライト】

往路は7月に使ったカイロ発券のエミレーツ航空の復路部分を利用してドバイまで、そこから先はJALマイレージを使ったロイヤル・ヨルダン航空の片道特典を発券。復路は意外と安いカタール航空アルジェリア発券です。

この2ヶ月で湾岸系主要3社のEK, EY, QRに全て搭乗しましたが、ビジネスクラスにおいては、座席、食事、クルー等を総合して考えるとQRが一歩抜きん出ている印象を受けました。乗ってがっかりすることはないエアラインなので、ボイコットにも負けずに頑張ってほしいものです。

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【旅行記】

1日目:エミレーツ航空 EK319 成田〜ドバイ(DXB) ビジネス

2日目:ロイヤル・ヨルダン航空 RJ613 ドバイ(DXB)〜アンマン ビジネス

2日目:ロイヤル・ヨルダン航空 RJ517 アンマン〜アルジェ ビジネス

2日目:アルジェ街歩き (1)

3日目:ティパサ観光

4日目:アルジェ街歩き (2)

4日目:カタール航空 QR1380 アルジェ〜ドーハ ビジネス

5日目:カタール航空 QR806 ドーハ〜成田 ビジネス

5日目:カタール航空 QR806 ドーハ〜成田 ビジネス

乗り継ぎのセキュリティを抜けて出発フロアへ。いつも不思議に思うのですが、このテディベアのオブジェはどういうコンセプトなのでしょう。若干ホラー感すらあります。

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夜行便に備えて、ラウンジのシャワーでリフレッシュ。Al Mourjanラウンジにはシャワーコーナーが2ヶ所ありますが、メインエリアのトイレ脇にあるブースよりも、奥にあるクワイエットエリア横のブースの方が空いています。

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シャワー後は上階のダイニングエリアで軽く食事。成田行きは深夜のピーク時間帯の中でも最後の方の出発便なので、この頃にはラウンジの混雑も幾分ましになってきました。

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ゲートへ歩いて行く途中、ハマド首長のポートレートイラストを見つけました。湾岸諸国の断交以来、カタール国内ではナショナリズムが高揚している様子。

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不思議なオブジェ。キッズスペースの一角にあり遊具を兼ねているようですが、独特のセンスです。

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この日の成田行きのゲートはA8。端の方でした。

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カタール航空は相変わらず、ビジネスクラスは満席と好調の様子。日本人と外国人の比率は半々程度で、私の隣りに座ったのもドーハで働く某石油メジャーの社員でした。

ドーハの夜景を横目に離陸。

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この便もアラカルトメニュー。深夜3時出発というこの便では、食事を摂りたいタイミングが乗客によって異なるはずなので、こうしたサービスは重宝します。

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もちろん和食も。

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出発後は、和食の軽食メニューから握り寿司をもらいました。ご飯はパサパサですが、ドーハ搭載ということを考慮すれば頑張っているレベル。

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湾岸諸国のボイコットによる飛行禁止エリアを避けて、離陸後はすぐにイラン空域へ進入しました。暗闇の中にくっきりと浮かび上がるのはイラン有数の港町、バンダレアッバース

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食事を終えたらしばらく就寝。中国上空で目覚めたところでオレンジジュースをお願いすると、チップスまで一緒に持ってきてくれました。気が利いているのですが、目覚めのチップスはちょっと重い。

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その後、上海を通過したあたりで到着前の食事タイム。和食の朝食セットにしました。カタール航空では、和食の場合は内容に拘らず、必ず醤油が一緒についてきます。

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デザートはいかが?と言われたのでぜひもらいました。プチケーキ2種。

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今回はヒマラヤの南回りのルートでした。

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定刻通り19時に成田着。この時期の日本は日が短く、到着時には既に真っ暗でした。昼の太陽が出ている時間を機内でまるまる過ごしてしまい、1日損をした気分での帰国です。

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