Out of Office サラリーマン週末旅行記録

とあるサラリーマンの週末旅行記&搭乗記。2022年より米国在住。

往路:カタール航空 QR231 ドーハ〜ベオグラード ビジネス

ドーハでの乗り継ぎ時間は4時間。クワイエットルームは今回も満室だったので、ビジネスセンターの裏にあるリクライニングチェアで休憩して時間を潰します。

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やっと外が明るくなった頃、搭乗時刻に合わせてゲートへ。この便の機材はA320です。

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定刻通りに搭乗開始。残念ながらフルフラットシートではなく、短距離線用の単なるリクライニングシートです。

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この便のビジネスクラス担当のスリランカ人クルーがなかなか面白い人で、搭乗してすぐに座席まで挨拶に来た時に、「私、あなたと以前にも会ったことあるわよね!?」といきなり食い込んできました。カタール航空は中東駐在時からよく利用していたエアラインであるのは確かですが、全く記憶にありません。「良く乗るから、もしかしたらそうかもしれませんね。」と適当に返しましたが、何だったのでしょうか。ただ、その後もことあるごとに雑談に応じてくれる感じのいいクルーではありました。

ウェルカムドリンクは、生絞りで美味しいからこれにしなさい!と半ば強制的にオレンジジュース。

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離陸後すぐにパールの真上を通過。相変わらず拡張工事が続いているようです。

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朝食メニュー。

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前便の到着前の食事と同じく、まずはスムージーからスタートします。

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前菜はサーモンを選択。

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メインはアラブ風朝食をもらいましたが、残念ながら味はイマイチ。

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食事が終わり、外を見ると山がちな地形が続くエリアを飛んでいます。

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ちょうどこの辺りです。見えていたのはザグロス山脈でした。

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その後機体はトルコ上空へ。眼下に広がるのはワン湖。

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ワン湖の奥にはアララト山が聳えています。ノアの箱舟が漂着したと言われる山である一方、現在はトルコ領にも関わらずアルメニア人の精神的支柱の山でもあるという微妙に政治的な問題を抱えた山でもあるのですが、美しいシルエットは目を引きます。

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フライトの途中でお茶をお願いすると、クッキーも一緒に持ってきてくれるあたりは気が利いています。

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ボイコットを受けているサウジやIS占領地域を迂回して、イラン〜トルコ〜黒海と飛行していくルートでした。

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ドーハ出発から5時間近く経ち、ベオグラード上空までやってきました。ドナウ川とサバ川の合流地点に広がる、ヨーロッパでも最古の都市の一つです。

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街の端にある空港もよく見えました。一度ベオグラード上空を通過してから旋回して着陸するアプローチです。

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到着。ユーゴスラビアの首都だった頃の面影は無く、東欧の一小国の首都空港といった程度の規模です。

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入国を済ませたら、タクシーカウンターで行き先を伝えてチケットを発券してもらい、そのままタクシーでホテルへ向かいました。

往路:カタール航空 QR807 成田〜ドーハ ビジネス

急に決まったセルビア出張。本当は羽田発の方がアクセスも楽でいいのですが、既に予約時点で羽田発のフライトのビジネスクラスは満席になっていました。カタール航空は湾岸諸国のボイコットにも関わらず日本線は好調なようです。

当日は、出発時刻の1時間半ほど前に成田のチェックインカウンターに到着。エコノミークラスの方には長蛇の列が出来ていますが、ビジネス側は列も無く、すぐにチェックイン完了です。

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この日の機材はB777-200LR。

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B777のシートはA350B787と違いソロシートではなく2-2-2のの配列なので、窓側に座ると通路へのダイレクトアクセスは確保されません。この日はビジネスクラスが満席だったので、私の隣りの席も埋まってしまい、トイレに出るとき等は少し不便さを感じます。

ただ、シートの前後・左右のゆったりさはかなりのもの。B777といえば、JALのスカイスイートで2-3-2、ANAスタッガードで2-4-2というのが基本の配置。それらと比較すると、その広さがわかるかと思います。

ウェルカムドリンクはロゼシャンパンをもらいました。ビジネスクラスシャンパンを2種類以上積んでいる会社もなかなかありません。

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離陸前の安全ビデオは、いつのまにかFCバルセロナ仕様は終了してしまったようです。

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離陸後、東京の夜景を下界に眺めながら上昇していきます。

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機内食メニュー。カタール航空の長距離線は、アラカルトメニューで好きな組み合わせを自分で注文するスタイルが基本。それに加えて日本路線の場合は和食懐石というセットメニューが離陸後の夕食、到着前の朝食でそれぞれ選べます。

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離陸後は夕食タイム。まずはナッツからスタート。器に入れられた状態で温められたナッツが出てきます。

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続いてアミューズ。これはメニューに記載はありませんが全員に提供されます。

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夕食は和食を選択。前菜とメインがワンプレートで一気に出てきました。この時点で既に22:45頃なので、早く食事を終えて眠りたい乗客へ配慮かもしれません。

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食後のデザートは日本らしい柚子ケーキ。

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満席にも関わらずテンポのいいサービスで、長崎県上空あたりで夕食サービスは終了しました。

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食後はすぐ就寝し、目覚めるとパキスタン上空。7時間半ほど眠れたようです。

飛行経路は中国から中央アジア経由かと思いきや、ヒマラヤの南に回りこみインドを横断していくルートでした。直線距離では中央アジアルートよりかなり長いですが、気流の影響でしょうか。

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まだ到着までは2時間半ほどありますが、目が覚めてしまったので朝食をもらうことに。まずはスムージー。

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朝は洋食で、オムレツと鶏グリル。

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最後にアラカルトから追加でフルーツももらいました。

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朝食後にはGODIVAのチョコレートが配られます。

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夜でも煌々と明るいラスラファンの天然ガスプラント群が見えたら、ドーハもすぐ近くです。

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今までは日本からのフライトだと東からのアプローチが基本でしたが、UAEのボイコットの影響で、現在では北からのアプローチ。そのおかげで、ドーハの夜景を眼下に見ながらの着陸となりました。

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到着は現地時刻の3:05と、朝のピークよりは少し早い時間帯なのですが、なぜかバスゲート。それでも、ビジネス利用客は専用バスが用意されているのでエコノミー利用客を待つ必要もなく、また保安検査場の真下までバスに乗っていけるので、遠いゲートがアサインされるよりは良いのかもしれません。

2017年9月 ベトナム旅行 まとめ

実は訪れるのが初めてというベトナム。騒々しくて観光客相手のぼったくりも多そうな国という認識だったので、ホーチミンハノイ、ダナンという大都市は避け、北部の山岳地帯であるサパを訪れることに。ここにも観光地化の波は既に到達していたものの、少しトレッキングをすればベトナムの農村地帯の雰囲気を垣間見ることもできました。

宿、交通手段、トレッキングガイドやレストランでの食事など、観光客が支出する要素になりそうなものは、タイやマレーシアなど他の東南アジア諸国に比べると今でも相当安く、低予算でも旅行を楽しめる国という印象です。

 

【フライト】

往路の最初の2区間(HND-SIN-KUL)はJALマレーシア発券の復路を利用。往路を3月のマレーシア旅行で利用した分の残りです。その先のKUL-BKK-HANはタイ航空の片道航空券が驚くほど安かった(2.5万円)ので、それを購入しました。東京からハノイであれば直行便も飛んでいるのに、3回も乗り継ぐ行程を選ぶのは余程の物好きでないとありえないでしょう。

復路はJALのマイルを使った特典航空券。香港から東京の区間は特典に空きがなく関空経由となりましたが、結果的にはA350に搭乗することができ悪くありませんでした。

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【旅行記】

1日目:JAL JL35 羽田〜シンガポール ビジネス

2日目:マレーシア航空 MH604 シンガポール〜クアラルンプール ビジネス

2日目:タイ国際航空 TG416 クアラルンプール〜バンコク ビジネス

2日目:タイ国際航空 TG564 バンコク〜ハノイ ビジネス

3日目:バス移動 ハノイ〜サパ

3日目:カットカット村をぶらぶら

4日目:サパ周辺トレッキング

4日目:寝台列車 ラオカイ〜ハノイ

5日目:キャセイドラゴン航空 KA296 ハノイ〜香港 ビジネス

5日目:キャセイパシフィック航空 CX502 香港〜関空 ビジネス

6日目:JAL JL220 関空〜羽田 エコノミー

6日目:JAL JL220 関空〜羽田 エコノミー

日航ホテルで1泊したあとは、翌日の早朝便に乗って羽田へ帰ります。

関空では数年前にLCCターミナルが開業しているのですが、ジェットスター、春秋、バニラ等はまだメインターミナルに残っているようです。LCCターミナルは実質ピーチ専用ということでしょうか。

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6:40発のフライトに合わせて6:10頃にチェックインカウンターへ向かいました。早朝ですが既にカウンターには列が。

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意外なことに、関空には保安検査の優先レーンが備えられていました。ただ、優先レーンが1列しかなく、クルー用と共用でクルーが来ると乗客を待たせて彼女達をさらに優先で通すため、通過にかかる時間は結局通常レーンとあまり変わりません。

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通常レーンはこちら。早朝でもしっかり3レーンオープンしています。

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ゲートは保安検査を通過したら真正面の22番。

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機材はB737。伊丹発のフライトがまだ離陸出来ない時間帯ということでそれなりに需要はある便だと思うのですが、大型機ではありません。

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機内はほぼ満席。特典航空券なのでクラスJは予約できず、今回は普通席。

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早朝便ということで機内では眠っている人も多く、ドリンクサービスはスムーズに進んでいるようでした。私もうとうとしているうちに、羽田に到着。

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7:40に羽田に着いたあとは、入国審査や税関もないのであっという間に制限エリア外へ出ることが可能。東京のオフィス街であれば、このまま始業時刻での出社も問題ありません。

5日目:キャセイパシフィック航空 CX502 香港〜関空 ビジネス

乗り継ぎの保安検査を抜けたらラウンジへ。今回は乗り継ぎ時間が3時間あるので、The Wingでカバナを利用してゆっくりすることに。今まではいつも待つことなく入れたのですが、今回は20分ほど待ち時間がありました。

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壮大なデザインの香港空港。機能性も含め、世界でも好きな空港の一つです。

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関空行きのゲートは24番。

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幸運なことに、リージョナル路線にも関わらず、この日はA350が入っていました。この便の機材は関空で1泊して翌朝に香港に向けて戻るので、間合い運用で入れるには効率が悪い気がするのですが、詳しい事情はよくわかりません。

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優先レーンと一般レーンが左右に分かれて列を作るのが香港空港の標準。

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シート周りは前回搭乗時と変わり無いので省略。リージョナル機材とは雲泥の差です。

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ウェルカムドリンクで選んだのはオリエンタルブリーズというノンアルコールのシグネチャードリンク。いつものキャセイディライトは搭載されていませんでした。

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定刻通りにゲートを離れましたが、滑走路混雑で離陸までは30分ほど待たされました。

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やっと離陸。

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大型機ばかりが並ぶこの光景はいつ見ても圧巻です。

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機内食メニュー。先ほど乗ったハノイ線よりは充実しています。

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ドリンクページのシグニチャードリンクの欄には先ほどウェルカムドリンクで出てきたオリエンタルブリーズも載っていました。

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まずはナッツから。日本路線は特別仕様のおつまみがサーブされます。

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どこかで見た食事だと思ったら、昨年秋に乗ったB747の羽田線と全く同じ内容でした。

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メインの選択肢も同じ、そして選んだのも同じビーフです。

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食後はフルーツだけもらいましたが、出てくるフルーツの種類まで昨年と同じ。昨年の搭乗も9月だったので、メニューは月毎で固定されているのかもしれません。

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ハーゲンダッツでシメ。

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食後は、久しぶりにアンケートを頼まれました。今までに何度か書いたことがありますが、チケットが当たったことはありません。

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最新機材なのでフライトマップも機能が多く、これだけで楽しめます。

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関空に到着。スーパーマリオと仲間たちが出迎えてくれます。外国人旅行客向けにはKANSAIよりもOSAKAの方が解りやすいと思うのですが、大人の事情があるのでしょう。

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この日は関空に隣接している日航ホテルに1泊。

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5日目:キャセイドラゴン航空 KA296 ハノイ〜香港 ビジネス

ノイバイ空港の国際線ターミナルは2014年末に開業したばかりで現代的な建物です。

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新ターミナルの建設には円借款が供与されていました。施工は大成建設とのこと。

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日本企業が施工しているせいか、チェックインフロア部分の屋根は関空を彷彿とさせる造りです。チェックインカウンターには出発の2時間前に到着しましたが、特段混雑も無し。

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午前中の出発便一覧。一番上に表示されているJALは大幅な遅延。日系キャリアにしては珍しい気がしますが、結局24時間近く遅延してこの日の夜に出発したようでした。

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チェックイン時にはボーディングパスと一緒にラウンジインビテーションも入手。NIAラウンジもしくはベトナム航空ラウンジが利用できるようです。

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特段優先レーンの無い保安検査と出国審査を通り抜け、制限エリアへ。最初に見つけたのがNIAラウンジだったのでそちらに向かうことに。JALANAをはじめとする外航の大半はここが指定ラウンジになっています。

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朝の時間帯は出発便がそこまで多くないのか、ラウンジ内部は空いています。窓ガラスから日光が存分に取り入れられており、明るい雰囲気。食事もホットミールを含め10種類以上用意されており十分国際線スタンダードですし、シャワーも2ブース設置されています。また、日本人の利用者が多いのか、日本語の新聞や雑誌類も充実していました。

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 搭乗時刻が近づきゲートへ向かうと、まだボーディングは開始されていないものの、既に長蛇の列ができていました。

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それでもしっかり優先レーンが確保されているので安心。

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この日の機材はA321。

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ビジネスクラスのシートはキャセイ本体のリージョナル機材と同じ種類です。

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ハノイから香港までは500マイルちょっとと、羽田〜福岡とほぼ同じ距離ですが、それでもサービスはしっかりしているのがキャセイ。ウェルカムドリンクもしっかりサーブされます。

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機内食メニュー。10:35発のフライトですが、食事の括りは朝食ではなくLunch/Dinnerとなっていました。

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ビジネスの搭乗率は50%程度でドアクローズ。タキシングの途中に問題のJAL機が見えました。

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地図を見ると、思ったよりもハノイは香港の近くにあることがよくわかります。南部のホーチミンよりも近いくらいです。

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離陸。

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離陸から着陸までは1時間半程度。水平飛行に入ると早速食事のサービスが始まります。

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メインの料理がワゴンで運ばれてきて、自分で実際のプレートを見て選べるのはキャセイ本体と同じ。魚が洋食で鶏が中華だったので、中華の方を選びました。

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食後はハーゲンダッツ。さすがにチーズやチョコレートのサービスまではありません。

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あっという間にもう香港上空。

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香港とマカオ、本土を結ぶ橋もいよいよ完成が近い様子。

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ドラゴン航空ということで、またしても到着はサテライトターミナル。

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連絡バスでメインターミナルへ移動し、乗り継ぎです。

 

4日目:寝台列車 ラオカイ〜ハノイ

ハノイへの帰路はバスではなく寝台列車を利用します。チケットはサパで滞在していた宿のレセプションにお願いして手配してもらいました。

鉄道駅は、サパの町から35km離れた中国国境の町ラオカイにあります。ラオカイまでは宿に手配してもらった送迎車で1時間ほどです。

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ラオカイ駅は近代的な造り。電飾の派手派手しさに東南アジアを感じます。

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ラオカイからハノイへの夜行列車は1日に数本出ていますが、それぞれの列車の中でも、各車両毎に別々の会社によって運営されており、選択肢自体は10社くらいある様子。今回宿で手配してもらったのはChapa Expressという会社のチケットです。駅にはChapa Loungeという専用のラウンジも設置されています。

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ラウンジといっても空港のラウンジとは違い、飲み物も食べ物も全て有料。専用待合室といったところです。

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シャワーは無料で使えます。サパでの日帰りトレッキングで汗をかいていたので、これは助かりました。

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ラウンジ内で、宿で受け取った引換証をチケットと交換。

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座席番号は手書きです。

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ラウンジ内の食事は値段が高い割にパスタやピザ等の洋食ばかりだったので、駅前のレストランで適当に夕食。Fantaと違いSpriteは世界標準のパッケージのようです。

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出発時刻が近付くとラウンジ内に乗車開始のアナウンスが流れ、全員一斉に乗車。今までに乗った寝台列車に比べると狭めの通路設計で、大きいバックパックの欧米人旅行客は四苦八苦しているようでした。

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4人個室です。今回同室となったのはタイ人の3人家族でしたが、英語があまり得意ではないようでコミュニケーションはそこまで取れず終い。

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アサインされたのは上段。相当背が高くない限り、足を伸ばして寝るには十分な広さです。各席には水のボトル、スナック菓子、歯ブラシも常備されており備品は十分ですが、なぜか真夜中に冷房が数時間止まり、その間コンパートメントは蒸し風呂状態であまり眠れませんでした。

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ラオカイを定刻の21:10に出発し、ハノイに到着したのは朝5:30。

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寝台列車で多くの人が到着することを見越し、ハノイ駅の出口はタクシーやバイタクのドライバーでごった返しています。

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早朝ということもあり、外国人だとボラれそうな予感がしたので、駅から50mほど離れたところでUberを拾ってホアンキエム湖へ。スマホが普及して旅行もしやすくなったものです。

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空港へ直行するには少し時間が早かったので、ホアンキエム湖の周辺をぶらぶら。

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まだ朝も早いのですが、湖畔では体操をしているおばちゃん集団やランニングをする人たちが大勢。ベトナム人の朝は早いようです。

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ソ連を彷彿とさせる彫像です。

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朝からバドミントンに興じる人も。運動好きなのは国民性でしょうか。

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空港に向かう前に、ロンプラ一押しの食堂で朝食を。

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朝しかオープンしていない、ブンリュウクア (Bun Rieu Cua)という麺料理の専門店です。ホアンキエム湖からほど近い、Hang Tre通りに店を構えています。

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ブンリュウクアとは、カニで出汁を取ったスープに、牛肉やトマトが入った麺料理のこと。ハノイの名物料理とのこと。初めて目にする料理ですが、カニの出汁がしっかりと出ていて最高の味です。朝食限定なのがもったいないくらい。

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最後にハノイのローカルフードで腹も満たしたところで、再びUberを呼んで空港へ向かいました。